映画「エンド・オブ・キングダム」は、ジェラルド・バトラー主演、ババク・ナジャフィ監督の2016年の映画です。
この映画「エンド・オブ・キングダム」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころを紹介します。
ロンドンで同時多発テロが発生、大統領を守れるか?「エンド・オブ・キングダム」をお楽しみください。
この作品は「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編になります。
「エンド・オブ・キングダム」キャスト・スタッフ
■ スタッフ
監督: ババク・ナジャフィ
脚本: クレイトン・ローテンベルガー他
制作: マーク・ギル他
製作総指揮: アヴィ・ラーナー他
音楽: トレヴァー・モリス
撮影: エド・ワイルド■ 主要キャスト
マイク・バニング: ジェラルド・バトラー
ベンジャミン・アッシャー: アーロン・エッカート
アラン・トランブル: モーガン・フリーマン
リン・ジェイコブス: アンジェラ・バセット
エドワード・グレッグ: ロバート・フォスター
DC・メイソン: ジャッキー・アール・ヘイリー
ルース・マクミラン: メリッサ・レオ
レイ・モンロー: ショーン・オブライアン
リア・バニング: ラダ・ミッチェル
ジャクリーン・マーシャル: シャーロット・ライリー
ジョン・ランカスター: パトリック・ケネディ
ケビン・ハザード: コリン・サーモン
レイトン・クラークソン: ガイ・ウィリアムズ
ウィル・デイヴィス: ブライアン・ラーキン
「エンド・オブ・キングダム」あらすじ
「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編です。
イギリスの首相が急逝し、各国首脳が葬儀出席のためにロンドンに集結します。
シークレット・サービスのマイク(ジェラルド・バトラー)もアメリカ大統領・アッシャー(アーロン・エッカート)の護衛として同行しますが、同時多発テロが発生。
大混乱に陥るなか、マイクとアッシャーはロンドンからの脱出を図るのですが…。
「エンド・オブ・キングダム」ネタバレ
フィリピンでホテルが爆破されるという大規模なテロが起こります。
大勢の犠牲者を出したこのテロの主導者は武器商人をしているアーミル・バルカウィ(アロン・モニ・アブトゥブール)という人物でした。
バルカウィは自分の武器を売るため多くのテロを起こしてきたのです。
バルカウィがテロの犯人だと突き止めたアメリカ合衆国は、バルカウィが娘の結婚式に出席している会場をドローンを使い爆破します。
それから2年後のワシントンD.C.
アメリカのベンジャミン・アッシャー大統領(アーロン・エッカート)のシークレット・サービスを務めるマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)はもうすぐ子供が生まれる事もあり、この仕事を辞めようかと考えていました。
そんな矢先、ホワイトハウスにイギリスの首相が急逝したとの連絡が入ります。
リン・ジェイコブス長官(アンジェラ・バセット)から準備が整わないため、今回のイギリス行は取りやめられないかと言われた大統領は「これは国葬だ。英国は同盟国だから行かない訳に行かない。」と言い準備を急がせるのです。
イギリスに各国首脳が集まる中、マイクとリンを伴いイギリスへ入国するアッシャー大統領。
その飛行機の中、マイクはリンから子供の名付け親になることを承諾してもらいます。
イギリスではロンドン警察が厳重な警備を敷いていました。
葬儀が行われるセント・ポール大聖堂に次々と首脳が集まる中、カナダの首相夫婦が乗った車が爆破されます。
それをきっかけに各地でテロが起きるのです。
激しい銃撃戦が行われる中、マイクはアッシャー大統領を護衛しどうにかその場から逃げることに成功し、大統領専用ヘリへと乗り込みます。
このテロで各国の首脳、そして市民が犠牲になってしまったのです。
ニュースでは英国の新首相とアッシャー大統領以外の首脳は死亡したという情報が流れます。
大統領を乗せたヘリはあと少しで安全な場所に着くという所で襲撃に遭ってしまいます。
ヘリはミサイルによって墜落し、リンは帰らぬ人となってしまうのです。
奇跡的に助かったアッシャー大統領とマイクは、無線が繋がらないためその場から走って逃げることに。
一方ホワイトハウスでは、インターネットを通じてバルカウィが世界中に発信した犯行声明の動画が流れ騒然となります。
そしてバルカウィから、大統領と引き換えにこの戦争を終わらせるという連絡が入るのです。
しかしアラン・トランブル副大統領(モーガン・フリーマン)はその要求を拒否し、「バルカウィはダミーの会社で武器を売っている。ロンドンにもその会社があるはずだ。向こうが大統領を見つける前に関連会社を探し、向こうのミスを捜すんだ。」と指示します。
マイクはイギリスの警察は信用できないと考え、確実に信用できる人物、MI-6の捜査官ジャクリーン・マーシャル(シャーロット・ライリー)の元へと向かいます。
ホワイトハウスでも、誰を信用するかという話し合いが行われますが、衛星映像に映されたマイクがMI-6を示していることに気付きMI-6の所在地を探すことに。
そんな中、イギリス前首相は毒殺されたという情報がホワイトハウスに知らされます。
バルカウィは、国葬となれば各国の首脳が集まると分かって計画を立てていたのです。
トランブル副大統領は、イギリスのケビン・ハザード総監(コリン・サーモン)に「本物の警官を引き揚げさせた後、残った者がテロリストだ。」と告げテロリストたちを一掃しようと計画します。
ジャクリーンの元へ辿りついたマイクとアッシャー大統領。
これだけは傍受できたというトランブル副大統領からのメッセージを聞きます。
このテロの黒幕はバルカウィだと知らされた大統領は、2年前の報復だと気付きます。
バルカウィは助かりましたが、娘が犠牲になったのです。
内通者がいてCCTVにも侵入しているというジャクリーン。
それからすぐに救援隊と思わせる隊員たちがジャクリーンの隠れ家にやってきますが、監視カメラに映る隊員を見てマイクは違和感を覚えます。
その隊員たちはテロリストだったのです。
内通者の捜査はジャクリーンに任せ、侵入してきたテロリスに応戦するマイクは、どうにかアッシャー大統領とそこから脱出することに成功します。
ホワイトハウスではバルカウィのミスを見つけSASに捜索させることに。
ジャクリーンの車でアメリカ大使館へ向かっていたマイクとアッシャー大統領。
しかしテロリストの攻撃に遭い、アッシャー大統領はテロリストたちに連れ去られてしまいます。
「エンド・オブ・キングダム」ラスト最後の結末
残ったマイクの元に現れたSAS隊長のウィル・デイヴィス(ブライアン・ラーキン)。
マイクはSASに同行しアッシャー大統領を救出に向かいます。
テロリストたちは大統領の公開処刑をネットで配信するつもりでいましたが、カムラン(ワリード・ズエイター)によって大統領に手がかけられようとしたその時、マイクが現れます。
マイクたちはアジト周囲を取り囲むテロリストたちと激しい銃撃戦を繰り広げアジトに侵入したのです。
そこから脱出しようとしたマイクとアッシャー大統領でしたが、銃の弾切れで身動きが取れなくなってしまいます。
マイクは最後の手段で、デイヴィスにアジトを爆破するよう伝えます。
「二人が残ったままでは爆破できない。」とデイヴィスは言いますが、マイクに「爆破しないと出られないんだ。俺を信じろ。」と言われアジトを爆破するのです。
その後SASがアジトを捜索し、アッシャー大統領とマイクの無事を確認します。
マイクはバルカウィの手掛かりをデイヴィスに渡し互いの健闘を讃えあうのでした。
ジャクリーンは内通者がMI-5長官のジョン・ランカスター(パトリック・ケネディ)だという証拠を見つけ、ジョンが逃亡しようといているところを抑え射殺するのです。
ホワイトハウスではトランブル副大統領がバルカウィにコンタクトを取りこの戦争の終わりを告げます。
バルカウィはアジトごと爆破されてしまうのでした。
テロから2週間、マイクは生まれてきた娘に亡くなった友人の名前をもらい「リン」と名付けるのです。
そしてパソコンに保存してあった退職願を消去するのでした。
THE END
「エンド・オブ・キングダム」見どころ
とにかくアクションが凄い!
ハラハラドキドキは勿論ですが、休む暇なく銃撃シーンがやってきます。
爆弾も使っているので爆破シーンも、ものすごい迫力です!
また、メインキャストが渋くてカッコいい!
マイクを演じるジェラルド・バトラー、大統領を演じるアーロン・エッカートはアクションもこなし、スタイリッシュでかなりステキです。
そして、副大統領を演じたモーガン・フリーマンがめちゃくちゃカッコいい!
メインの二人のようにアクションをこなすわけではなく、会議室での頭脳戦なのですが、モーガン・フリーマンの存在感ったら凄いです!
前作の「エンド・オブ・ホワイトハウス」も人気の作品なので、合わせて視聴するのも楽しいと思います。