「幼い依頼人」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「幼い依頼人」ネタバレ あらすじ
ミステリー/サスペンス

映画「幼い依頼人」は、イ・ドンフィ主演、チャン・ギュソン監督の2019年の映画です。

この映画「幼い依頼人」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所ついて紹介します。

児童虐待の実話にもとづく衝撃のサスペンス「幼い依頼人」をご堪能ください。

 

「幼い依頼人」あらすじ

ロースクールを卒業したユン・ジョンヨプ(イ・ドンフィ)は就職活動に励みますが結果はいつも惨敗。

ある日も大手の弁護士事務所の集団面接に挑むジョンヨプ。

面接ではアメリカで起きた事件が題材に選ばれます。

ある女性がナイフで何度も刺される現場を38人もの人達が見ていたのに誰も通報も助けもしなかったという考えられない事件です。

面接官はこの事件での目撃者が有罪なのか無罪なのかを問います。

皆が有罪を口にするなかジョンヨプだけは自分の身を守るためには仕方がなかったことだとして無罪だと答えるのでした。

この日の面接にも落ちて中々就職出来ないジョンヨプは姉のミエ(コ・スヒ)に叱られ、持っている資格を生かし児童福祉施設で社会福祉士として働き始めるのです。

 
ある日ダビン(チェ・ミョンビン)という少女が母親に暴力を振るわれたと警察に助けを求めます。

刑事に連れられてきた場所はジョンヨプが務める児童福祉施設だったのです。

ダビンにはミンジュン(イ・ジュウォン)という弟がいますが、二人とも母親からの虐待を受けていました。

二人の実の母親は他界していて、父親の再婚相手に虐待を受けていたのです。

父親ジョンナム(ウォン・ヒョンジュン)と再婚したジスク(ユソン)は、初めは良い母親でしたが、子供たちが箸を上手く使えなかったり自分の思うようにいかないと次第に違う表情を見せ始めます。

ジスクの虐待は次第に酷くなっていき、ダビンは大人に助けを求めたのです。

ジョンヨプともう一人の職員がダビンを連れて家を訪問しますが、ジスクは上手くはぐらかしダビンが育てにくい子なのだと遠回しにジョンヨプらに訴えるのでした。

また、ジョンナムもジスクのしていることは知っていましたが、子供に関心はなく金を貰える道具としか考えていない最低の父親だったのです。

ジョンヨプらが帰ったあと、家に残されたダビンとミンジュンはジスクからの辛い虐待に耐えなければなりませんでした。

ジョンヨプはこの子たちを救うことができるのでしょうか?・・・

 

「幼い依頼人」ネタバレ

ダビンは担任教師に虐待の事を相談しようとします。

しかし、その教師はダビンの首の痣に気付きながらもダビンからの相談を避けてしまうのでした。

ダビンとミンジュンはなぜかジョンヨプに懐き施設を訪問します。

仕方なく子供らの面倒を見るジョンヨプ。

ダビンらをハンバーガーショップへ連れて行き御馳走していると、ダビンが「ママってどういうどんな感じなの?」とジョンヨプに尋ねてきます。

ジョンヨプはダビンらと同じように幼いころに母親を亡くしていることを話し、それでも覚えている記憶の一つを話して聞かせるのです。

 
ダビンらを送り届けるために家の車を使ったジョンヨプでしたが、その車に乗っていたドリラのぬいぐるみに興味を持ったミンジュン。

そのぬいぐるみはジョンヨプの甥っ子の物だったためミンジュンは仕方なく諦めます。

それからも度々施設を訪問するダビンとミンジュン。

仕事と子守に疲れたジョンヨプは上司に相談しますが取り合ってもらえません。

ジョンヨプは仕方なく子供たちを動物園に連れて行ったりと面倒をみますが、今の仕事に不満が募り施設を辞める決心をするのです。

 
先輩のつてでソウルの法律事務所の面接を受けられることになったジョンヨプ。

しかし、その日は子供らにハンバーガーを食べに連れて行くと約束していた日でした。

すねるミンジュンに5万ウォンを渡し二人で食べに行くよう言うジョンヨプ。

ミンジュンが「おじさんも一緒に行こう。」と駄々をこねるため、「戻ったら一緒に食べに行こう。それまで金を無くすなよ。」となだめるのです。

それでもミンジュンがすねるため、甥っ子が大切にしているゴリラのぬいぐるみをミンジュンにプレゼントして機嫌をとるのでした。

帰り際、ダビンはジョンヨプに携帯の番号を教えて欲しいと言いジョンヨプの名刺を貰います。

 
ジョンヨプは面接も上手くいきソウルの弁護士事務所で働くことが決まり上京することに。

しかしダビンらはジョンヨプが帰ってきてくれると信じ待っているのです。

そんなある日、ジスクにジョンヨプに貰った名刺が見つかり、児童福祉施設に出入りしていたことがばれてしまったダビンはまた虐待を受けてしまうのです。

その翌日ダビンは教室で倒れ病院に運ばれます。

ダビンの担任教師はジョンヨプに連絡を取り、ダビンがケガを負ったが何も話さずジョンヨプを探していると話すのです。

しかしジョンヨプはもうダビンらにかかわりたくないため一旦はダビンの元に行く事を断ります。

しかしやはりダビンが気になり病院へ駆けつけることに。

 
病室に見舞に来たジョンヨプにダビンは「愛し合わない親から生まれた子供は普通に生きてはいけないの?そうパパが言ってた。そういう子はこうやって叩かれながら生きるのかな。おじさん、いい子にするから私とミンジュンをどこかに連れてってくれない?」と助けを求めます。

しかしジョンヨプはソウルに行くからそれは無理だとダビンに話しますが、ダビンは心を閉ざしてしまうのです。

ジョンヨプはソウルに行く前にどうにかダビンを助けられないかとジスクやジョンナムを訪ねますが追い返され何も出来ずにソウルに向かうのです。

 
ジスクからの虐待がひどくなる中、近所の大人たちもそのことに気付いていました。

しかし誰も助けてくれる人はいませんでした。

途方に暮れたダビンはクラスメイトのチャンホ(イ・ロウン)に携帯を借りてジョンヨプに電話をしますが、仕事が多忙なジョンヨプはその電話に出てくれません。

ある日、ミンジュンがお金を持っているのを知ったジスクは自分の財布から金を盗んだのだと勘違いし激しくミンジュンを殴りつけます。

しかしその金はジョンヨプが無くさずに持っていろと渡した金でした。

ジスクはダビンに自分の弟を叱るよう強要し、ジスクが怖いダビンはミンジュンの頬を軽く平手で叩きます。

しかしミンジュンが可哀想でそれ以上できずきつく抱きしめるのです。

 
満足しないジスクはそれからもミンジュンを激しく蹴ったり殴ったりと虐待を続けついにはミンジュンを殺してしまうのです。

翌日、ダビンの担任から連絡を受けたジョンヨプはソウルからダビンの元へ駆けつけます。

ミンジュンの死もショックでしたが、ミンジュンを殺したのがダビンだと言われ衝撃を受けるジョンヨプ。

マスコミもわずか10歳の少女が弟を殺したと騒ぎ立て報道するのです。

ミンジュンを殺したのがダビンでない事は周りの大人たちは分かっていました。

しかし、ジスクに強要され自分を守る為ダビンは自分が犯人だと自白していたのです。

 
ジョンヨプはこうなってしまった事に責任を感じどうにかダビンを助けることが出来ないか弁護士事務所の代表に相談します。

しかし、もう終わった事件を掘り返すなと取り合ってもらえません。

この事務所では出来ることがないと感じたジョンヨプは事務所を辞めダビンを救うため戦うことを決心します。

ダビンの元を訪れたジョンヨプでしたが、心を閉ざしたダビンはジョンヨプと口をきいてくれませんでした。

地元で弁護士をしている先輩ムンジョン(ソ・ジョンヨン)に協力してもらい署名を集めながら裁判の準備を始めます。

ジスクの事を調べ始めると身分査証や詐欺行為、そして逮捕歴もあり、刑務所でも問題行動をしていたことが発覚するのです。

虐待の証拠なども揃え警察に告訴状を提出し、ジスクの元へも出頭要請書類が届きます。

 
この裁判を起こすにはダビンが自白を撤回する必要がありました。

ジョンヨプはダビンのクラスメイトであるチャンホに頼んでダビンに毎日お菓子などの差し入れを始めます。

しかし何日か続いたある日、ダビンは「もうやめるように伝えて」とチャンホに言付けを頼むのです。

ダビンはジョンヨプからのプレゼントを開けずに全部閉まっていましたが、その日中身を見てみることに。

するとその中の一つにジョンヨプからのメッセージが録音されたウォークマンが入っていました。

そのメッセージはダビンへの謝罪とダビンを思う気持ちが込められていました。

いつでも頼ってきて欲しいというメッセージを聞いたダビンは溜まらずジョンヨプの元へ行こうと家を飛び出します。

しかし、そこにジスクが帰ってきてウォークマンの音声を聞かれてしまうのです。

 
激昂したジスクは激しい虐待を始めます。

泣き叫ぶダビンの声を聞いたチャンホはジョンヨプに連絡し「ダビンが殴られてる!」と必死に訴えるのです。

連絡をもらったジョンヨプはすぐにダビンの元へ駆けつけます。

家の鍵を壊して中へ入りジスクに殴られ倒れているダビンを助け出すのです。

ジスクはそんなジョンヨプに「これは誘拐だ!」と激しく詰め寄りますが「それでも人間か?」と言い返しダビンを自分の家で保護することを決めます。

 
事情を知ったジョンヨプの姉ミエはダビンを優しく迎い入れます。

その夜ダビンの父親がジョンヨプの家にダビンを返せと殴りこんできます。

しかしジョンヨプは「それでも父親なのか?こんなことになるまで何してたんだ。あんたは殺人幇助罪だぞ。お前らは人間のクズだ!」とジョンナムを責め、追い返すのです。

 
翌日、マスコミに囲まれながら警察へと連行されるジスクとジョンナム。

いよいよ裁判が始まります。

裁判官から何か言いたいことはないかと問われたジスクは白々しくも涙を流し自分の行いを反省していると訴えるのです。

そして、検察からの質問にミンジュンが亡くなった時ダビンが階段からミンジュンを突き落としたと証言します。

ダビンの証言が必要になりますが、ジョンナムが訪ねてきた時から口を利かなくなってしまったダビン。

どうしたものかと考えあぐねていた時、甥っ子がゴリラのぬいぐるみが無くなったとミエに駄々をこねていました。

ジョンヨプがミンジュンにあげてしまったぬいぐるみです。

甥っ子はそのぬいぐるみには録画機能がついていて、今まで沢山録画したのだというのです。

それを聞いたジョンヨプはそのぬいぐるみを探すため家を飛び出します。

ゴミ処理場まで行って探しますが結局そのぬいぐるみは見つかりませんでした。

 

「幼い依頼人」最後ラストの結末は?

ミンジュンを殺したのがジスクだという証拠が見つからないままダビンが証人として出廷する日を迎えます。

ダビンはジスクを恐れ何も口を閉ざしてしまい何も証言できません。

その時ジョンヨプがゴリラのぬいぐるみをダビンに差し出します。

ゴリラのぬいぐるみはジスクによって処分されていましたが、チャンホがその現場を見ていました。

以前ミンジュンがチャンホにそのぬいぐるみを自慢していたのを覚えていたチャンホはゴミ袋からぬいぐるみをこっそり抜き出して保管していたのです。

 
ぬいぐるみを見たダビンは涙を流しながら静かに証言を始めます。

ミンジュンを殴ったのかという問いに対して「はい。」と答え「ママがミンジュンを叩けって言ったから一回か二回ほっぺを叩いたの。それが申し訳なくて…それでミンジュンが死んじゃったのかって…。」と言葉を詰まらせるのです。

ジョンヨプは裁判長に「ダビンは目の前で弟を失っただけでなく、殺人犯である母親からは親権者という理由で隔離されずに弟を殺した犯人と暮らしていたのです。ダビンは罪をかぶって生きることを選択するしかなかったのです。」と訴えます。

それを聞いた裁判長はダビンに「弟を殴ったのは誰ですか?」と問いダビンは「ママが殴りました。」と証言するのです。

 
弁護士はその証言について誘導尋問で証拠もないと訴えますが、検察側はぬいぐるみに録画された映像を証拠として提出します。

そこには目を覆いたくなるような虐待の証拠が収められていました。

ミンジュンが亡くなる直前まで録画された映像には殴られた後お腹をパンパンに腫らしたミンジュンの姿も残っていました。

会場がシンとする中ジスクは「これが証拠ですって?そうです。数回殴りました。でもそれは母親として子供に間違いを教えるためです。」そう喚きたてます。

それを聞いたジョンヨプは「母親として?それでもあなたは母親ですか?母性はありますか?子供達に恥ずかしいとは思わないですか?」と責めるのです。

ジスクは「私は子供の看病もしたし髪だって結った食事も作って学校へも行かせた。わが子のためです。これが母性です。」そう恥ずかしげもなく裁判長に訴えます。

我慢できなくなったジョンヨプは「子供は母親に守られて生きるのは何も特別な事じゃないダビンは僕にママとはどんな感じなのかと尋ねました。幼いあの子がそう聞いてきたんです。あなたにも同じ質問をします。あなたにとって母親とはどんな感じですか?」そう尋ねます。

ジスクは「いないのに知るわけないでしょ。」そう言って暴れ出したため退廷させられてしまうのでした。

 
その後ジスクは拷問に近い虐待を行い極めて悪質だと認められましたが殺意は認められず児童虐待及び傷害致死罪で懲役16年、ジョンナムは児童虐待放置の罪で懲役5年が言い渡されます。

それから6ヶ月後。

ジョンヨプはダビンとミンジュンの母親が写った写真を見つけ出しダビンに渡します。

ダビンは天国にいるミンジュンに「ミンジュン見てるでしょ?ママの顔見えてるよね?」そう呟き、天国でミンジュンとママが会えると微笑むのでした。

 

「幼い依頼人」見どころ

大変ショッキングな内容でしたが、俳優たちの迫真の演技に見入ってしまいました。

特にダビン役のチェ・ミョンビンとジスク役のユソンの演技は凄かったです。

また、ジョンヨプと子供たちの心が通じ合っていく過程は繊細に描かれていて、その絆に涙してしまいます。

そして理不尽さにも・・・

 
韓国で実際に起きた事件をもとに作られた作品なのでかなりリアリティのある映画でした。

シチュエーション的にはこちらの韓国映画と同じですので、興味のある方はこちらも鑑賞をおすすめします。

「トガニ 幼き瞳の告発」ネタバレ!あらすじや最後の結末と見所!
映画「トガニ 幼き瞳の告発」は、コン・ユ主演、2011年の韓国映画です。この映画「トガニ 幼き瞳の告発」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。原作は韓国の作家孔枝泳の小説で、実際に起きた事件を元に描いた作品です。

こういった映画が注目されるほど、虐待に対する世間の目が高まります。

そういった意味で、もっとこのような社会派の映画がたくさん作られることを望みます。

未来は今の子供達が作っていくのですから・・・

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