「ビール・ストリートの恋人たち」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「ビール・ストリートの恋人たち」ネタバレ あらすじラブストーリー

映画「ビール・ストリートの恋人たち」は、ステファン・ジェームズ主演、バリー・ジェンキンズ監督の2018年の映画です。

この映画「ビール・ストリートの恋人たち」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

困難に立ち向かう恋人たちのラブストーリー「ビール・ストリートの恋人たち」をお楽しみください。

 

「ビール・ストリートの恋人たち」あらすじ

手をつなぎ寄り添い歩く、アロンゾ(ステファン・ジェームス)とクレメンタイン(キキ・レイン)。

“ファニー” そして “ティッシュ” と、愛称で呼び合い幼い頃から一緒に過ごしてきた二人が、恋人になるのは自然なことでした──

ゆっくりと育まれた愛は、ある日を境にガラス越しの愛になってしまいます。

刑務所にいるファニーは面会に来たティッシュの顔を見ると、いつものように優しい笑顔に。

強姦罪で逮捕されたファニー。
しかし、それは無実の罪なのです。

嬉しさに少し緊張が混じる表情のティッシュ。
「赤ちゃんができたの」と、彼に伝えました。

愛する人の子を宿し幸せを噛みしめる彼女は、きっとファニーを助け出すと前を向きます。

愛よりも、もっと深い“運命”で結ばれた恋人たちのラブストーリーです。

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「ビール・ストリートの恋人たち」ネタバレ

ティッシュは19歳、ファニーも22歳と二人は若いカップル。

まだ結婚もしておらず、両親への報告に少し戸惑います。

そんな娘の様子に気づいた母・シャロン(レジーナ・キング)。

ティッシュが話すまで、ゆっくり待ちました。

 
その夜、シャロンは祝いの酒を準備。

家族4人が揃い、言いにくそうなティッシュの代わりに母は「新しい命が…」と、彼女に赤ちゃんが出来た事を伝えます。

突然の事に驚く父・ジョーゼフ(コールマン・ドミンゴ)と、姉・アーネスティン(テヨナ・パリス)。

緊張する娘に父は満面の笑みを浮かべ、アーネスティンは愛する妹を抱きしめ温かくお祝いしてくれました。

ティッシュとファニーが愛し合っている事は、家族も分かっています。

父、姉そして母も二人の味方、ティッシュは幸福感に包まれるのでした。

喜ぶ父は、近所に住むファニーの家族にも知らせようと呼び寄せます。

 
やって来たファニーの父・フランク(マイケル・ビーチ)は、赤ちゃんが出来た事を喜んでくれました。

しかし、ティッシュを快く思わない、ファニーの母と姉妹は不機嫌な態度。

今、彼が刑務所にいる事も、ティッシュが招いた不幸だと思っています。

そして、始まってしまった罵り合い。

幸福な時間を過ごすために集まったはずが、最悪な夜になりました。

 
自宅の玄関でファニーに犯されたと訴えるのは、プエルトリコ人の女性・ヴィクトリア・ロジャース(エミリー・リオス)。

米国人男性との結婚を機に、18歳でニューヨークへ来た彼女も今は独り身でした。

彼女が住むオーチャード・ストリートから、走り去る一人の男を目撃したと言うのは白人警官・ベル(エド・スクライン)です。

しかし、ファニーの自宅はバンク・ストリートで彼女の住まいからかなり離れており、その証言には不審な点もありました。

そんなベルの証言が、偽証だと強く確信するティッシュ。

じつは、事件よりも前にある出来事がファニーとベルの間に起こっていたのです。

 
一緒に暮らす家を探していた、ファニーとティッシュ。

黒人だからと断られ、なかなか良い物件が見つからず落ち込む日々が続いていました。

その日も、二人は家を探していると出会ったのはレヴィー(デイヴ・フランコ)。

穏やかな口調の彼が案内してくれたのは、殺風景で古い倉庫のような物件。

ティッシュは、こんなところで生活出来るとはとても思えません。

しかし、ファニーとレヴィーは想像を膨らませソファにベッド、重たい冷蔵庫を運び入れるマネをして彼女の不安を取り除きます。

日も当たり、安全なエリアだから心配ないとファニーたちを気遣うレヴィー。

 
帰り道、新しい生活に心が弾み幸せいっぱいの二人に、不幸な出来事が起きてしまいます。

タバコを買いに行ったファニーと、違うスーパーで夕飯の買い物をするティッシュ。

すると、一人で居る彼女に白人の男が言い寄って来ました。

しつこく迫る男に、掴みかかったのはファニー。

そして、彼が男を蹴り飛ばしているところを警官のベルが見ていました。

ベルは蔑む態度で、あたかもファニーが悪者と決めつけ「暴行傷害だ」と言って、彼を強引に連行しようとします。

そこに、スーパーの女店主が「うちの常連だ!」と、事実を訴えファニーとティッシュを救ってくれました。

まわりの客もその光景を見ており、恥をかいたベルは「また会うからな」と言い残します──

 
ある日、ファニーの弁護士・ヘイワード(フィン・ウィットロック)から、被害者のヴィクトリア・ロジャースが行方不明になったと聞かされるティッシュ。

故郷・プエルトリコに帰った可能性が高く捜索する為の費用、さらにベルの偽証を証明するにも、多額の金を要すると言われティッシュは肩を落とします。

彼女に残された望みは、ファニーの友達・ダニエル(ブライアン・タイリー・ヘンリー)。

事件が起きた時刻、ファニーの家で彼と過ごしていたというアリバイだけ。

しかし、そのダニエルも別件で逮捕され、面会もかなわず為す術を失うティッシュ。

「警察は、ダニエルの証言を変える違法すらやるだろう」と、ヘイワードは言います。

ファニーの無実を信じている、白人弁護士のヘイワード。

困難を極めるこの裁判に正面から立ち向かいますが、強大な力に阻まれるのでした。

 
ファニーの面会に訪れたティッシュ。

刑務所で受ける非情な仕打ちに、彼は疲弊していまいした。

ヴィクトリア・ロジャースが消えたと知った彼は、焦燥感に駆られティッシュにキツく当たってしまいます。

 
事件があったあの日、刑務所から出所したダニエルと久しぶりに再会したファニー。

陽気なダニエルはファニーにとって数少ない友達、大事な存在でした。

ティッシュが作った食事を食べ楽しい時間を過ごしますが、二人きりの時は理不尽な人生を語り互いを励まします──

 
ある日、無実の息子に何もしてやれないとファニーの父・フランクは嘆いていました。

そんな彼を何とかしようと、ティッシュの父・ジョーゼフはある計画を実行します。

ジョーゼフの仕事場である、波止場に降ろされる衣料品。

ソレを扱う仕事をしていたフランク、二人は盗んで横流しをはじめます。

もちろん、その事は家族には内緒にしていましたが、ティッシュは気づいていました。

 

「ビール・ストリートの恋人たち」最後ラストの結末は?

大きくなったお腹を抱え、父に寄り掛かるティッシュ。

母・シャロンは、被害者・ヴィクトリア・ロジャースが居るプエルトリコへ向かいます。

タバコを吸い、虚ろな顔をしているヴィクトリア。

「見た事もない男を、刑務所に送ったのよ」と、静かに話すシャロンに、レイプされた苦しみを知らないと発狂するヴィクトリア。

そんな彼女の姿を見たシャロンは、諦めるしかありません。

そして、ファニーとティッシュを救うことが出来なかったと、自分を責め涙を流します。

 
ある日の面会、ファニーの顔は傷付き右目が赤くなっていました。

驚くティッシュですが、ファニーは彼女とお腹の子を気遣ってくれます。

そんな優しい彼に、残酷な報告をしなければなりません。

ティッシュの母・シャロンが被害者のヴィクトリアに会った事。

彼女の精神状態が良くない事、そして再び姿を消した事。

ファニーの裁判は一向に進まず悲しい顔をするティッシュに、彼は「大丈夫」と、不安な気持ちを抑え前を向いていました。

「決して負けない…愛してる」と。

 
ファニーとティッシュに、男の子が産まれました。

彼を優しく、そしてシッカリと抱きしめるティッシュは幸せそうです。

 
──数年後

ファニーの面会に訪れたティッシュと息子・アロンゾ。

“家に戻ったパパ” を描いていると言うアロンゾに、胸が詰まるファニー。

短いですが、家族三人に穏やかな時間がながれます・・・

THE END

 

「ビール・ストリートの恋人たち」見どころ

1970年代のニューヨークに生きる、黒人の若い男女に降りかかる試練。

それでも、決して負けない彼らと、そばで支え抱きしめる家族が描かれた作品です。

ファニーとティッシュの愛は、優しい陽だまりに包まれたように温かく、劇中にながれる美しくも切ない音楽が物語に奥行をあたえてくれます。

 
ティッシュを演じたのは、長編映画への出演が初めての女優・キキ・レイン。

ファニーとティッシュが送って来た、ささやかな日常の幸せのシーンがとてもキレイで、無垢なティッシュの美しさに見惚れてしまいます。

しっかりと彼女の手を握るファニー、一本の小さな赤い傘を差し寄り添い歩く二人。

住む家が決まり歓喜する二人の姿は、観ている者も最高に幸せな気持ちにさせられるでしょう。

 
今作は、暴力描写がほぼ無く、法廷で争う重々しいシーンは一切ありませんが、制圧される恐怖や不快感が随所に描かれます。

そんな、光を見失いそうな二人に笑いかけてくれる温かい人々の存在が、今作に力をあたえてくれます。

ユダヤ系のレヴィーは、ごくシンプルに「俺は、愛し合う人間が好きなんだ」と言う理由で、二人に家を貸し「人間の違いは、母親が違うだけだ」と。

そして、どんな時も優しく二人を迎え入れるレストランのウエイター・ペドロシート(ディエゴ・ルナ)。

彼はメキシコ系で、ファニーとは親しいようですが、彼の恋人・ティッシュにも変わらない態度で接してくれる優しい男性です。

スーパーでファニーたちを庇ってくれた店主の女性や、弁護士・ヘイワードも!

誰もが共に生きていく世界が美しいと思わせてくれ、じんわり胸が熱くなります。

 
ハッキリとした結末は描かれていませんが、ラストシーンは希望を捨てていない家族が居ました。

お菓子を食べようとするファニーに、息子・アロンゾが「お祈りしないとダメだよ」と、サラッと注意するのもティッシュがしっかり子育てしているのかなと思わせます。

もしかしたら、いつもアロンゾがママに怒られているのかもしれません。

三人が手を握り、アロンゾが捧げた祈りの言葉。

“おいしい食べ物を、ありがとう…” そして「パパをお守りください…」

ティッシュが、毎日あたりまえのように口にしていたんだろうなと思うと、胸に痛みと温かさが広がります。

切なさ、そして優しさを感じられる美しい愛の物語をご堪能ください。

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