「モンスターズ・インク」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ

映画「モンスターズ・インク」ネタバレ あらすじ
アニメ

映画「モンスターズ・インク」は、ピート・ドクター監督の2001年公開のピクサーアニメ作品です。

この映画「モンスターズ・インク」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末と見どころについて紹介します。

モンスターたちと人間の女の子の騒動と友情を描いたディズニー/ピクサーアニメ「モンスターズ・インク」をお楽しみください。

 

「モンスターズ・インク」あらすじ

ここは、モンスターワールドの最大都市・モンスターシティ。

暮らしているのは、人間じゃなくてモンスターです!

お気に入りの車でドライブしたり、スーパーマーケットで買い物もする。

新聞も読むし、なかなか予約が取れない人気の寿司店だってあります。

そんなドコにでもある平和な街は、電力不足という大問題を抱えていました。

長年、街に電気を供給しているのが、エネルギー会社モンスターズ・インクです。

かつては電力集めの優良企業も、今では業績不振でパッとせず会社は存続の危機に!

日々、頭を悩ませる三代目社長のウォーターヌースが、最も頼りにしている社員。

それは、ジェームズ・P・サリバン、愛称はサリー。

サポート役のマイク・ワゾウスキも、オマケで付けておきましょう。

仕事が出来るだけじゃなく、とっても優しいサリーは同僚からも慕われています。

大きなカラダだからってイイ気にならず、しっかり練習も頑張っているサリー。

電力集めの歴代記録もあと少しで更新するから、マイクも鼻高々でした。

 
仕事でコンビを組むサリーとマイクは、プライベートでも親友です。

ペラペラ良く喋るマイクは、ナイス助言もあるし「俺が!」って自己中になる時も!?

だけど、根は優しい奴って分かっているから、大らかな気持ちで頷く聞き役のサリー。

小っちゃいけどエネルギッシュなマイクが、サリーには大切な存在で、マイクだってそう。

それなのに、二人はある出来事がキッカケで大喧嘩!

モンスターズ・インクの社員が恐れる、極寒のヒマラヤに二人揃って追放されます。

一体、どうして?

まずは、モンスターズ・インクの仕事内容や、サリーとマイクのこと。

そして、モンスターワールドの、ルールを教えておきましょう。

 

「モンスターズ・インク」ネタバレ

エネルギー会社モンスターズ・インク。

電力集めの必需品、人間の子供部屋に行けるドアを570万個も保有しています。

わざわざ、人間界に行って電力集め?

その理由は、サリーたちが暮らす街の電力が、人間の子供の悲鳴で出来ているから!

とっても優しいサリーは、身長2m40cm体重300kgもあるモンスター。

全身青緑色のフサフサ毛波で紫ブチ模様付き、頭の角は二本、長いシッポもあります。

笑顔はチャーミングだけど「うぉぉぉ!」って吠えると、鋭い牙が怖~い。

達成間近の歴代記録というのは、悲鳴獲得ポイント。

その名の通り、子供を怖がらせて悲鳴を量産する“怖がらせ屋”No.1がサリー。

絶叫フロアと呼ばれる仕事場、ドア・ステーションという装置の前で待ち構えます。

サポート役のマイクがカードキーを通すと、保管庫からベルトコンベアで運ばれるドア。

練習通り子供部屋にそ~っと忍び足で潜入、物音を立てて寝ている子供を起こして・・・怖い顔したサリーが「うぉぉぉ!」それを見た子供は「いやーーー!」

悲鳴で満タンになった絶叫エネルギー缶が、電力として供給されます。

 
一個のドアに、一つのカードキー。

怖がらせ屋が担当するドアは決まっていて、割り当てるのは派遣部の怖~い責任者ロズ。

悲鳴をあげ終わったドアはベルトコンベアで運ばれて、また次のドアがやって来る。

長い手足を目一杯動かしてエネルギー缶を準備するマイクは、まん丸で黄緑色の小っちゃなカラダ。

チャームポイントの大きな一つ目に、恋人セリアも夢中なのです。

人間の子供を怖がらせるけど、サリーたちモンスターは悪さをしたい訳じゃありません。

恋愛もするし、報告書も出し忘れる(←マイク)、楽しい事が大好きです。

むしろ、モンスターは“人間の子供は有害”だと信じて、子供に近づくのを恐れています。

怖がらせに行ったはずのモンスターが、子供に泣かされることも増加。

危険なドアは即刻シュレッター!今週は、もう58人の子供に反撃されています。

 
こんな状態のモンスターズ・インクを守るため、一生懸命に仕事を頑張ったサリー。

だけど、ルールを破る事になってしまいました。

【モンスターが絶対やっちゃダメなルール】

その1 人間界の物を持って帰って来ちゃダメ!
その2 人間の子供をモンスター界に入れちゃダメ!
その3 人間の子供を愛しちゃダメ!

上記のことを侵せば、CDA(子供検疫局)が出動して、徹底的に浄化。

モンスターワールドから、追放されます。

 
──仕事が終わり、誰も居ない絶叫フロアに(マイクのせいで報告書を取りに)戻ったサリー。

すると、白地にピンクの花の模様が入った、可愛いドアがありました。

勤務時間以外は、ドア保管庫に収納してあるはずなのに?

「お~い!誰か仕事してんの?」って、呼び掛けても無反応で、子供のベッドも空っぽ。

何だか変な感じがして、シッポを見たサリーは「うわぁぁ!」

小っちゃな人間の女の子に触られて、大きなカラダをビクつかせます。

 
やりたくない追い掛けっこをして、ようやく女の子を鞄に詰め込んだサリー。

家に帰そうとしてドアノブに手を伸ばすと、向こう側から誰かが開けようとしています。

出て来たのは、このドアを担当している、悲鳴獲得ポイントNo.2のランドールでした。

「(悲鳴集め)お互い、頑張ろうな」ってサリーが言っても「俺が勝つさ」ってプイッとする。

執念深い性格のトカゲ型モンスターで、人気者のサリーをいっつも敵視するイヤな奴です。

女の子を見失ったランドールは、ドアを保管庫に戻して帰りました。

さては、No.1 になるためのズル?

だけど、今はこの女の子で頭が一杯のサリーは、ランドールの事なんて二の次です。

 
その後、鞄を抜け出した女の子は、モンスターたちに「ぶぅー!」って元気にご挨拶。

サリーはデート中のマイクも巻き込み、CDA(子供検疫局)の包囲網を抜け自宅に帰ります。

デートは目茶苦茶、おまけに怖~い女の子と一緒なんて、絶~対あり得ない!

マイクは、アレコレ策を考えるけど「あぁ頭脳停止~」

2歳くらいの女の子は、無邪気に笑ったり泣いたり、物凄いエネルギーで電球もパリーン!

静かにお絵描きを始めると、“大きな猫”のサリーと手を繋いでいる絵を見せてくれました。

いつも怖がらせる意地悪なランドールは大っ嫌いだけど、優しいサリーは大好き。

クローゼットを怖がる女の子のために、ドアの前に座るサリーの心は動き始めます。

この小っちゃな女の子を、無事に家に帰そう・・・

 
翌日、CDA(子供検疫局)は、子供を侵入させたとみられるモンスターズ・インクを徹底捜索!

「女の子が出現した!」と通報があった寿司店に、会社のロゴ入り鞄が落ちていたのです。

長い手足を目一杯動かしながら「…追放だよ!」って、ビクついて出社するマイク。

小っちゃなモンスターをおんぶしているサリーは、平気そうな顔だけど内心はドキドキ。

「わが社は安全第一ですから」と、CDA(子供検疫局)に、潔白を示すウォーターヌース社長。

サリーが連れて来た、親戚の小っちゃなモンスター(変装した女の子)を歓迎してしまいます。

 
その後、マイクは“女の子のドアのカードキー”を借りに派遣部へ。

だけど、報告書を出し忘れる常習者マイクは、行いの悪さが災いして貸してもらえません。

あたふたしっぱなしのマイクと違って、女の子とかくれんぼするサリーは楽しそう♪

危機感のないサリーにマイクが呆れていると、ランドールの声が聞こえて来ました。

オロオロしているサポート役の、三つ目のファンガスは新聞を持っています。

見出しは【寿司店に人間の子供 出現】、あの女の子の顔が載っていました。

女の子を侵入させてしまったのは、やはりランドール。

新聞を指さして、あたふたするファンガスに「知らんぷりしろ!……」って怒鳴ります。

 
どうにかランドールとファンガスに見つからないで済んだ、サリーと女の子とマイク。

あの二人が言っていた“マシン”も気になるけど、女の子を無事に帰せばスッキリ解決だ。

絶叫フロアにやって来ると、マイクはすれ違う同僚から適当にカードキーを奪います!?

そして、全然違うドアが運ばれてくると、女の子への思いがバラバラな二人は大喧嘩。

すると、いつの間にか女の子はドコかへ行っちゃった~!

 
社内を走り回って「ブー?ブー?(サリーが付けた女の子の愛称)」と、必死に捜すサリー。

一方、知らんぷりしていたマイクは、関わっている事がランドールにバレて脅迫されます。

「(悲鳴獲得ポイントNo.1になるために)お前が、ズルしたんだろ!」

マイクにそう言い返されたランドールは、追放を怖がるマイクにある解決策を教えました。

ランドールが女の子のドアを準備しておくから、マイクは見つけ出して帰せば良いだけ。

昼休みの絶叫フロアには誰も居ない、その間に終わらせちゃおう。

ランドールが意地悪な奴だって知っているマイクだけど、素直に信じてしまいます。

 
CDA(子供検疫局)や同僚にバレずに、サリーはブーを無事に見つけ、マイクも二人と再会。

ギューッと小っちゃなモンスターを抱きしめる、優しいパパの顔になるサリー。

すると「良いお父様ねぇ」って、通り掛かりのモンスターは微笑みます。

一方、本物の子供モンスターに「マイク・ワゾウスキ」って、呼び捨てにされるマイクは・・・長い手を、ガブッと噛まれて「うわぁぁぁ!」

絶叫するマイクがとっても面白いブーが大笑いすると、廊下の蛍光灯が割れるのでした。

 
昼休み中の誰も居ない絶叫フロアにやって来た、サリーとブーとマイク。

約束通り、白地にピンクの花模様がある、ブーのドアが準備されています。

だけど、ランドールを信用できないサリーは、警戒してブーを離しません。

焦るマイクが、安全を証明するためにブーのベッドに飛び込むと、やっぱり捕まった!

箱に閉じ込めたのが、マイクだとも知らずに運び出す、嘘つきランドール。

保管庫に収納されてしまうブーのドア、昼休みが終わり絶叫フロアは賑やかになります。

 
ランドールとファンガスが言っていた“マシン”とは、悲鳴吸引機のことでした。

秘密の通路を抜けた先にある実験室。

どうやら、ランドールは悲鳴獲得ポイントNo.1より、もっと凄い事を企んでいるようです。

実験台になったのがブーじゃないけど、もういいや!

サポート役のファンガスを押し退けて、悲鳴吸引機を作動させるランドール。

「ダメ!ダメ!ダメ~!」って怖がるマイクを、助けたのはサリーとブーです。

実験室を抜け出した三人は、CDA(子供検疫局)をかわしながら逃走しました。

もはや“モンスターズ・インクを辞めれば良い”と、ヤケになるマイクは外へ!

一方、正直にウォーターヌース社長に話そうと決めたサリーは、シミュレーション室へ。

置いて行かれたマイクは「ダメ!ダメ!ダメ!ダメ!ダメ~!」と、あとを追います。

 
ベッドで眠っている、機械仕掛けの人間の子供を怖がらせる練習ルーム。

それが、シミュレーション室です。

悲鳴獲得ポイントNo.1サリーの登場に、研修中だった新人は大感激!

「これからエースの技を見せよう!」と、ウォーターヌース社長の号令で部屋は真っ暗に。

一刻も早くランドールの悪事を伝えたいけど、社長や新人のためにお手本を見せるサリー。

「にゃんにゃん!」って、ブーがそばに来た事に気づかないまま、吠えてしまいます。

「いやーーー!うわぁ~ん!!」

それは、シミュレーション人形ではなく、怖い顔をしたサリーを見たブーの悲鳴。

社長にも、サリーの“親戚の小っちゃなモンスター”が人間だとバレました。

 
ブーに嫌われて落ち込むサリーの代わりに、ランドールが企む悲鳴吸引機の事を報告するマイク。

「どう言うことなんだ!他にこの事を知っている者は?」

社員の不祥事に困った様子のウォーターヌース社長ですが、ブーを優しく抱き上げ絶叫フロアへ。

ブーに嫌われたまま、別れることになったサリー。

ところが、運ばれて来たのは極寒のヒマラヤ行きのドアで、笑うランドールが重い扉を開けます。

モンスターズ・インクの社員たちが知らない、実験室。

怖~いマシン・悲鳴吸引機を使って、電力集めを企んだのはウォーターヌース社長でした。

 
猛吹雪の中に、サリーと一緒に放り込まれたマイク。

絶対に嫌だった追放、とにかく寒いし、恋人セリアとも会えない絶望感!

歴代記録更新の夢も消えて「俺の言う事を聞かないから!」って、怒りが爆発します。

だけど、サリーが心配するのは、一人にしてしまったブーだけでした。

マイクの気持ちを考える余裕はないサリーは「どうでもいい!」と、口走ってしまいます。

その後、極寒のヒマラヤに追放された先輩の雪男に、村があると教えてもらったサリー。

ソリに乗って滑り降りた村では、同僚が子供に悲鳴をあげさせていました。

ドアをくぐり絶叫フロアに帰還したサリーは、ブーを助けに行きます!

 
悲鳴吸引機の実験台になるブーは「にゃんにゃ~ん!」って、サリーを呼んでいました。

吸引機は、もうブーの目の前!

そこにサリーが到着すると機械をぶっ壊して、ブーとブーのドアのカードキーを奪います。

だけど、姿を消せるランドールがサリーに反撃!

やられっぱなしのサリーを助けたのは、雪玉を持ったマイクでした。

喧嘩中のサリーに「いつまでも友達で居たいんだよ!」と、照れ臭そうに雪玉を投げるマイク。

するとソレは、姿が見えていなかったランドールに命中します。

一緒に、絶叫フロアに駆け込むサリーとマイク。

“ブーを無事に帰す!”っていう思いが、ピッタリ一致した二人は初めてドア保管庫へ。

白地にピンクの花模様があるブーのドアはもう目の前なのに、諦めないランドールも追って来ました。

 
ベルトコンベアで運ばれる、570万個ものドア。

巨大な保管庫の中では、まるでジェットコースターのようにビュンビュ~ン!

サリーとマイクは「わぁぁぁ~、吐きそう!」って怖がるけど、ブーは楽しんでいます。

ランドールから逃げるため、ドアからドア次々と世界中を大冒険するサリーたち。

ところが、すばしっこいランドールに、ブーを奪われてしまいました。

ブーのためなら怖くない!ランドールが入ったドアに、飛び移ったサリー。

だけど、ランドールに追い詰められて、ドアから落ちそうです。

すると、いじめっ子ランドールを許せないブーが怒って、コテンパンにやっつけます。

もうランドールなんか怖くないブーは、サリーの真似をして「うわぁ~」と、吠えました。

マイクが準備したドアに放り込まれたランドールは、遭遇した大人にコテンパンにやられちゃいます。

 
ドア保管庫で、白地にピンクの花模様がある、ブーのドアを見つけたサリーとマイク。

ところが、ウォーターヌース社長によって、絶叫フロアに強制移送されました。

待ち構えるCDA(子供検疫局)に、人間の靴下を投げ付けて驚かすマイクは、小っちゃなモンスターを持って逃走!

だけど、それはブーじゃありません。

誰も居なくなった絶叫フロアから、ブーとブーのドアを持ち出したサリー。

気づいたウォーターヌース社長に追い掛けられるサリーは、暗い部屋に入りました。

「怖くないよ、ブー」そう言ってなだめていると、とうとう社長に追い詰められます。

 

「モンスターズ・インク」最後のラストの結末は?

信じていたウォーターヌース社長に、裏切られたサリー。

「会社を救うためなら、1000人だって誘拐してやる!」

そう白状した社長が、襲い掛かると「シミュレーション終了…」の音声が流れます。

明るくなったここは、シミュレーション室。

事態を把握したCDA(子供検疫局)が、ウォーターヌース社長を連行します。

 
犯人逮捕に免じて、サリーはブーとお別れをする時間を、特別にあたえられました。

ドアの向こうへ行く前に「マイク・ワゾウスキ」と呼び、マイクにギュッと抱き着くブー。

あんなに逃げ回っていたマイクも「楽しかったよ」って、すっかりブーの事が大好きです。

サリーを部屋に招待するブーは、お気に入りのおもちゃを見せて嬉しそうに笑いました。

だけど、もうお別れの時間だからブーをベッドに運び、寂しそうにドアを閉めたサリー。

かくれんぼ?ベッドを抜け出したブーはドアを開けます。

そこは、ただのクローゼットで、サリーはドコにも居ません・・・

 
CDA(子供検疫局)が、ブーのドアをシュレッターにかけて処分。

床に残った、白地にピンクの小さな“ひと欠片”を、マイクはサリーに渡しました。

モンスターズ・インクは閉鎖となり、途方に暮れる社員。

そして、街の電力不足は、ますます深刻化します。

散々な結果になったけど「…ブーは家に帰ったんだぞ!……(何だかんだ)結構笑えただろ?」

マイクに励まされるサリーは、モンスターズ・インクの新規事業が浮かびました。

しかも!エネルギッシュでペラペラ良く喋る“愉快な”マイクが、一番の適役なのです。

 
子供部屋にそ~っと忍び足で潜入、マイクテストもOK・・・

「ハイど~も、こんばんは~!」って初仕事に挑戦するマイクは、ややウケから大笑いへ!

子供の笑い声で、満タンになった笑いパワー缶。

モンスターズ・インクは、“笑わせ屋”の活躍で街の電力不足をあっと言う間に解消します。

 
社員たちを見守るサリーの顔は嬉しそうだけど、本心はブーに会えず寂しい。

すると、マイクが「僕の美声に付いて来て~!」と、手招きします。

素直に目をつぶって、マイクに付いて行くと「じゃじゃ~ん!」

サリーが目を開けると、マイクが欠片を集めて直した、ブーのドアがありました。

大切に持っていた最後のひと欠片を入れたサリーは、マイクに見守られてドアを開けます。

「ブー?」

「にゃんにゃん!」

THE END

 

「モンスターズ・インク」みどころ

2022年8月現在、劇場公開最新作『バズ・ライトイヤー』も含めると、26作品を製作したディズニー&ピクサー映画。

今回は、2002年の日本公開から20年が経った『モンスターズ・インク』をご紹介します。

あれから、もう20年か・・・当時、私はすでに大人だったけど映画館で号泣したな。

小っちゃなブーの純粋さにキュン!ブーを必死に守る愛情深いサリーに心がポカポカ。

マイクのワーワー大騒ぎも好きだし、恋人セリアの前での色男ぶりも微笑ましいです。

感情豊かで顔かたちも個性的なモンスターだらけ、アッチもコッチも見るのに大忙し!

 
そして、ディズニー&ピクサー映画といえば、他の作品で活躍する人気キャラのカメオ出演も要チェック。

あっちの世界のあんな物や、あの子たちが『モンスターズ・インク』に登場!

愛とユーモアがたくさん詰まっている映画だからこそ、何度でも見返したくなるのです。

真っ暗な画面に、ポップでカラフルなドアと怖がらせ屋が描かれる、軽快なオープニング。

「ガォー!」「きゃー!」そんな声も聞こえるけど、心は弾んじゃう♪

怖がらせ屋の仕事が、どういうモノなのか。

新人さんと、あのウォーターヌース社長が、最初に教えてくれるので安心して下さい。

 
ちなみに、五つ目のウォーターヌース社長は、お腹まわりに貫禄があるカニ型モンスター。

モンスターズ・インクのテレビCMでは「真心こめて脅かします」って、言っていたっけ。

朝からサリーを叩き起こすマイクは、怖がらせの練習そっちのけで、そのCMに夢中。

同僚やサリーが登場していよいよマイクが映ると、思わぬハプニングにサリーは隣に居るマイクを心配します。

「信じらんねぇ」って、マイクは呆然とするのですが・・・

『モンスターズ・インク』ファンには、もはや見慣れた光景ですね。

大きなサリーと小っちゃなマイクだから起こるソレは、作中で何度か目撃できるので注目していて下さいね。

 
働き者のサリーとマイク、同僚も自分の怖~い武器をフル活用して、いざ子供のもとへ!

だけど「子供が寄って来た!こんな近くまで(泣)」って、弱音を吐くモンスター。

人間界の靴下を持って帰ってしまい、CDA(子供検疫局)に徹底消毒される者も。

黄色い防護服に身を包むCDAのチームワークは抜群で、任務遂行の心意気がカッコイイ!

なかには、ミーハーな奴も居て、悲鳴獲得ポイントNo.1のサリーにサインを求める場面も。

そんな彼らのボスは、なんと派遣部のロズだった!?

メガネを掛けたナメクジ型モンスターで、喋り方は“お~っとり”だけど、仕事の遅れは絶対に許しません。

ロズは昔からあまり性格は変わっていないけど、悲鳴獲得ポイントNo.2のランドールは激変!

あの頃は、カップケーキを作ってくれる、優しい奴だったのに・・・

『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013年)と併せて鑑賞すると、ますますモンスターの事が好きになりますよ。

「モンスターズ・ユニバーシティ」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!
映画「モンスターズユニバーシティ」は、ダン・スキャンロン監督の2013年のピクサーアニメ映画です。そんな、映画「モンスターズユニバーシティ」のネタバレやあらすじ、最後ラストの結末、見所について紹介します。この「モンスターズユニバーシティ」は2001年の「モンスターズ・インク」の続編となります。

 
史上最悪の出来事となる小っちゃなブーの侵入で、モンスターシティは大パニック!

だけど、ブーと一緒に居るサリーは無邪気なブーに癒されて、とっても優しいパパの顔に。

「ブー」「にゃんにゃん」と呼び合う、仲良しな二人が尊すぎてヤバイ!

だからこそ、本編55分頃から描かれる、シミュレーション室での出来事はつらいです。

大切なブーを怖がらせてしまい、心を痛めるサリー・・・

怖ければ怖いほど同僚は喜んでくれるし、サリーにとって怖がらせ屋は誇れる仕事のはずでした。

このシーンで、感情が揺さぶられるのは大人たちでしょう。

“楽しい”という気持ちの他に、自分にとって大事なモノが何かを教えてくれる物語。

壊れそうなサリーとマイクの友情、その復活方法も二人らしくて胸が熱くなるのです。

 
わくわく!ドキドキ!の大冒険を終えて、とっても仲良くなったのに、住んでいる世界が違うブーとサリーはお別れ。

灯りが消えたような寂しさを感じるけど、マイクが粋な事をしてくれました。

個人的には、本作の終わり方が大好きで、もう胸がいっぱいになるのです。

いつも幸せな笑い声が溢れる、サリーやマイクたちが暮らすモンスターシティ。

きっと、あなたも行きたくなるでしょう。

私は、除菌スプレーを思いっ切り、目にプシューしちゃう“あわてんぼう”のマイクに会いたい!(笑)

どうぞ、最後まで楽しんで下さいね。

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