映画「エアフォース・ワン」は、ハリソン・フォード主演、ウォルフガング・ペーターゼン監督の1997年の映画です。
この映画「エアフォース・ワン」のネタバレ、あらすじやラスト最後の結末、見どころを紹介します。
大統領専用機 (エアフォース・ワン)がハイジャックされる「エアフォース・ワン」をお楽しみください。
「エアフォース・ワン」キャスト・スタッフ
■ スタッフ
監督: ウォルフガング・ペーターゼン
脚本: アンドリュー・W・マーロウ
制作: ゲイル・カッツ 他
製作総指揮: トーマス・A・ブリス
音楽: ジェリー・ゴールドスミス
撮影: ミヒャエル・バルハウス■ 主要キャスト
ジェームズ・マーシャル: ハリソン・フォード
イワン・コルシュノフ: ゲイリー・オールドマン
キャサリン・ベネット: グレン・クローズ
グレース・マーシャル夫人: ウェンディ・クルーソン
アリス・マーシャル: リーゼル・マシューズ
ロイド・シェパード: ポール・ギルフォイル
ギブス: ザンダー・バークレー
コールドウェル少佐: ウィリアム・H・メイシー
「エアフォース・ワン」あらすじ
大統領専用機“エアフォース・ワン”の機内にロシアのTVクルーを装って6人のテロリストが潜入し、乗客乗員を人質に取ります。
テロリストの目的は「カザフスタンの指導者」を自称する独裁者イワン・ラデク将軍の解放でした。
政府が決断を迫られる中、辛くも難を逃れた大統領(ハリソン・フォード)は単身、テロリストへ戦いを挑む!
「エアフォース・ワン」ネタバレ
アメリカとロシアの特殊合同部隊がカザフスタンの指導者と名乗る人物ラデク将軍(ユルゲン・プロホノフ)を拘束したという所から物語はスタートします。
アメリカのジェームス・マーシャル大統領(ハリソン・フォード)は、モスクワでロシアのペトロフ大統領(アラン・ウォルフ)が開いた晩餐会で演説を行います。
原稿にかかれている事ではなく自分の正直な思いを伝えたかったマーシャル大統領は「遅すぎた行動のせいで多くの命が奪われた。我々は自国の平和が脅かされて初めて行動する。今まで悲惨な状況をテレビで見ていたのに逃げていたのです。真の平和は戦争の回避ではなく、正義の確立だ。決してテロには屈しない。」と話し、政治的な利益だけを考えるのではなく、人道上正しいことをすると宣言し喝采をあびるのです。
演説を終えた大統領は、大統領専用機“エアフォースワン”でアメリカへと帰国するのですが、その飛行機には、誰にも気づかれずロシアの記者に変装したラデク派の組織が乗っていたのです。
これから恐怖の飛行がスタートしてしまいます。
離陸まで30分という時、大統領の妻と娘も飛行機に乗り込み、機内で久しぶりにゆったりとした時間を家族と過ごした大統領。
しかし、やることは山積みです。
イラク軍に動きがあったという報告を受け、会議が行われますが、その時、機内に銃声が響き渡り、仲間が撃たれてしまいます。
SPのギブスが犯人たちを手引きしていたのです。
それを悟られずにまた職務に戻るギブス。
大統領はSPによって脱出用のカプセルへと連れられ、外へと脱出します。
飛行機もあと少しで緊急着陸という所で操縦席が乗っ取られ再び飛行機は空へ。
ハイジャック犯たちは大統領を逃してしまったと思い、大統領の家族を人質に取り交渉しようと考えます。
ホワイトハウスでは、副大統領のキャサリン・ベネット(グレン・クローズ)が指揮を取り対応に追われます。
そこへ犯人グループのリーダー、イワン・コルシュノフ(ゲイリー・オールドマン)から連絡が入るのです。
イワンからの要求はラデク将軍を解放せよというものでした。
でなければ、機内の人質を30分ごとに撃つと。
作戦を考える副大統領らの元に、脱出ポットに大統領が乗っていなかったという報告が入ります。
犯人たちには脱出したと見せかけて、家族や仲間を守るため機内に残っていたのです。
官僚たちは、イワンが大統領の話をしなかったことから、大統領が機内に残っているという事を気づかれていないと考え、作戦を練ります。
大統領は、犯人たちの目を盗み銃と鍵を奪い、犯人たちとの戦いを開始します。
ホワイトハウスでは副大統領がペトロフ大統領へラデク解放を要請しますが、「何百人のもの命を賭けろと?国家存続の危機だ。正直、飛行機に乗っている50人の命は小さい」と聞く耳を持ちません。
約束の30分が訪れ、イワンの元へもう少し時間が欲しいと副大統領から連絡が入ります。
それを聞いたイワンは、見せしめに人質の中にいた大統領補佐官を撃つのです。
イワンが大統領の妻グレースと、娘のアリス(リール・マシューズ)を拘束している時、大統領は犯人たちの荷物から携帯電話を見つけ、ホワイトハウスに連絡をしようとします。
その時、犯人の1人に見つかり銃をつきつけられてしまうのです。
電話がつながっている事を知らない犯人に気付かれないよう、エアフォースワンを攻撃するように指示します。
官僚たちが悩む中、「最高司令官の指示よ」と言い副大統領は、エアフォースワンと一緒に飛んでいるF-15戦闘機からミサイル攻撃を仕掛けます。
そのミサイルの衝撃で隙が出来き、大統領は犯人から逃れることに成功します。
ホワイトハウスとのやり取りに成功した大統領は自分の犠牲は顧みず「要求は拒否し、飛行機を着陸させよ」と指示します。
一方イワンは潜伏している人物を誘き出すために、メラニー・ミッチェル報道官(ドナ・ブロック)をグレースとアリスの前で撃ち、その様子を機内に放送したのです。
大統領は貨物室から助けに出ようとしますが、葛藤の末貨物室に留まるのでした。
大統領は、飛行機の燃料を捨てる方法を空軍に問い合わせます。
回線を切っている最中に電話がバッテリー切れになってしまい、どうにか感で配線を繋ぎ合わせ燃料の放出に成功するのです。
燃料の放出を止めるために貨物室に犯人たちが来た隙にそこから脱出した大統領は、見張りの犯人に銃を向け、人質が閉じ込められている部屋の鍵を開けさせます。
無事に仲間と合流出来た大統領でしたが、ギブスが裏切り者だという事を知らず、持っていた銃をギブスに預け、犯人の1人を彼に見張らせることに。
イワンは空中での給油をホワイトハウスに要求します。
給油されてしまうと着陸できなくなってしまうため、どうにか策はないかと話していると、コールドウェル少佐(ウィリアム・H・メイシー)が、4500メートルに高度を下げて給油させれば、その隙に後部にあるパラシュートで脱出が可能だと提案するのです。
回線が切られているため、FAXでそのことをホワイトハウスに連絡する事に。
しかし、ホワイトハウス内は対応に追われ慌ただしくFAXに気付くことができません。
そんな時、エアフォースワンが墜落したとニュースで報道されてしまいます。
飛行機がハイジャックされたと副大統領が声明を出したことで、潜伏者が大統領ではないかと疑うイワン。
同じ時、パラシュートを付け脱出準備をする人質たちでしたが、中々高度が下がらない事にやきもきします。
やっと高度が4500メートルまで下がり、順番に脱出することに。
しかし、全員が脱出する前に見つかってしまい、また人質にとられてしまうのです。
「エアフォース・ワン」ラスト最後の結末
イワンはホワイトハウスに、大統領を人質にしたと連絡し、じきにカザフスタンの領空に入るため、護衛機は国境で引き返せと指示します。
護衛機が領空に入るようなことがあれば、人質を一人ずつ撃つと。
ホワイトハウスでは大統領を解任しようとする動きが。
副大統領は強く反対しますが、秘密裏にそれは実行されようとしていました。
妻と娘に再会することが出来た大統領。
ラデクを解放するよう指示しろと言われ、それを拒否し続けた大統領でしたが、愛する娘の頭に銃を突き付けられ仕方なく、イワンの要求を受け入れることに。
犯人たちがラデクの解放に喜び油断した隙に、大統領は犯人たちを制圧することに成功します。
ペトロフ大統領に連絡を入れ、ロシアはラデクを闇に葬るのでした。
パイロットが居なくなってしまった機内で唯一飛行機を操縦できるのは大統領だけ。
指示を仰ぎながら操縦を試みます。
そこへ、ラデク派の組織がカザフスタンから戦闘機で襲ってくるのです。
絶体絶命の危機でしたが、F-15戦闘機が戻り回避することに成功します。
しかし、一難去ってまた一難、攻撃の損傷が激しく墜落の危機に…。
その時、たまたま近くを飛行していた米軍の特殊部隊に空中で救助をしてもらうことになります。
大統領から救助をと言われますが、家族と仲間を優先し救助を見届けることに。
大統領の番になったその時、隠し持っていた銃でギブスが攻撃をしてきます。
裏切り者が自分のSPだったことに衝撃を受けますが、大統領は間一髪脱出することに成功し、残されたギブスは飛行機と共に海へ…。
大統領が無事救出されたことに、ホワイトハウスそしてアメリカ国民は歓喜します。
副大統領は大統領解任要請の書類を破り捨てるのでした。
THE END
「エアフォース・ワン」見どころ
手に汗握るハラハラのアクション映画!
スピード感のあるストーリーなので、見始めると一気に入り込んでしまいます。
勇気ある大統領の姿に感動してしまうのです!
主役のハリソン・フォードが渋くてめちゃくちゃカッコいい!!
勇気と正義感に溢れる大統領役、かなりハマリ役です!
犯人役のゲイリー・オールドマンの演技も見事です!
悪役が似合ってしまうんですよね。
「告発」でも憎々しい悪役を演じています。
この二人の共演と言うだけでも見る価値アリです!
そしてアクションシーンも盛りだくさん。
飛行機内でのガンアクションは見応え十分!
潜伏している大統領が犯人たちに見つかりはしないか、ハラハラドキドキです!
スカッとした気分になりたいかたにオススメの作品です!