「クロール 凶暴領域」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「クロール 凶暴領域」ネタバレ あらすじ
ホラー・スリラー

映画「クロール 凶暴領域」は、カヤ・スコデラリオ主演、アレクサンドル・アジャ監督の2019年の映画です。

この映画「クロール 凶暴領域」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころを紹介します。

大量発生したワニと死闘を繰り広げるモンスターパニック「クロール 凶暴領域」をお楽しみください。

 

「クロール 凶暴領域」キャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: アレクサンドル・アジャ
脚本: マイケル・ラスムッセン他
制作: サム・ライミ他
製作総指揮: ジャスティン・バーシュ他
音楽: マックス・アルージ他
撮影: マキシム・アレクサンドル

■ 主要キャスト
ヘイリー・ケラー: カヤ・スコデラリオ
デイヴ・ケラー: バリー・ペッパー
スタン: アンソン・ブーン
ピート: ホセ・パルマ
マーヴ: ジョージ・ソムナー
リー: エイミー・メトカーフ
ベス・ケラー: モリファイド・クラーク
エマ: アナマリア・セルダ
リサ: サヴァンナ・スタイン

 

「クロール 凶暴領域」あらすじ

ヘイリー・ケラー(カヤ・スコデラリオ)は水泳の選手です。

水泳大会の帰りに、連絡が取れない父親デイブ(バリー・ペッパー)の家に行きますが、そこには大きな傷を負ったデイブが倒れていました。

犯人は巨大なワニ!

凶暴なワニが大量にいたのです。

カテゴリー5の巨大ハリケーンが迫りくる中、2人は無事脱出することができるのでしょうか?

 

「クロール 凶暴領域」ネタバレ

大学の水泳部に所属しているヘイリー・ケラー(カヤ・スコデラリオ)は、幼い頃から父・デイブ(バリー・ペッパー)と二人三脚で水泳を続けて奨学生になりましたが、最近は記録が伸び悩んでいました。

ある日、巨大ハリケーンの接近により、フロリダの街が記録的な暴風雨に見舞われると予報が出ます。

その頃ヘイリーは、デイブと連絡が取れない事を不審に思った姉から様子を見てくるよう頼まれます。

嵐が迫る中、実家を訪ねてみたものの、デイブはおらず飼い犬のシュガーがいるだけでした。

実は、デイブはずっとヘイリーにかかりっきりだった為に他の家族を顧みる余裕がなく、妻とは離婚して一人で暮らしていたのです。

そのまま帰ろうかとも思ったヘイリーでしたが、家の中に残された家族の写真や薬などを見て、孤独なデイブの事が心配になってきました。

そして、かつて家族全員が暮らし、今は売りに出されている家に向かいました。

 
通行止めも振り切って、かつて暮らした家に辿り着いてみると、家の前にはデイブの車が止まっていました。

ホッとして家の中に入りデイブを探しましたが、姿は見当たりませんでした。

その時、床下から音が聞こえました。

既に浸水してぬかるみ始めていた地下室に行って探し回ってみると、デイブは足に大怪我を負って倒れていました。

側にあったビニールシートに乗せて地下室から出ようとしましたが、出口には巨大なワニが待ち構えており、いきなり襲われます。

 
二人は何とかそこから逃れたものの、ヘイリーは携帯を落としてしまい、地下室に閉じ込められてしまいます。

デイブは自分を置いて逃げるように言いますが、ヘイリーは聞き入れず、応急処置をして携帯を探します。

やっと見つけて手を伸ばすと、陰に隠れていたワニが腕に噛みついてきました。

近くにあった鉄パイプでワニを撃退し、何とか安全な所に逃れます。

 
地下室にドンドン雨水が流れ込み水位が上がる中、壁の穴から外の様子を見ていたヘイリーは近くのガソリンスタンドに人がいる事に気付きます。

ライトを振って合図を送ると、ガソリンスタンドにいたマーヴやピートは気が付きましたが、すぐに助けには来ませんでした。

実は彼らは混乱に乗じてガソリンスタンドに残されていた食料や現金を盗みに来た泥棒だったのです。

しかし、気付かない内にワニたちに囲まれており、一人また一人と襲われて誰もいなくなってしまいました。

 
ヘイリーは助かる望みを断たれてショックを受けますが、外に出る方法を考え始めます。

残された方法は、廊下を通過してリビングに戻ること。

ワニの動向に注意しながら近くの出入口まで辿り着き、開けようとするヘイリーでしたが、上に乗った荷物の重さが邪魔で開けられませんでした。

その時、取り残された住人を探していた警察官2人がボートに乗ってやって来ます。

家の前に車が止まっている事に気が付いた2人は、1人が家の中に入っていきますが、地下室への通路をのぞき込んだ途端にワニに襲われて引きずり込まれてしまいます。

ボートに残っていたもう一人も、水中を覗き込んだ際に襲われてしまいます。

 

「クロール 凶暴領域」ラスト最後の結末

結局助かるすべが見つからない二人。

ヘイリーはもう助からないだろうと泣きつつ、両親の離婚が自分自身の水泳にあるのではと悲観します。

そんなヘイリーに対し、デイブは彼女が悪くない事を説きつつ励まし続けてくれました。

そしてヘイリーは、危険を承知でワニ達が入って来る排水管を遡って外に出る事を決意します。

すっかり水没した管の中を通り、怯えながらも出る事が出来ました。

そして、窓から再び家の中に入り、水没して床下で溺れかけていたデイブを助け出し、すぐに心臓マッサージをして蘇生させたのでした。

 
ちょうどハリケーンの目になって晴れた時、ヘイリーは救助を要請します。

外に残されていたボートで脱出しようとしますが、堤防が決壊し、濁流が押し寄せて家の中に押し戻されてしまいます。

容赦なく襲ってくるワニを、ヘイリーはバスルームに誘導。
隙をついてバスルームにワニを閉じ込めて逃れます。

 
一方、濁流に押し逃されてヘイリーを見失ってしまったデイブは、偶然に発煙筒を見つけますが、直後にワニに襲われ腕を食いちぎられてしまします。

更にそのまま水中に引きずり込まれようとしましたが、寸での所でヘイリーに助けられ、屋根の上に逃れます。

そして持ってきた発煙筒を焚いてヘリコプターを呼び寄せ、満身創痍になりながらも遂に救助されたのでした。

THE END

 

「クロール 凶暴領域」見どころ

洪水で街が濁流に沈む混乱に加え、飼育施設から逃げだしたワニに襲われるかもしれない恐怖でスクリーンから目が離せなくなってしまいます。

気配もなく近づき、強力な顎で突然くらいついて水の中に引っ張り込む速さは予想以上で瞬きも出来ない程です。

体に巻き付いたブランコを土台ごと引きちぎり、尾の一振りで人間をぶっ飛ばす程のパワーも見逃せません。

この最強捕食者が自分のすぐ近くをウヨウヨと何匹も泳いでいると想像するだけで身体中に鳥肌がたちそうな状況です。

 
そんな絶体絶命な状況の中、主人公へイリーを支えたのは父親との絆と、人生を掛けて磨いてきた水泳の技術でした。

ちょっとでもスキを見せれば襲い掛かってくるワニをかわし、どのように逃げるかと言うのが一番の見所です。

しかし、最初は怯えるだけだったヘイリーが、やがては父親を助けて何とか脱出しようと勇気と知恵を振り絞って洪水とワニに立ち向かう姿は、見ている者にも勇気と生きるガッツを思い出させてくれる作品でもあります。

ちょうど日本各地で大雨による被害が出ている真っ最中だっただけに、理不尽に襲い掛かってくる脅威に立ち向かう姿が強く胸に響きました。

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