「アウェイクニング」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ

映画「アウェイクニング」ネタバレ あらすじ
ホラー・スリラー

映画「アウェイクニング」は、 レベッカ・ホール主演、ニック・マーフィー監督の2011年イギリス映画です。

この映画「アウェイクニング」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見どころについて紹介します。

寄宿学校の超常現象の真相を暴くホラー「アウェイクニング」をお楽しみください。

■ スタッフ
監督: ニック・マーフィー
製作:デヴィッド・M・トンプソン、サラ・カーティス、ジュリア・スタナード
脚本: ニック・マーフィー、スティーヴン・ヴォーク
撮影: エドゥアルド・グラウ
音楽: ダニエル・ペンバートン

■ 主要キャスト
フローレンス:レベッカ・ホール
マロリー:ドミニク・ウエスト
モード・ヒル:イメルダ・スタウントン
トム:アイザック・ヘンプステッド・ライト
ハリエット:ダイアナ・ケント
アレクサンダー:リチャード・ダーデン

 

「アウェイクニング」あらすじ

この映画は、1921年第一次世界大戦後のイギリスが舞台です。

婚約者の死がトラウマとなっているフローレンス・キャスカート(レベッカ・ホール)は、超常現象に懐疑的でした。

超自然現象のうそを正確な情報や知識で暴き、それを生業としています。

ある日、フローレンスのもとに、寄宿学校ルークウッドから、たびたび目撃される少年の幽霊を調査して欲しいという依頼がきます。

フローレンスはこの依頼を引き受け、ルークウッドに到着するとすぐに科学的証拠集めに取り掛かります。

やがて、幽霊騒ぎは単なる男子生徒のいたずらであることがわかりました。

しかし、事件を解決して学校を去ろうとした矢先、フローレンスは信じがたい現象に遭遇し、信念が揺らぎます。

混乱するフローレンスでしたが、クリスマス休暇で生徒たちが帰省してしまった学校に残り、徹底的に調査することになりました。

学校に残ったのは、フローレンスへ依頼するきっかけをつくった寮母のモード(イメルダ・スタウントン)、両親が忙しく帰省できなかった少年トム(アイザック・ヘンプステッド・ライト)、そして教師マロリーの3人です。

はたしてフローレンスは真相を掴むことができるのか?・・・

 

「アウェイクニング」ネタバレ

この映画「アウェイクニング」のネタバレですが、最初にでてくる怪奇現象はすべてインチキでしたが、この学校のはモンモノでした。

わかりやすく時系列でお話します。

かつてこの学校(昔は館)には、ある夫婦が住んでいました。

この夫婦は男の子が欲しかったのですが、生まれたのは女の子でした。

どうしても男の子が欲しかった主人は、愛人に男の子を生ませます。

主人は実の子である女の子よりも、愛人の男の子ばかり可愛がります。

そんな主人を奥さんは責めるのですが、逆切れした主人は奥さんを射殺してしまいます。

主人は娘も殺そうとしますが、誤って男の子を・・・

悲しみのあまり主人も自決してしまいます。

 

「アウェイクニング」最後のラスト結末

この生き残った女の子が、フローレンス(レベッカ・ホール)

死んでしまった男の子がトム(アイザック・ヘンプステッド・ライト)だったのです!

そして寮母モード(イメルダ・スタウントン)こそがトムの母だったのです。

つまりすでにトムは死んでいて、トムが見えているのはフローレンス(レベッカ・ホール)と寮母モード(イメルダ・スタウントン)だけ・・・

他の人間にはトムは見えていなかったのです。

 
寮母モードは、フローレンス(レベッカ・ホール)に昔の事を思い出させたくて今回の依頼になるように画作していました。

フローレンスをすすめたのも寮母モードでした。

そして、トムとフローレンスが永遠に一緒にいられるように、彼女に毒を飲ませ自分も服毒自殺します。

ずっと一緒にいられると喜ぶトムに対して、フローレンスは一緒には行けないと拒否します。

最後は、トムはフローレンスのために解毒剤を取ってくるのでした。

 
映画のラスト最後は助かったフローレンス(レベッカ・ホール)とマロリー(ドミニク・ウエスト)が、生徒たちが戻って来た校舎にいます。

このままきっとふたりは付き合うんだろうな。という余韻を持たせてTHE ENDです。

 

「アウェイクニング」見所ポイント!

映画の前半でインチキ心霊現象を暴き、家に戻るフローレンス(レベッカ・ホール)ですが、どこか心に闇を持っています。

人前では明かさないものの、ソレと戦う心理が描かれます。

最終的にはその「闇」が、この幽霊事件に大きく関わるトラウマである事が次第にわかります。

このあたりの理路整然としたフローレンス(レベッカ・ホール)が、段々恐怖に揺らいでいく姿がこの「アウェイクニング」の見所のひとつです。

 
しかし、ショッキングな描写はないものの、ジワジワと来る恐怖感は個人的にも好きです。

細かな恐怖演出はなかなかのものです。

特に映画の中盤あたりから出てくる屋敷のミニチュア。

最初はなんでもなかったこのミニチュアが変わるさまは、ゾクッとしました。

そして映画の後半、教師のマロリー(ドミニク・ウエスト)が、フローレンス(レベッカ・ホール)に向かって「何を言ってるんだ!最初から我々3人だけじゃないかっ」と叫ぶシーンで頂点を向かえます(笑)

鑑賞者は「えっどういうこと?」・・・

 
そしてトムを演じたアイザック・ヘンプステッド・ライトがいいですね。

危うい美しさを持った子です。

これからの出演作に期待です。

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