「ブラック・レイン」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ

映画「ブラックレイン」ネタバレ あらすじ
アクション

映画「ブラック・レイン」は、 マイケル・ダグラス主演、リドリー・スコット監督の1989年のアメリカ映画です。

この映画「ブラック・レイン」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

大阪を舞台に日米スター共演のサスペンスアクション「ブラック・レイン」をお楽しみください。

この作品は名俳優、松田優作の遺作映画でもあります。

 

「ブラックレイン」スタッフ・キャスト

■ スタッフ
監督: リドリー・スコット
製作: スタンリー・R・ジャッフェ、シェリー・ランシング
製作総指揮:クレイグ・ボロティン、ジュリー・カーカム
脚本: クレイグ・ボロティン、ウォーレン・ルイス
撮影: ヤン・デ・ボン
音楽: ハンス・ジマー

■ 主要キャスト
ニック・コンクリン:マイケル・ダグラス
松本正博警部補:高倉健
佐藤浩史:松田優作
チャーリー・ビンセント:アンディ・ガルシア
片山(佐藤の子分):ガッツ石松
梨田(佐藤の子分):内田裕也
菅井の用心棒:安岡力也、プロフェッサー・タナカ
大橋警視:神山繁
吉本(佐藤の子分):國村隼
佐藤の情婦:小野みゆき
松本の息子:ケン・ケンセイ
ジョイス(クラブ・ミヤコのホステス):ケイト・キャプショー
菅井国雄:若山富三郎

 

「ブラック・レイン」あらすじ

ニューヨーク市警殺人課の刑事ニック・コンクリン(マイケル・ダグラス)は、同僚のチャーリー・ビンセント(アンディ・ガルシア)と殺人現場に出くわします。

そして逮捕したのが、佐藤浩史(松田優作)でした。

ニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)は、佐藤(松田優作)を日本まで護送する任務につきます。

しかし、到着した日本で、まんまと佐藤(松田優作)に逃げられてしまいます。

佐藤(松田優作)を追うニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)に、松本正博警部補(高倉健)が二人の監視役に付きます。

佐藤(松田優作)を追うニック達でしたが、逆に佐藤(松田優作)にも狙われるようになり・・・

捜査を進める内に偽札製造を巡る大規模な抗争に発展していきます。

はたしてニック(マイケル・ダグラス)達は、佐藤(松田優作)を捕まえる事ができるのか?・・・

 

「ブラック・レイン」ネタバレ、最後のラスト結末は?

慣れない日本で捜査をするニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)ですが、次第に松本(高倉健)との絆も深くなっていきます。

ところが、佐藤(松田優作)のワナにより、チャーリー(アンディ・ガルシア)がやられてしまいます。

復讐を誓うニック(マイケル・ダグラス)は、アメリカへ強制帰還させられる事になりますが、直前で飛行機から脱出。

今一度、松本(高倉健)と組み、佐藤(松田優作)を追います。

どちらかと言うと、監視役・ブレーキ役だった松本(高倉健)もチャーリー(アンディ・ガルシア)がやられた事によって、積極的に協力するようになるのです。

さすが日本男児です。

 
ニック(マイケル・ダグラス)は、佐藤(松田優作)の親分である菅井国雄(若山富三郎)に近づきます。

菅井(若山富三郎)と佐藤(松田優作)は、偽札製造を巡り敵対していたのです。

菅井(若山富三郎)と佐藤(松田優作)の話し合いの場所に潜り込んだニック(マイケル・ダグラス)でしたが、話し合いは決裂します。

佐藤(松田優作)は菅井(若山富三郎)を片付け、逃走します。

それを追うニック(マイケル・ダグラス)・・・

そして激しい佐藤(松田優作)との死闘の末、ついに逮捕するのです。

功労賞をもらったニック(マイケル・ダグラス)と松本(高倉健)は、固く結ばれます。

 
映画「ブラックレイン」の最後ラストは、親友になったふたりの別れのシーンです。

背を向けて歩き始めたニック(マイケル・ダグラス)。

その後ろ姿を見ながら、松本(高倉健)が、別れ際にニック(マイケル・ダグラス)からもらったプレゼントの箱を開けると、現場で見つからなかった偽札の原版が入っていました。

松本が、ニックを呼び止めます。

お互いにニヤリとしたところでTHE ENDです。

 

「ブラック・レイン」見所ポイント!

日本で顔なじみの俳優が出てきて嬉しくなります。

それと日本の描かれ方ですね。

暗い灰色の空を基調とした日本の風景には、かなりの違和感を感じますが、ハリウッド映画なので許しましょう(笑)

芸者、街並みなどは映画「ブレードランナー」の世界に似ています。

それもそのはず、監督はリドリー・スコットですから・・・

 
そして「ブラック・レイン」一番の見所と言っていいでしょう。

コレが映画の遺作となってしまった佐藤役の松田優作の怪演です。

当時すでにガンに侵され、痛みに耐えながらの演技派は、鬼気迫るものがあります。

マイケル・ダグラスなどの並み居る面々を完全に食っちゃってます。

映画終盤のマイケル・ダグラスとのバイクアクション・死闘も見ごたえがあります。

松田優作は完全にイっちゃってますね・・・

 
死闘の末に佐藤(松田優作)を殺ることも可能だったニック(マイケル・ダグラス)でしたが、踏みとどまります。

松本(高倉健)の影響でしょうね。

最後は警官ニックの顔になっています。

 
全編を見終えて改めて思ったのが、高倉健の演技でした。

けっして目立たない地味な役どころなのですが、控えめな演技にもかかわらず後からジワジワくるのは、やはりさすが高倉健です。

チョイ役で、安岡力也・ガッツ石松・内田裕也・國村隼・伊吹太郎・吉本の島木譲二らが登場しますのでチェックです。

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