映画「グラスハウス」は、リーリー・ソビエスキー主演、ダニエル・サックハイム監督の2001年アメリカ映画です。
この映画「グラスハウス」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
交通事故で両親を亡くし引き取られた先は・・・「グラスハウス」をお楽しみください。
■ スタッフ
監督: ダニエル・サックハイム
製作: ニール・H・モリッツ
製作総指揮 : マイケル・I・ラックミル
脚本: ウェズリー・ストリック
撮影: アラー・キヴィロ
音楽: クリストファー・ヤング■ 主要キャスト
ルビー・ベイカー:リーリー・ソビエスキー
エリン・グラス:ダイアン・レイン
テリー・グラス:ステラン・スカルスガルド
ナンシー・ライアン:キャシー・ベイカー
ベグレイター:ブルース・ダーン
レット:トレヴァー・モーガン
ジャック:クリス・ノース
デイヴ:マイケル・オキーフ
グレイス:リタ・ウィルソン
「グラスハウス」あらすじ
女子高校生ルビー・ベイカー(リーリー・ソビエスキー)は、突然の両親の交通事故死という悲しみにあいます。
ルビーは弟のレット(トレヴァー・モーガン)と二人きりになってしまいます。
ところが、二人には400万ドルの遺産が残されていました。
両親は実は資産家でもあったのです。
そして、二人が成人するまでは両親の遺言に従って、知人であるグラス夫妻が面倒を見ることになります。
夫はテリー・グラス(ステラン・スカルスガルド)で実業家、妻はエリン・グラス(ダイアン・レイン)で医師の夫婦でした。
姉弟は住み慣れた家を離れ、美しいマリブ・ビーチのグラス夫妻のもとへと引き取られていきます。
その家は、ガラス張りの美しい豪邸でした。
このまま姉弟は新しい生活を始めるのでしたが、しだいにこの夫婦に違和感を感じ始めます。
この姉弟の運命は?・・・
「グラスハウス」のネタバレ、最後のラスト結末は?
このグラス夫妻の目的は、ルビー(リーリー・ソビエスキー)と弟レット(トレヴァー・モーガン)に与えられた遺産でした。
ルビーの両親も、事故死に見せかけたグラス夫妻のしわざだったのです。
実はテリー(ステラン・スカルスガルド)は、名ばかりの実業家でかなりの浪費家。
妻のエリン(ダイアン・レイン)は、麻薬中毒者でした。
テリー(ステラン・スカルスガルド)の職場には借金取りに脅されていました。
完全にこのグラス夫妻はお金に困っていたのです。
グラス夫妻のたくらみに気づいたルビー(リーリー・ソビエスキー)でしたが、逃げ出したものの捕まってしまいます。
グラス夫妻は開き直り、ふたりを監禁します。
最初はココから逃げ出す事だけを考えていたルビー(リーリー・ソビエスキー)でしたが、しだいに復讐を思いつきます。
借金取りを呼び寄せ、ブレーキに細工してあった車(テリーが細工した)に、まんまとテリーを乗せるようにしむけます。
とうぜん、その車はクラッシュ。
借金取りは絶命しましたが、テリーは生きていて、再び姉弟に襲い掛かります。
パトカーに乗せられてきた姉弟に、拳銃を持ったテリー。
最後はルビー(リーリー・ソビエスキー)が、パトカーを運転してテリー(ステラン・スカルスガルド)を轢いてやっつけます。
そしてルビーとレットは、母親の弟である叔父さんに引き取られてTHE ENDです。
ちなみに妻、エリン(ダイアン・レイン)は中毒死してしまいました。
罪悪感で薬に逃避してしまった結果でしょう。
「グラスハウス」見所ポイント!
優しそうなグラス夫妻が、徐々に本当の素顔を見せていく所がかなりスリリングです。
ルビー(リーリー・ソビエスキー)が、次々に怪しい証拠を発見していく度に、夫妻の怪しさもヒートアップしていきます。
しかし、ルビー(リーリー・ソビエスキー)がやられっ放しの恐怖に我慢しっぱなしでないのが、この映画のミソです。
高校生とは思えない行動力で、事実を暴いていきます。
そして両親の復讐までも・・・
あっぱれ高校生です(笑)
その逆に弟はお人よし・・・
疑うことを知りません。
最終的にはルビー(リーリー・ソビエスキー)の作戦勝ちで、見事にテリー(ステラン・スカルスガルド)をやっつけます。
単純ながらストーリーがしっかり出来ていて、想像以上に楽しめます。
弁護士のベグレイター(ブルース・ダーン)は、結局役立たずで(笑)、最後は借金取りにやられてしまいました。
後半は立場が逆転、テリーがルビーに追い詰められる展開は爽快です。
掘り出し物の映画を見つけたようで楽しめました。