「パーフェクト・ゲッタウェイ」ネタバレ!あらすじや犯人は?最後ラストの結末と見どころ

映画「パーフェクト・ゲッタウェイ」ネタバレ あらすじ
ミステリー/サスペンス

映画「パーフェクト・ゲッタウェイ」はミラ・ジョヴォヴィッチ主演、デヴィッド・トゥーヒー監督の2009年公開の作品です。

この映画「パーフェクト・ゲッタウェイ」のネタバレ、あらすじや犯人、最後のラスト結末と見どころについて紹介します。

6人の中に、男女二人組の猟奇殺人犯がいる?「パーフェクト・ゲッタウェイ」をお楽しみください。

 

「パーフェクト・ゲッタウェイ」あらすじ

新婚旅行でハワイを訪れた映画脚本家のクリフ(スティーヴ・ザーン)とその妻シドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。

カウアイ島でトレッキングをする為山の中、車を走らせています。

シドニーは、結婚式の様子を映したビデオカメラを使い、運転するクリフを映しながらクリフの姓になった慣れない名前を練習して幸せな時間を過ごしていました。

途中で寄った店で、カウアイ島でのトレッキングは許可証がないと進めなくなるから必ず無くさないよう身につけておくようにアドバイスを貰うクリフ。

 
店を出てトレッキング場所まで移動している道中、あるカップルがヒッチハイクをしています。

そのカップルはケイル(クリス・ヘムズワース)とクレオ(マーリー・シェルトン)。

一旦車を止めたクリフでしたが、クレオたちの行き先が自分たちの行き先よりも遠かったため乗車を断ります。

しかし、一時間もまってやっと捕まった車を逃したくないクレオは、自分たちは新婚でオワフ島で結婚式を挙げたばかりなのだと写真を見せるのです。

クリフたちは自分たちと同じ新婚の彼らに親近感を覚え乗車することを承知しますが、一度断られたケイルは腹を立て乗車を拒否し、駄々をこねるケイルを車から降ろすのでした。

 
トレッキング場所に到着したクリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。

その最中、シドニーが危険な目に遭ったところを助けてくれたニック(ティモシー・オリファント)と意気投合し一緒に先に進むことに。

少し進んだところで出会った女性三人組。

彼女たちはホノルルで新婚夫婦が殺害された事件を知って騒いでいました。

その事件を聞いたクリフは引き返すかどうかシドニーに聞きますが、シドニーは、事件が起きたのはホノルルだし、せっかくのハネムーンを中止にしたくないと言ってそのままトレッキングを続けることに。

 
シークレット・フォールズでキャンプをすると話すニック(ティモシー・オリファント)に同行させてもらうことにしたクリフたちは、その先にあった美しい滝に目を奪われます。

そこにはニックの恋人であるジーナ(キエレ・サンチェス)もいました。

シドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)はジーナ(キエレ・サンチェス)とニック(ティモシー・オリファント)と一緒に水遊びをしますが、殺人事件の事が気がかりなクリフ(スティーヴ・ザーン)は携帯の電波が通じる場所を探して事件の詳細を調べます。

その殺人事件は新婚夫婦を装った男女二人が容疑者とみられ、殺害した被害者の歯と指を切断し、カウアイ島へ移動したと記載されていました。

監視カメラの映像も載っていましたが電波が悪く中々映すことが出来ません。

 
そこへ現れたのが先ほどヒッチハイクを断ったケイル(クリス・ヘムズワース)とクレオ(マーリー・シェルトン)。

ケイルは行き先が違うからと乗車を断ったのに同じ場所にいるクリフ(スティーヴ・ザーン)に不満を漏らします。

自分たちの姿を見てヤバい奴らだと勝手に勘違いして乗車を拒んだのだろうとケイル(クリス・ヘムズワース)に責められるクリフ(スティーヴ・ザーン)。

そこへニック(ティモシー・オリファント)が現れ、クリフはケイルたちから解放されるのでした。

そして・・・

 

「パーフェクト・ゲッタウェイ」ネタバレ

クレオ(マーリー・シェルトン)たちのバッグを見つけたシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、戻ってきたクリフ(スティーヴ・ザーン)に大丈夫なのかと問いますが、クリフは先を急ごうとシドニーに話します。

出発準備の最中、許可証がないことに気付いたクリフ。

もしかしたらケイル(クリス・ヘムズワース)たちに盗まれたのではと疑い、置きっぱなしになっているケイルのバッグを探ると、そこには保護観察官の名刺が入っていました。

 
同じ目的地なら一緒に歩こうと誘われニック(ティモシー・オリファント)たちと行動を共にしたクリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。

その道中、互いの仕事の話になります。

映画脚本家であるクリフの話に興味津々なジーナ(キエレ・サンチェス)。

その後ニック(ティモシー・オリファント)の仕事の話になり、少しずつ不穏な雰囲気に包まれていきます。

ニックが公には言えないような仕事をしていたと告白したからです。

 
後頭部にある大きな傷跡を見せたニックは、その仕事の任務中、後頭部に地雷の派遣が当たったことで陥没し、そこをチタニウムで埋めたのだと話します。

そのせいで金属探知機が鳴りやまず、自分で武器を隠し持っていてもバレることが無いのだと言い足元に隠したナイフを見せるのです。

奥に進むほど人が少なくなることに不安を感じたクリフ(スティーヴ・ザーン)は、ニックたちに隠れるようにして監視カメラの映像をシドニーに見せます。

しかし、その画像では犯人がどんな顔をしているのか分かりませんでした。

 
ニック(ティモシー・オリファント)たちだという確証がないままキャンプする場所までやって来たクリフとシドニー。

不安はありながらテントを設営すると、ニックは夕飯の獲物を狩りにいこうとクリフを誘います。

クリフは一旦断りますが、遠回しに弱虫だと言われ渋々ついていくことに。

その道中、ニックは自分たちを殺人犯だと疑っているだろうとクリフに話します。

クリフはそれを誤魔化します。

自分たちが犯人でもそうでないとも言わないニックは、怪しい人物が二人いたから狩りを口実に山に入ったとクリフに告げるのです。

 
クレオ(マーリー・シェルトン)とケイル(クリス・ヘムズワース)ではないかというクリフに、違う人物だったと言うニック。

クリフはシドニーらが心配だからキャンプへ戻ろうと提案します。

しかしニックはそれを断り山の奥へと入ってしまうのです。

その後を追っていくと山の中に見知らぬ男女が二人。

その2人を警戒していたら、ニックを見失ってしまいます。

その時後ろから声を掛けられ、クリフは驚きますが、その男は店に忘れた許可証を持ってきてくれていたのです。

一緒にいた女性はこの男性の彼女で怪しい人物ではありませんでした。

 
クリフ(スティーヴ・ザーン)がキャンプに戻って少し後、ニック(ティモシー・オリファント)はヤギを狩って戻ってきます。

ジーナ(キエレ・サンチェス)はそのヤギを臆することなく捌いていきますが、クリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は二人が正気ではないと感じるのです。

どうにか理由をつけて二人から離れようと考えるクリフとシドニーは、ビーチまでたどり着いたら逃げようと話し合います。

 
翌朝、外へ出ろという声で起きたクリフ(スティーヴ・ザーン)。

テントから飛び出ると、そこにはカウアイ警察のヘリがやって来ていました。

警察が警告していたのはケイル(クリス・ヘムズワース)とクレオ(マーリー・シェルトン)。

二人はオワフ島で起きた殺人事件の容疑者として捕まったのです。

 
自分たちは犯人ではないと訴えるケイル(クリス・ヘムズワース)。

しかし、ケイルのバッグからはミントタブレットのケースから何本もの人の歯が見つかるのでした。

ケイルたちの逮捕劇を目撃したクリフ(スティーヴ・ザーン)たちは、互いが互いのカップルを犯人だと思ったと笑い話をします。

心配事が無くなった二組は清々しい気持ちでキャンプを続けることに。

 

「パーフェクト・ゲッタウェイ」犯人

クリフ(スティーヴ・ザーン)はカヤックを安く貸してもらったと言い近くの洞窟まで行ってみようとニック(ティモシー・オリファント)を誘います。

ジーナ(キエレ・サンチェス)との約束があるからと断ったニックでしたが、ニックの武勇伝をもとに映画を作ろうと冗談を言うクリフに負けて、シドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)に夕方の散歩までには帰るからとジーナへの伝言を頼んで海に出ることに。

シドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)からニック(ティモシー・オリファント)の伝言を聞いたジーナ(キエレ・サンチェス)は、クリフ(スティーヴ・ザーン)のビデオカメラでカヤックに乗る二人を撮影します。

撮り終えると、カメラからSDカードが飛び出ていたのでそれを挿入すると結婚式の写真が入っていました。

しかし、そこに映っている主人公はクリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)ではなかったのです。

映っていたのは殺害された夫婦・・・

 
それに気づいたジーナ(キエレ・サンチェス)は大声でニック(ティモシー・オリファント)を呼び戻しますが、ニックには遠すぎて何を言っているか分かりません。

それでも諦めないジーナはニックに電話をかけますが圏外で繋がらず、どうにかニックに知らせるため洞窟へ向かって走ります。

ジーナの様子に気付いたシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、自分たちの正体にジーナが気付いたと知り、ジーナの後を追うことに。

 
一方洞窟に着いたクリフとニック。

二人は映画の話をしながら酒を飲みますが、ニックが飲んだ酒瓶の中にはサソリがはいっていました。

それに気づいたニックはそっとその瓶を海に捨てながら、足に装着していたナイフを取り出しますが、クリフは既に銃をニックに向けその引き金を引くのです。

 
クリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は本物ではなく、殺害された夫婦がクリフとシドニーでした。

本物のクリフたちから盗んだ物の中にあったビデオカメラの映像を見て二人に成りすました偽のニックたちは、はたから見たら新婚夫婦そのものに見えたのです。

警察に連行されたケイル(クリス・ヘムズワース)のバッグに入っていた被害者の歯も偽クリフ(スティーヴ・ザーン)の仕業でした。

許可証を持ってきてくれた男に、ケイルとクレオが銃を持っていたから店に戻ったら通報して欲しいと嘘をついてケイルたちを逮捕させるように仕向けていたクリフ。

警察はまんまとその嘘の証言を信じケイル(クリス・ヘムズワース)たちを逮捕したのです。

 
夫婦が殺害されたと報道された時、ニック(ティモシー・オリファント)とジーナ(キエレ・サンチェス)もオワフ島にいました。

ジーナは中々プロポーズしてくれないニックに痺れをきらし、ニックに見せつけるよう宝石店で指輪を見つめます。

しかし、ニックは全く気にする様子がありません。

それもそのはず、ニックはすでにジーナへの指輪を用意していました。

このキャンプ中にプロポーズするはずが、大変な事件に巻き込まれてしまったというわけです。

 
ジーナ(キエレ・サンチェス)は洞窟でニック(ティモシー・オリファント)が撃たれる瞬間を見て叫び声をあげます。

それに気づいたクリフ(スティーヴ・ザーン)はジーナに向けて銃を発砲しますが運よくジーナはそれを逃れますが、後を追ってきたシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)に見つかってしまいました。

シドニーと揉み合ったジーナは、シドニーを海に突き落とす瞬間ナイフで太ももを刺されてしまいます。

痛みに耐えながらそのナイフを抜きニックを捜しますが、海辺にはその姿が見つかりません。

そんな時、ジーナに掛かってきた電話。

それは携帯電話会社からのセールス電話でした。

 
ジーナはその担当者に今自分たちの身に起きていることを告げ、30分後にカララウビーチに犯人をおびき出すからカウアイ警察に通報して欲しいと助けを求めます。

しかし、その時海辺に見えたのはカヤックを漕ぐシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。

どこからか無線でシドニーの声が聞こえたかと思った瞬間、岩場からクリフ(スティーヴ・ザーン)が現れ足を掴まれてしまいます。

懸命にクリフの腕を蹴って逃げますが、クリフは銃を発砲してくるのです。

弾が手の側面を掠めますが、持っていたナイフを岩場に捕まるクリフの手に突き刺してその場から逃げることに成功したジーナ。

その後をクリフが追います。

 
その頃、転覆したカヤックの下敷きになっていたニック(ティモシー・オリファント)はその中にできた空洞で息が出来ていたため一命を取り留めていました。

クリフに撃たれた場所がチタニウムを埋めた部分だったため、衝撃で気絶していただけで済んだのです。

埋め込んだ金属を覆っていた肌はめくれてしまいましたが、そこをバンダナで固定して帽子をかぶったニックはジーナ(キエレ・サンチェス)を救出するべくビーチへと向かいます。

 
クリフ(スティーヴ・ザーン)から逃げるジーナは、途中で救命士だという4人組の男性に遭遇しますが、それを信じることが出来ません。

その男性たちとやり取りしている最中、ジーナに追いついたクリフは「彼女はクスリの常習者なんだ。」と言って、ここは自分がどうにかするから大丈夫だと嘘をつきます。

しかし、救命士たちの目はごまかせませんでした。

クスリを吸ってクリフの瞳孔が開いていたからです。

嘘がバレたクリフはその救命士たちを全て銃で撃ち殺します。

逃げるジーナを追おうとしたクリフは後ろからの気配に振り返るとそこにはナイフを手にしたニック(ティモシー・オリファント)がいました。

 
手を切り裂かれたクリフ(スティーヴ・ザーン)でしたが、ニックをまた銃で撃とうとします。

しかし、怪我をしている手では上手く照準が合いません。

もたもたしているクリフの手を捻り上げ銃を奪いそれをクリフの喉に充てたニック。

クリフは自分を殺すようニックを煽ります。

 

「パーフェクト・ゲッタウェイ」最後のラストの結末は?

その時上空でヘリの音が。

警察のヘリがやって来ていたのです。

ヘリには、誰よりも先にヘリに気付いたシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が乗っていました。

警察はシドニーに「銃を持っている方が犯人か?」と聞き、シドニーはそうだと頷きます。

狙撃班がニック(ティモシー・オリファント)を撃とうとしたその時、ジーナ(キエレ・サンチェス)がニックに覆いかぶさりそれを阻止するのです。

「俺なら殺した。」というクリフ(スティーヴ・ザーン)の顔面を蹴り上げたジーナ。

「あんたなんかと一緒にしないで。」と言ってニック(ティモシー・オリファント)ときつく抱き合います。

 
一方ヘリに乗ったシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、警察に「何人も殺して私の人生をめちゃくちゃにしたのは今銃を拾おうとしている男よ。」そう告げるのです。

再びニック(ティモシー・オリファント)を殺そうとしていたクリフ(スティーヴ・ザーン)は狙撃班に撃たれその場で死亡し、シドニーはそれを見つめ涙を流すのでした。

 
無事救出されたニック(ティモシー・オリファント)とジーナ(キエレ・サンチェス)。

ニックは病院へ搬送されるヘリの中でやっとジーナにプロポーズすることが出来ました。

二人は口をそろえて新婚旅行は無しにしよう、と言うのでした。

THE END

 

「パーフェクト・ゲッタウェイ」みどころ

大どんでん返しが凄い!

一度見終わったらぜひもう一度見てもらいたい作品です。

もう一度見直すとクリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の言動が全て最初に見ていた時とは真逆になるのが本当に鳥肌でした。

殺人事件が起きた事を怖がって事件を調べていたと思っていたクリフが、実は自分たちだとバレていないか調べていたとか、冒頭で新しい名前に慣れないと言っていたシドニーのセリフが、なりすましだからそうに言っていたとか、全部辻褄が合うので一つの作品で二度楽しめるという感じです。

主役だと思っていた二人が実は犯人だったという・・・

 
終始怪しそうな雰囲気を出していたニック(ティモシー・オリファント)が最後物凄くカッコよく見えるのも計算されたストーリーがあるからですね!

ジーナ(キエレ・サンチェス)も最初は自由奔放でちょっと怪しげな女性でしたが、めちゃくちゃ素敵な女性でした!

 
マイティーソー役でブレイクする前のクリス・ヘムズワースも良かったですね。

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映画のネタバレ、あらすじ、ラスト最後の結末、見どころを紹介!

最後にシドニーがどんな結末になったのかが描かれていないのが残念でしたが、最後はスッキリと終わる事が出来る作品です。

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