映画「メイド・イン・マンハッタン」はジェニファー・ロペス主演、ウェイン・ワン監督の2002年の映画です。
この映画「メイド・イン・マンハッタン」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
シングルマザーの客室係と大統領候補とのラブストーリー「メイド・イン・マンハッタン」をご堪能ください。
「メイド・イン・マンハッタン」あらすじ
シングルマザーのマリサ・ヴェンチュラ(ジェニファー・ロペス)は夫と離婚して10歳の息子、タイ(タイラー・ガルシア・ポジー)を育てるシングルマザー。
今日は学校でタイがスピーチをする日であり、その後父親のマーカスとキャンプに行くこととなっています。
タイを学校に送ったマリサはそのまま出勤。
マリサはマンハッタンの五つ星ホテル「ベレスフォード」で客室係、メイドとして働いています。
実はマネジメントに興味があるマリサ。
人事異動で副支配人がいなくなったことから、友人のステファニー(マリサ・メトロン)はマリサに応募するよう勧めます。
ある金曜日、パーク・スイートにお金持ちのキャロライン(ナターシャ・リチャードソン)が泊りに来ました。
さらにヨーク・スイートルームには政治家一族の息子で州議会の下院議員、そして上院議員に立候補しているクリストファー・マーシャル(レイフ・ファインズ)もチェックインします。
仕事でトイレに入ったマリサは、そこで用を足していたクリスとはじめて出会います。
この出会いがすべての始まりでした・・・
「メイド・イン・マンハッタン」ネタバレ
やってきたマリサにあれこれと指示を出すキャロライン。
キャロラインから買い物を頼まれたマリサは、早くタイのもとに行くために急いで買い物に行きます。
しかしその店の店員はあまりにも態度が悪く、マリサは毅然とした態度で対応します。
そして急いでタイの学校に向かう途中、マーカスから行けないという連絡が来て大激怒します。
そしてタイの学校、タイは自分の出番がきてニクソンについて話しだします。
しかし緊張でしどろもどろになってしまったタイ、言葉が出ずに逃げ出してしまいます。
マーカスが来ていなかったことを聞いてさらに落ち込んだタイ、キャンプにも行けず週末はマリサのホテルで過ごすことになりました。
翌日は22階が担当となったマリサ。
パーク・スイートでまたもキャロラインに出くわします。
キャロラインからブティックへ服の返却を頼まれたマリサ。
ステファニーはキャロラインの服に大興奮です。
そしてマリサにこんな服を着られる機会はないから着てみるようにと言います。
クリーニングコーナーに預けらえたタイ、マリサに会いに行こうとエレベーターに乗ります。
そしてタイはそこで、愛犬ルーファスを連れたクリスと出会います。
学校の課題で政治について調べていたタイはクリスのことを知っていて、政治の話で盛り上がります。
ルーファスの散歩についていってよいか許可を取るために母親はどこにいるのかとタイに尋ねたクリス、タイはパーク・スイートにいると答えます。
ステファニーにすすめられてマリサはキャロラインの高価な服を着ます。
そこにやってきたタイとクリス。
ステファニーが「奥様」と呼んだことで、クリスはマリサがパーク・スイートの客だと思い込みます。
初めて見た瞬間に惹かれあったマリサとクリス。
マリサはキャロラインのふりをしてクリス、タイと共に散歩へ出かけます。
ホテルから出るなりパパラッチに撮られてしまったマリサとクリスでしたが3人と1匹で楽しい時間を過ごします。
一緒に散歩した女性の事が忘れられないクリス、ランチに誘おうとスイートルームに手紙を送ります。
しかし部屋でその手紙を受け取ったのは本物のキャロラインです。
突然の手紙に大喜びのキャロラインはマリサに服を選んでもらいます。
そして副支配人への昇進が内定し、執事の実地試験としてふたりのランチの給仕を任されたマリサ。
上司のライオネル(ボブ・ホスキンス)の指導の元、サービスを行います。
そしてランチの時間、クリスはやってきた本物のキャロラインにがっかりします。
ライオネルに黒髪でタイと言う名の息子がいる女性を探すよう頼んだクリス。
ライオネルはすぐにマリサだと気付きます。
クリスは道の途中でマリサを見かけ慌てて声を掛けますが、ホテルを移ったと話をかわされてしまいます。
そして参謀のジェリー(スタンリー・トゥッチ)にマリサを明日のパーティーに同伴させるよう頼みます。
翌日、ライオネルから今夜のパーティーにはクリスとともに参加し、少なくともマネージャーになるまでは関わるなと言われます。
仲間たちからパーティーに出ることを勧められたマリサ、皆がパーティーに行けるよう準備をしてくれます。
タイに見送られてパーティー会場にやってきたマリサは、クリスは会うのはこれきりだと言います。
しかし美しいマリサにクリスは夢中。
そのパーティーでクリスはキャロラインに会います。
そしてマリサもキャロラインに声をかけられて、慌てて逃げます。
そんなマリサを「キャロライン」と呼びかけて追いかけるクリス。
本当のことを言いそうになるマリサでしたが、「今夜しかないなら帰らないで」とキスするクリス。
マリサとクリスの部屋でふたりきりの一夜を過ごします。
翌朝、そっとクリスの部屋を出たところをキャロラインに見られてしまったマリサ。
メイドであるマリサが高級なネックレスをしていると気付いたキャロラインは、盗みをしているのではないかとマネージャーと共に防犯ビデオを確認します。
そしてキャロラインはマリサが、自分が返却を頼んでいた洋服を着ていたことに気付きます。
服や名前を使われたとマネージャーにクレームを付けるキャロライン。
すぐに呼び出されその場でクビを言い渡されたマリサ、キャロラインに呼ばれてやってきたクリスはクビにすることではないと言います。
ここぞとばかりにクリスを誘うも断られるキャロライン。
ライオネルも自分の威信で仕事を辞めることに。
「マリサ、キャロラインどっちで呼べばいい?」というクリス。
メイドであることで自分より下だとみられる、本当はトイレで会っていたのに気付いてなかったというマリサ。
「あなたのような人に見つめられたらどう思うかと」とキャロラインのふりをした理由を言うマリサ。
この一件でマリサはパパラッチに追われることとなります。
「メイド・イン・マンハッタン」最後ラストの結末は?
違うホテルで働きだしたマリサ、そこで偶然にもクリスが記者会見をすることに。
新聞で記者会見を知ったタイはそこに忍び込み、クリスに質問をします。
間違いを犯したらやり直すチャンスはないのかと尋ねるタイ。
その通りだというクリスはタイにマリサのもとへ連れて行ってもらいます。
そのクリスを追うパパラッチ。
メイドとこの恋にあれこれと口出しし立候補を辞めるのかと好き勝手いうパパラッチ。
マリサがいる休憩室に来たクリスはいきなりキスをして初めからデートをやり直そうと言います。
部屋の外にはタイに鍵をかけられ締め出されたパパラッチ。
「マリサ・ヴェンチュラ、メイドです」
「クリス・マーシャル、上院議員候補」
またもキスするふたりはテレビで流されます。
シャッター音が響き、質問攻めの2人。
ラストシーンでは議員に上院議員に当選のクリス、支配人となったマリサが表紙の経済紙が映ります。
THE END
「メイド・イン・マンハッタン」見どころ
いつの時代が舞台でも恋愛映画のスパイスとなる題材、身分違いの恋。
これまでにもたくさんの作品が公開されていますね。
自分の仕事が好きなのに自分の仕事を下に見てしまうマリサ。
どこかに劣等感を持っています。
しかしそんなことはクリスは気にしていません。
確かにトイレでの出会いは覚えていなかったクリスですが、本物の令嬢であるキャロラインには目もくれません。
それだけマリサ本来の美しさに惹かれたのですね。
マリサの息子、タイもナイスな働きでした。
身分なんぞ、結局は本人たち次第なんでしょうから。
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