映画「ラッシュアワー2」は、ジャッキー・チェン主演、ブレット・ラトナー監督の2001年の映画です。
この映画「ラッシュアワー2」のネタバレ、あらすじや犯人、最後ラストの結末、見どころについて紹介します。
人気アクションコメディのシリーズの第2弾「ラッシュアワー2」をご堪能ください。
「ラッシュアワー2」あらすじ
前作「ラッシュアワー」から3年後・・・
リー警部(ジャッキー・チェン)の地元、香港に休暇を利用して遊びに来たロス市警の刑事カーター(クリス・タッカー)。
存分に香港を楽しむはずでしたが、アメリカ領事館で爆発事件が起きたとリーの携帯に連絡が入ります。
カーターは休暇中まで仕事をしたくないから巻き込むなと言いますが、通訳2人が犠牲になったと聞いたリーはカーターを騙してこの、事件に関与しているであろう人物・香港マフィアのボス、リッキー・タン(ジョン・ローン)がいるとの情報を得たクラブに向かうことに。
タンは、かつてリーの父親の相棒で、父親の死に関わっていると言われている人物でした。
クラブに着いた二人でしたが、カーターは観光で来ていると思っているのでクラブの舞台で騒ぎ始めます。
それに気づいたリーはカーターに本当の事を告げるのです。
店内でタンの手下フー・リ(チャン・ツィイー)を見つけたリーはすぐに追いますが格闘の末逃げられてしまいます。
嘘をつかれた挙句、危険な目に遭わされたカーターはリーにグチグチと文句を言いますが、リーはマッサージ店にカーターを連れて行き御機嫌を取ることに。
好みの女の子にマッサージをしてもらってご機嫌なカーター。
しかし、リーは店内にタンがいるのを発見してしまい・・・
「ラッシュアワー2」ネタバレ
カーターはリーからタンが恐ろしい男だと聞かされますが、タンの容姿を見て勝手に弱い奴と判断し行動してしまいます。
応援を呼ぶために席を外していたリーは、勝手な行動をとったカーターを止めるためタンの元へ。
カーターに逃げるよう合図しますが、カーターはそれに気づかずタンに手を出してしまうのです。
それを見たタンの手下がリーとカーターに襲い掛かり乱闘騒ぎに。
結局手下に捕まってしまったリーとカーターは、真っ裸のまま道路に放り出されてしまうのでした。
リーが所属する警察署に戻り着替えを済ませた二人は、言い争いを始めてしまいます。
カーターは休暇中に仕事をしたくない、しかしリーは事件を放っておけない。
全く意見が合いませんでした。
そんな中、アメリカ人の通訳に扮した税関職員が殺されたことでシークレットサービスが事件に介入する事が決まります。
スターリング捜査官(ハリス・ユーリン)は、リーにこの事件に手を出さないよう忠告するのです。
スターリングとの話を終え、自分のオフィスに帰ろうとしたリーでしたが、突然部屋が爆発します。
リーは中にまだカーターがいると思い助けに向かいますが、カーターはすでに部屋を出ていました。
街に出ていたカーターはタンを見かけタクシーで追うことに。
その頃、リーはカーターが死んだと思って落ち込んでいましたが、そこにタンが船上パーティーをするという情報が入ります。
上司のチン警視(ケネス・ツァン)はスターリングの言ったことを無視し、この事件を追うようにリーに伝えるのです。
別々に船に潜入したリーとカーター。
カーターは船上でイザベラ・モリーナ(ロゼリン・サンチェス)に出会い、その美貌に惚れ声を掛けます。
しかし、イザベラはロスの実力者スティーブン・レイン(アラン・キング)と一緒でカーターに目もくれませんでした。
船上で再び出会ったリーとカーター。
リーはカーターに、タンが自分の父親を殺した犯人だと告げます。
その後タンに呼ばれたリーは、タンから爆弾テロの犯人は自分ではない、情報は提供するから香港から脱出させてほしいと懇願されるのです。
そこへタンの手下フーがやってきてタンに銃を向け殺害してしまいます。
他の手下は倒すことが出来たリーでしたが、フーは逃してしまうのです。
この事件が起きたことでスターリングにリーが関与していることがバレ今後一切この事件に関わらないよう命令されます。
カーターはリーに腹を立て自分の国へ帰ろうとしますが、リーは父親とタンが昔相棒だった事、しかしタンの不正を見抜いた父親はタンの裏切りで死んだことをカーターに話すのです。
自分の父親も殉職しているカーターはリーの気持ちが痛いほど良く分かる為、リーと一緒にロスへと向かいます。
カーターはスティーブンが怪しいと睨んでいました。
船上での騒ぎの際、他の客と違って銃声を聞いても冷静にしていた姿が怪しいと感じたのです。
ロスに着いた二人はスティーブンが滞在しているホテルを監視することに。
すると、船上で一緒にいたイザベラがスティーブンの部屋にいたのです。
スティーブンが出かけ、イザベラが部屋に残っていると、そこに荷物が届きます。
それを見ていたカーターは警察署で見かけた女と同一人物が荷物を届けに来たことに気付き、その荷物が爆弾だと判断しイザベラを助けに向かうのです。
しかし、その荷物は爆弾ではなく現金でした。
イザベラはシークレットサービスのおとり捜査官だったのです。
イザベラは税関の捜査官で偽札の捜査をしていました。
シークレットサービスはタンが警察を辞める直前に偽札を作るための原版をタンが入手していたことを突き止めていたのです。
タンを裏切ったフーはその原版を奪ったのだと推理したリーたち。
イザベラはリーとカーターにフーを逮捕するために協力をして欲しいと頼みます。
しかし、それはイザベラたちの捜査の邪魔をされないための嘘でした。
リーたちがまず訪れたのは、表向きは中華料理屋を経営しながら賭博場を開いている男の店。
リーたちが調べると、賭博で負けた客から支払われた金が偽札でした。
その男は、偽札を持ち込んだ客の情報をリーたちに提供します。
その情報をもとに偽札を持ち込んだ男を探すリーとカーター。
やっと見つけますが、フーたちに捕らえられてしまうのです。
イザベラがその組織に潜入していたおかげで命を奪われずにすんだリーとカーターは、トラックの荷台に囚われていましたが、どうにか拘束されていたロープをかみ切り、近くに置いてあった偽札を持ち帰ることに成功します。
トラックを抜け出し、下水道を通りながら抜け出たのはラスベガスのカジノ街でした。
数多くの店がある中、タンの船と同じ名前の「レッドドラゴン」という店を見つけ潜入することに。
カジノに遭う服を近くの高級店で見繕い店内に入ると、そこでスピーチしていたのがスティーブンでした。
そしてイザベラの姿もありました。
イザベラはリーをダンスに誘い、「フーに疑われているから協力して欲しい。」と頼みます。
最初は疑っていたリーでしたが、イザベラの頼みを聞くことに。
警備員の目を盗むために、カーターが態と騒ぎを起こします。
警備の手が薄くなったのを見計らって、イザベラから教えられた原版が保管してある集計室へと急ぐリー。
しかし、監視カメラに写ってしまい捕らえられてしまいます。
フーに小型爆弾を口に入れられ連れて行かれた部屋には死んだはずのタンがいました。
タンはカジノで勝った客に偽札を渡していたのです。
「ラッシュアワー2」最後ラストの結末は?
タンが原版を隠している部屋に入るスティーブンが監視カメラに写り、それを見たタンはリーの始末をフーに任せその部屋へと向かいます。
残されたリーを助けたのはイザベラでした。
フーとその仲間たちとの激しい戦いはカジノ場へともつれ込みます。
客たちが逃げ惑う中、爆弾のスイッチを入れようとするフー。
しかし危機一髪、カーターの協力で爆弾を吐き出していたリーは無事でした。
フーはカーターに任せてタンの元へ急ぐリー。
タンは裏切ったスティーブンを殺害し、リーの父親を殺した事を話します。
リーはそんなタンに銃を向けますが、撃つことが出来ません。
しかし、乱闘の末、部屋の窓からタンは落下し死亡してしまうのです。
これで事件解決かと思いきや、カーターが倒したはずのフーがまだ生きていて爆弾を突きつけます。
フーはそのまま爆弾に巻き込まれ自爆しますが、リーとカーターは慌ててビルの外へと飛び出し無事助かるのでした。
この件に関わるなと言っていたスターリングはリーとカーターに感謝を伝え、イザベラはリーにキスをして別れを告げます。
カーターとも別れの挨拶をしたリーは父親の警察バッヂをカーターにプレゼント、そのお礼にとカジノで勝った札束を渡すカーター。
二人はその金を使ってリーが行ってみたかったニューヨークへと旅立つのです。
THE END
「ラッシュアワー2」見どころ
前作に続き、リー警部とカーター刑事のでこぼこコンビのやり取りにクスリと笑ってしまう作品でした。
アクションシーンも前作よりパワーアップして見どころ満載です。
手に汗握るシーンも多く、アクション好きな方にお勧めの作品になっています。
前作同様、ストーリーもよく練られていて犯人探しも最後まで楽しめます。
舞台が香港なので香港映画でよく見かける俳優さんたちが、あちこちで出演しているのもクスリとします。
また、チャン・ツィイーが悪役で出演しているのもこの映画の見どころです。
まだブレイク前ですので初々しさのある演技に注目です。
エンドロールにはNG集が流れますから、最後まで見てください。
続編の「ラッシュアワー3」も公開されています。
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