映画「グーニーズ」は、ショーン・アスティン主演、リチャード・ドナー監督の1985年のアメリカ映画です。
この映画「グーニーズ」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見どころについて紹介します。
悪ガキ集団が、海賊の秘宝を探す大冒険をする「グーニーズ」をお楽しみください。
総指揮をスティーヴン・スピルバーグが務め、この映画からゲームや主題歌が大ヒットし当時はグーニーズブームとなりました。
■ スタッフ
監督: リチャード・ドナー
製作: リチャード・ドナー他
製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ他
脚本: クリス・コロンバス
撮影: ニック・マクリーン
音楽: デイヴ・グルーシン■ 主要キャスト
マイケル・ウォルシュ(マイキー) – ショーン・アスティン
クラーク・デヴリュー(マウス) – コリー・フェルドマン
ローレンス・コーエン(チャンク) – ジェフ・コーエン
リッキー・ワン(データ) – キー・ホイ・クァン
ブランドン・ウォルシュ(ブランド) – ジョシュ・ブローリン
アンドレア・カーマイケル(アンディ) – ケリー・グリーン
ステファニー・スタインブレンナー(ステフ) – マーサ・プリンプトン
「グーニーズ」あらすじ
海賊の伝説が残る田舎町に住むマイキーは、父親の借金のために土地を明け渡さなければなりませんでした。
そんな中、マイキー・マウス・チャンク・データのグーニーズの4人は、伝説の大海賊「片目のウィリー」の宝の地図を見つけます。
宝があれば借金も返せる・・・
グーニーズの冒険が始まりますが、そこにギャングのフラッテリー一家も加わって・・・
激しい宝の争奪戦の始まりです。
「グーニーズ」ネタバレ
マイキーは兄のブランドに家が売られてしまうことについて愚痴をこぼしていました。
この辺一帯を買い占めようとする業者に対して、父が契約書にサインをするのも時間の問題…
そんな悩みを抱えつつも、いつものメンバーで遊び始めます。
「グーニーズ」はマイキーと、太った食いしん坊のチャンク、イジワルなマウス、当たり外れの多い発明品を作るデータの4人組。
マイキーの家でいつも通りワイワイしていると、母親に留守をするよう言われるのでした。
そこで、屋根裏部屋のガラクタは博物館へ寄付するという話を聞いたマウスたちは、マイキーが止めるのを無視して骨董品等を勝手にいじります。
ふざけ合ってた子供たちですが、そこで伝説のお宝のありかを示す古びた地図を発見!
「これがあれば立ち退かなくて済むかもしれない…」そう信じたマイキーは仲間と共に探しに行くことを決意したのです。
しかし、喘息を心配され雨の日だったこともあって、母親から外出を禁じられていたマイキー。
まずは見張りのブランドを拘束して家から出ることに成功しつつも、地図が示していたレストランを目指しました。
この時期には空いていないハズのレストランの中へ忍び込むことをチャンクは嫌がりますが、みんなは彼を差し置いて入っていきます。
すると、大柄な「ママ」と呼ばれる女性と手下の男2人がいたことに驚くグーニーズ。
彼らは水を出してもてなそうとしましたが、マイキーはトイレに行くフリをして地下を散策…
しかし、迎えに来た兄と共に建物の外へ出されてしまうのでした。
一度は出て行ったグーニーズですが一家が出掛けたのを見計らって再び中へ。
こっそり忍び込むと今度は地下で色々と発見をし、冷蔵室を見つけたチャンクはアイスに釣られて中を開けた瞬間、死体が倒れてきたことに驚きます。
そう、ここを隠れ家としていた一家は実は「フラテリー一家」と呼ばれる指名手配犯!
危険察して逃げ出そうとしたグーニーズですが、戻ってきた一家の目をかいくぐるために暖炉の隠し穴へ…
見つからないように先に進むことを決意したマイキーたちですが、他に気を取られていたチャンクは置いてけぼりにされてしまいました。
初めての地下道探検で色々なモノを発見しながら、騒動を起こしていく中でタバコの吸い殻があったことから前に誰かがこの道を通ったと判断。
さらに進んでいくとそこには人の骨が…
叫ぶ一同は「プロでも宝を発見できずに死んでしまった」という不安を抱くようになります。
その時、仕掛けられていたトラップが発動して巨大な岩が落ちてきました。
慌てながらも先へ進みます。
今度は蝙蝠に襲われて思わず「おすわり!!」と言ってしまったり・・・
そして滝に辿り着いたのです。
そこにはリンカーンやケネディの絵の金貨と銀貨がたくさん落ちており、「願い事の井戸」と呼ばれていたと知りました。
だからお願いがかけられている硬貨を持っていくのはやめようと言い出すマイキー。
船のお宝を目指して再び歩き出すと、300年前の地図と示されたヒント、そして冒険家のチェスターの痕跡…
一度は地上に続く井戸からの地上へ帰ろうと言いだす面々もいましたが、マイキーは「僕らはグーニーズだぞ!」と皆を鼓舞しついにヒントが示す場所へたどり着きます。
「西へ流れろ3つの山」という暗号が示す壁の石の形を見つけて、そこにガイコツが持っていたカギを当てはめたことで先に進めるようになって喜ぶチーム…
しかし、もう一つの罠が作動してデータが穴に落下。
しかし間一髪、万能フックで底のトゲにぶつかる寸前に助かったのです。
そんな冒険も束の間、それぞれがトイレを済ませてのんびりしていると、なんと一家が追ってきていました。
そこで、データは「すってんころりんだ!」と言って靴の仕掛けを作動させると靴底からオイルが出てきて丸太の一本橋を滑りやすくします。
それで一家を足止めしました。
さらに先に進むと今度は骸骨が壁に張り付けになっていたのを発見。
他にも、地図に音符が描かれていたり・・・そうこれはヒントだったのです。
数本の横並びになった指の骨を鍵盤に見立てて譜面通りに弾いてみます。
しかし、数回間違えてしまってその度に崩れる足場…
シャープとフラットの音符に悩みながらもその先に進むことができました。
「グーニーズ」最後ラストの結末
数々の困難を経て、広い場所に抜けた一同が目にしたのは湖上にあるウィリーの海賊船!
船の中にはたくさんの骸骨。
散策しますが、なかなか宝物が見つかりません。
そのうち誤って仕掛けを作動させてしまいましたが…
その先には、なんと宝物に囲まれた複数の骸骨と片目のウィリーの骨がありました。
マイキーは彼に敬意を払いながら、仲間と共に金貨や宝石をポケットに詰め込みました。
その時、フラテリー一家が追い付いてきたのです。
そこで、データが再び発明品で応戦しようとしますが、結局彼らに捕まってしまいます。
しかたなく、人質になった友人のためにグーニーズは持っていた宝物を差し出しました。
その頃、一家に見つかって拘束されていたチャンクは、見張っていたスロースにチョコをあげようと投げますが、手元が狂って頭にぶつけてしまいます。
スロースは空腹だったこともあり、それを取ろうと手錠を砕いてチョコを拾い、チョコがきっかけでチャンクと仲良くなったのです。
そして、2人はマイキーたちを追いかけて合流し、スロースはそのまま3人組をやっつけて逃げるのを手伝います。
壁などが崩落する中、スロースが身を挺して道を開けてくれたおかげでグーニーズは地上へ脱出できたのでした。
助かったことに安堵し、行方を心配していたそれぞれの家族が迎えに来る中、偶然持っていた宝石類を発見したマイキー。
これは、フラテリー一家も見落としていたのです。
これで借金の心配はなくなりました。
立ち退かずに済むことに全員で喜び物語は幕を閉じます・・・
・・・その時、洞窟から現れた、片目のウィリーの海賊船が、ゆっくり海へ向かって進んで行くのでした。
THE END
「グーニーズ」見どころ
これは子供版「インディジョーンズ」です。
(データ役のキー・ホイ・クァンは「インディジョーンズ」にも出演していますね)
理屈抜きに楽しめるジェットコースタームービー。
見どころはインディジョーンズのようなSFXを駆使したいろいろな仕掛け。
そして今でも活躍している俳優さんの子役時代が見れることです。
例えば、マイキーを演じたショーン・アスティンは「ロード・オブ・ザ・リング」のサム役で出演しています。
ブランド役のジョシュ・ブローリンは「L.A.ギャング ストーリー」や「アベンジャーズ」に出演してます。
あ、どっかで見た顔だな。と思ったら探してみるのも面白いかも。
「グーニーズ」のスリルとドキドキ感満載の宝探しをお楽しみください。