映画「フールズ・ゴールド/ カリブ海に沈んだ恋の宝石」はマシュー・マコノヒー主演、アンディ・テナント監督の2008年の映画です。
この映画「フールズ・ゴールド/ カリブ海に沈んだ恋の宝石」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
カリブ海に沈む秘宝をめぐり、恋と冒険を描く「フールズ・ゴールド/ カリブ海に沈んだ恋の宝石」をお楽しみください。
「フールズ・ゴールド/ カリブ海に沈んだ恋の宝石」あらすじ
トレジャー・ハンターのベンジャミン・“フィン”・フィネガン(マシュー・マコノヒー)は、8年間もの間、カリブ海に沈むスペイン王国フェリペ5世が王妃へと贈ったと言われている宝を探すのに夢中になっています。
その宝は40個もの宝箱に埋め込まれているらしいのです。
そんなものに夢中になっているフィンは妻のテス(ケイト・ハドソン)に愛想を尽かされ離婚調停中です。
ある日、友人のアルフォンズ(ユエン・ブレムナー)と海に潜っている時、不運が重なりその船は爆発してしまいます。
その時偶然にも探していたお宝の一部と思われる皿の破片を手に入れることに。
その様子を見ていたビッグ・バニー(ケヴィン・ハート)の手下たち。
爆発してしまった船はバニーの所有している物でした。
フィンはコンプレッサーの修理代として渡されていた金を使い込んでいました。
バニーに捕まり、お宝の一部を奪われた挙句、足に重りをつけられそのまま海へと放り投げられてしまうのです。
そんな絶体絶命のピンチを救ってくれたのは偶然通りかかったヨットでした。
テスとの離婚調停に遅刻してしまったフィンは、離婚が成立してしまっただけでなく、僅かな財産も全てテスの手に渡ってしまいました。
しかし、フィンの運が良いのか大富豪のナイジェル・ハニーカット(ドナルド・サザーランド)の娘ジェマ(アレクシス・ジーナ)の帽子を海で拾いナイジェルと知り合い、ナイジェルの豪華クルーザーに乗せてもらうことになるのです。
その船ではテスが料理担当のスタッフとして乗っていました。
ナイジェルに秘宝の話をしたフィン。
その話に興味を持ったナイジェルは秘宝探しに協力すると申し出るのです。
こうして宝探しが始まるのですが・・・
「フールズ・ゴールド/ カリブ海に沈んだ恋の宝石」ネタバレ
早速翌日から秘宝探しを再開させたフィンでしたが、向かった先にはかつてフィンに宝探しのノウハウを教えていたモー・フィッチ(レイ・ウィンストン)がバニーに雇われ秘宝を探していました。
フィンはどうにか自分が秘宝を見つけられる様、モーの邪魔をしようと海に潜ります。
テスは、海に潜ったフィンにモーたちが気付かないよう、ジェマにモーたちの乗組員に声を掛けさせます。
しかし、ジェマが海中にフィンがいることを口にしてしまい、モーの乗組員が咄嗟に爆破装置のスイッチを入れてしまうのです。
爆破に巻き込まれ、海中から空へと投げ出されたフィンは、そのままモーたちの船に落下します。
またバニーに捕まってしまったフィン。
フィンは、モーだけでは見つけられる宝は半分だと言い、他からの10%の金額と借金を全て返すからと条件をだします。
しかし、バニーは宝を見つけたら命だけは助けてやると言い、宝を独り占めしようとするのです。
解放されたフィンは宝探しを続行しますが、何の手がかりも見つかりません。
そんな中、フィンとテスは、ハリケーンに巻き込まれたスペイン艦隊が全滅する直前に旗艦から高速艦に宝箱を積み替えたのではないかと仮説を立てます。
宝の地図を残したしたセバスチャンという人物が宝を積み替えた人物で、高速艦が消えたオーレーリア号だとすると全て辻褄が合うのです。
更に、セバスチャンは、船の座礁を避けるために北の入り江にオーレーリア号を乗り上げたのではないかと推測するフィン。
仮説をもとに海底を探索したフィンとテス。
推測した通り、オーレ-リア号のプレートと大砲が見つかるのです。
しかし、宝箱は一向に見つかりません。
テスは、その島にある古い教会にセバスチャンに関する物があるのではないかと推測し教会へ向かってみることに。
そこにはセバスチャンについて書かれた日記がありました。
日記には「オーレーリア 1715年」と刻印された女性の墓があると記されていました。
宝はこの墓に隠してあるのです。
墓を見つけて掘り出してみると、セバスチャンの日記が見つかります。
そこには、宝の入り口は12月にしか開かず1月から11月まではクジラの潮吹きだけがその通路になると記されていました。
暗号のようなその文章を解読したフィン。
冬至の日にだけ現れる潮吹きする岩の裂け目、つまり洞窟の中に宝が隠されていると推理するのです。
やっと宝の場所を特定できたフィンとテスでしたが、彼らを見張っていたバニーらが現れます。
日記を寄こせというバニーたちと揉み合いになったフィンとテス。
どうにかそこから逃げ出しますが、スクーターで逃げている途中、木の枝に引っかかってスクーターから落ちてしまったテスはバニーらに捕まり、フィンはそのまま崖に転落してしまうのです。
テスはバニーらに捕われながら、潮吹き岩の場所まで案内することに。
縄を括られ、岩の中に入らされるテスでしたが、宝がないことを告げるとバニーに雇われた殺し屋はテスを括っていた命綱をそのまま岩の中に投げ入れるのです。
テスは仕方なく岩の底の海中に潜り泳ぎながら抜け道を探します。
その時テスの目の前にお宝が現れるのです。
しかし、その先からは岩の裂け目に向かって勢いよく海水が流れ込んできていました。
テスは慌てて自分に括られているロープを宝の山に括り付け海水に飲まれないようじっと耐えるのです。
岩の上で様子を伺っていた殺し屋たちは、噴き上げる海水に金貨などが混ざっているのを確認しバニーに報告をします。
その頃、フィンはモーに連絡しテスがバニーに捕まって殺されるかもしれないと電話で話、助けてもらえるよう協力を依頼するのです。
モーからそのことを聞かされたナイジェルたちはテスを救助するために潮吹き岩の場所まで向かうことに。
テスは海水が噴き上げる度に海中に潜り流されないよう耐えることを続けていました。
殺し屋たちは酸素ボンベを着けて海中に潜り宝を引き上げようとしていましたが、テスが生きている事に気付き殺そうとします。
そこへやって来たフィン。
飛行艇で宝採掘の様子を伺っていたバニーに発砲されるも、テスが岩の中にいることに気付きフィンもそこへ落ちてテスを助けようとします。
フィンが海中に潜ると、殺し屋がテスにナイフを振りかざしているところでした。
どうにかナイフを振り落としたフィン。
テスはそのナイフを拾って殺し屋の足にナイフを刺します。
その時また海水が勢いよく流れてきました。
テスはフィンをぎゅっと掴みロープを握りながらその水圧に耐えます。
しかし殺し屋は酸素ボンベもフィンとテスに奪われ命綱などない状態なのでそのまま海水に押し上げられ命を落とすのでした。
「フールズ・ゴールド/ カリブ海に沈んだ恋の宝石」最後ラストの結末は?
助けに来たモーは海中にもう一人の殺し屋がいる事に気付きそのまま潜って懲らしめようとしますが、銛で攻撃されてしまいます。
そこへやって来たフィンとテス。
海中で殺し屋と揉み合いを始めます。
テスはモーの怪我の手当てをする為海上へとあがりますが、そこにはバニーの飛行艇がありました。
バニーはモーたちから逃げるためテスを人質に取って飛行艇に乗り込みます。
慌てて飛行艇を追うフィンでしたが、間に合いません。
そこへジェマがジェットスキーに乗って現れます。
ジェマに協力してもらって飛行艇に追いついたフィンは飛行艇が飛び立つ前にどうにか機体に掴まる事ができました。
しかし空を飛ぶ機体に掴まったフィンは身動きが取れません。
フィンの事に気付いたバニーはフィンに向かって銃を発砲し、どうにかよけていたフィンでしたが逃げ場が無く絶体絶命のピンチを迎えます。
その時、バニーに殴られ気を失っていたテスが目を覚まし、フィンを狙うバニーを飛行艇から突き落とすのです。
バニーは落とされる瞬間、銃で飛行艇の底に銃を撃っていたため、燃料が漏れ高度を下げていく飛行艇。
どうにか操縦を試みる二人でしたが、速度を下げて着水する決心をします。
着水時に飛行艇はバラバラに壊れてしまいますがフィンとテスは生きていました。
そして再び愛を誓い合うのです。
フィンたちが見つけた宝は海洋博物館に展示されることになりました。
そのオープニングイベントでリボンカットをするフィンたち。
テスのお腹にはフィンとの新しい命も宿っており、ナイジェルや船の仲間たちと宝探しの成功を祝うのでした。
THE END
「フールズ・ゴールド/ カリブ海に沈んだ恋の宝石」見どころ
全体的にコミカルで飽きずに最後まで見られる作品です。
主人公のフィンが陽気な性格ということもあって、ちょっとのポンコツさは可愛くみえてしまいます。
ただフィン役のマシュー・マコノヒーとテス役のケイト・ハドソンのコンビは「10日間で男を上手にフル方法」が頭にチラついてしまい、最初からストーリーに入っていけないのがネックです(私だけかな?)
海中でのアクションなど、ハラハラさせられるシーンもあり、ワクワクも楽しめました!
またアクションだけでなく、ビッグ・バニーやその手下たちも間抜けなキャラクターなのでクスっと笑えるシーンが満載ですよ。
こちらのマシュー・マコノヒーの作品もトレジャーハンターでおすすめです。
南国の海を舞台にした陽気なエンターテイメントとして楽しんでください。
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