「箱入り息子の恋」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「箱入り息子の恋」ネタバレ あらすじ
ラブストーリー

映画「箱入り息子の恋」は、星野源主演、市井昌秀監督の2013年の日本映画です。

この映画「箱入り息子の恋」のネタバレ、あらすじやラスト最後の結末、見どころを紹介します。

35歳独身&童貞男の初恋の行方を描く「箱入り息子の恋」をお楽しみください。

 

「箱入り息子の恋」キャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: 市井昌秀
脚本: 市井昌秀 他
製作総指揮: 木下直哉 他
音楽: 高田漣
撮影: 相馬大輔

■ 主要キャスト
天雫健太郎:星野源
今井奈穂子:夏帆
天雫寿男:平泉成
天雫フミ:森山良子
今井晃:大杉漣
今井玲子:黒木瞳
ふなこしさん:穂のか
大場くん:栁俊太郎

 

「箱入り息子の恋」あらすじ

職場と自宅を往復する毎日を送る健太郎(星野源)は、彼女いない歴=年齢の35歳。

見かねた両親が親同士が婚活する“代理見合い”に参加し、お見合いをセッティングします。

健太郎はそこで出会った、病気で視力を失った美女・奈穂子(夏帆)に生まれて初めて恋に落ちますが両家の両親は猛反対。

しかし、二人はこっそり付き合い始めます。

健太郎は彼女の存在によって次第に変わっていきます。

そしてお互いに惹かれあっていくのですが・・・

 

「箱入り息子の恋」ネタバレ

市役所に務める35歳の天雫(あまのしずく)健太郎(星野源)はこれまで女性と付き合った経験もなく、いまだに実家で両親と暮らしています。

趣味は貯金と格闘ゲームとペットのカエルの飼育。

女性の気配すらない健太郎の将来を思って父・寿男(平泉成)と母・フミ(森山良子)は思い悩みますが、当の健太郎は昼食すら家に帰って食べ同僚とのコミュニケーションも必要最小限しか行わない有様です。

そこで両親も息子を気遣い、親同士が子どもに代わって相手と対面する「代理見合い」への出席を決めます。

 
そこで会社を経営する今井晃(大杉漣)玲子(黒木瞳)夫妻と知り合いますが、晃は健太郎のプロフィールを聞いただけで「未だに実家で両親と暮らしている、内気で貯金だけが趣味の何の取りえない男だ」と斬り捨て、別の将来有望な男性とのお見合いをセッティングしようとします。

実は今井夫妻の娘・奈穂子(夏帆)は目が不自由で、夫妻は彼女の将来を案じて安心できる相手を探してあげていたのでした。

 
その数日後、健太郎はお見合いの事を知らずに雨宿りをしている女性に傘を貸してあげます。

それが奈穂子でした。

傘に書かれた名前から、その事を知った玲子は思い切って健太郎の両親に連絡を取り、夫の反対を押し切ってお見合いを決めます。

思いもしなかった見合いの申し出に健太郎の両親は大喜びします。

健太郎は「僕は結婚はしない」と突っぱねようとしまうが、寿男は食い下がり、渋々ながら見合いをすることを承諾します。

 
ホテルのティールームでのお見合いは、最初は和やかに始まります。

しかし、晃が健太郎の仕事について質問をはじめ「入ってから13年も同じ部署にいて移動も昇進もしないのは野心がない証拠だ。そんな頼りない男に奈穂子を任せるなどあり得ない」と言い始め、一気に険悪な雰囲気になります。

息子への辛辣な物言いに耐え切れなくなった天雫夫妻は席を立ってその場を去ろうとしますが、健太郎は「菜穂子さんはどう思っていらっしゃるんでしょうか?」

「貴方と菜穂子さんの見えているものは違うんじゃないでしょうか?」と思いの丈をぶつけます。

 
その場は結局お開きとなりましたが、菜穂子に健太郎を想う気持ちが芽生えている事に気が付いた玲子は、昼休みにこっそり健太郎を呼び出し合ってくれるように頼みます。

お互いに異性と付き合ったことの無い二人は、最初のデートだと言うのに吉野家に牛丼を食べに行きます。

しかし、お互いの前ではありのままの自分でいられると気付きます。

そして、また牛丼を食べに行ったり、お互いの好きなものの事を話したり、同じ市役所に務める船越(石橋穂乃香)にバレて励まされながらぎこちなくも微笑ましい交際を続けてゆきました。

 
健太郎自身も、自ら昇進試験の勉強を始めるなど、生活に変化が見え始めます。

やがて、お見合いの日から2ヶ月ほどが経った頃、健太郎は菜穂子に「貴方の事が好きです」と伝えます。

相手の表情を見る事が出来ない菜穂子は「言葉にしてくれたことがとても嬉しい」と告白を喜んでくれました。

そして「健太郎さんの事がもっと知りたい。手の感触や声だけでなく全部・・・」と頼みます。

 
暫く後、二人はホテルの一室にいました。

愛し合おうとしますが、健太郎は上手く出来ませんでした。

しかし菜穂子は「気にしないで」と優しく抱きしめてくれました。

しかし、突然二人の前に晃が現れて菜穂子を強引に連れて帰ろうとします。

健太郎は土下座をして交際を続けさせてほしいと頼みますが聞き入れてはもらえませんでした。

その時、道路に立ち尽くしていた菜穂子が車にひかれかけますが、いち早く気が付いた健太郎が飛び込み身代わりで轢かれてしまいます。

 
菜穂子達が病室に見舞いに行くと、ベッドには体中に包帯を巻かれた健太郎が横たわっていました。

言葉が見付からずに立ち尽くす菜穂子に、傍らにいたフミは「さっさと帰って」と冷たく言い放ちます。

やがて健太郎は退院しましたが、菜穂子と連絡が取れなくなり、二人は合わないままに時が過ぎてゆきました。

 

「箱入り息子の恋」ラスト最後の結末

ある日、健太郎は吉野家に入ってゆく菜穂子を見掛ます。

後を追って健太郎も入りますが、菜穂子は牛丼を食べながら泣いていたのです・・・

それを見て同じく泣いてしまう健太郎。

しかし、声はかけられないまま見守るしか出来ませんでした。

 
そんな健太郎の状況を知った船越は「恋は恥ずかしくていいんだよ!」と怒鳴られてしまいます。

何も言えずに自分の机に戻った健太郎でしたが、自分の気持ちを抑えきれなくなり、突然たちあがって上司に早退を申し出ます。

 
市役所を飛び出してした健太郎は一心不乱に菜穂子の家に向かって走り続け、たどり着いた時には夜中になっていました。

何とかして両親に気付かれる事なく菜穂子に会いたいと思った健太郎は、衝動的に菜穂子の部屋のベランダに続く柱に飛びつき昇り始めました。

何とかベランダの手すりに手をかけたものの、それ以上は動けなくなってしまいました。

どうしようもなくなった健太郎は自分の存在を菜穂子に伝えようとして思わずカエルの鳴きマネをします。

その鳴きマネを耳にした菜穂子はすぐに健太郎が来たと気付いてベランダに飛び出し、そこにいた健太郎の腕を取って引き上げました。

 
程なくして、二人は菜穂子のベッドで抱き合っていました。

幸せ過ぎて思わず声が出てしまい、不審に思った菜穂子の両親が部屋に飛び込んできてしまいます。

健太郎がいる事に驚いた晃は衝動的に殴りかかってしまいます。

ボコボコにされながらも健太郎は菜穂子の元に行こうとしますが、足が縺れてすれ違い、勢い余って手すりを乗り越えて下に落ちてしまいまいました。

 
そしてまた暫く時が経ち、病室のベッドの上で黙々と点字の手紙を綴る健太郎の姿がありました。

そして菜穂子は届いた手紙を読んで笑い続ける毎日を送っていました。

二人の交際を反対するものはもう誰もおらず、天雫夫妻は健太郎に向けていた情熱を健太郎が使わなくなった格闘ゲームに向けてハマりつつあるのでした。

完。

 

「箱入り息子の恋」見どころ

健太郎と菜穂子が最初のデートの時、吉野家に案内するために手を引こうと「菜穂子さんと手をつないでも宜しいでしょうか?」と少し離れた所で見守っていた玲子にわざわざ申し出たり、牛丼を食べている時に菜穂子が左利きである事に気付くと、さり気なく右手側の席に移動したりなど、不器用ながらその真っすぐさが微笑ましいシーンが沢山にありました。

健太郎の事を思うあまり
「この格闘ゲームで俺が勝てたら見合いにいけ」と言う父・寿男や、健太郎と菜穂子の電話を隣の部屋で盗み聞くなど天雫夫妻のコミカルな行動も見どころの一つです。

 
主演の健太郎は星野源さん、菜穂子は夏帆さんと実力派の二人が演じており、初々しくも自分の気持ちに真っすぐに向き合い、それまでの殻を破ろうとする演技も良かったです。

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盲目であるために両親の庇護のもとに暮らしてきた菜穂子と、几帳面で毎日決まった事を繰り返す健太郎は、親に依存している点で似た者同士だったように思います。

それがお互いに心惹かれる相手に出会い、今まで考えたことの無かった将来を夢見るようになります。

それは、両親の元から二人揃って羽ばたこうとする姿のように思えました。

恋する事の初々しさや切なさ、見ていて色々な感情が胸に湧き上がってくる作品です。

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