映画「近距離恋愛」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「近距離恋愛」ネタバレ あらすじ
ラブストーリー

映画「近距離恋愛」はパトリック・デンプシー主演、ポール・ウェイランド監督の2008年の映画です。

この映画「近距離恋愛」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

本当の愛は実はすぐそばに?人違いのベッドインから始まる「近距離恋愛」をご堪能ください。

 

「近距離恋愛」あらすじ

1998年、コーネル大学。

4年生のトム(パトリック・デンプシー)はハロウィンの仮装パーティーでモニカの部屋を訪れる約束をします。

しかしいざベッドに入るとそこで寝てたのはモニカのルームメイト、ハンナ(ミシェル・モナハン)でした。

ハンナは興奮し、香水スプレーをトムに浴びせかけます。

「これからはよく相手を見てベッドに入ろう」と目を洗いながら言うトム。

今度はハンナを口説くことにしますが、トムが新入生に手を出しまくる4年生と知っているハンナは相手にしません。

それどころか辛口のハンナは美術を学んでいるとトムの顔を芸術的観点からけなし、自分を満足させるために次々と女の子に手を出していると指摘します。

なんでも思いのまま話すハンナが気に入ったトム、正直なところがいいとハンナと友人になります。

この二人の関係が・・・

 

「近距離恋愛」ネタバレ

働くようになってもあいかわらず女遊びが激しいトム、コーヒーを持って美術館で働くハンナのもとへ行きます。

一緒に食事に行く仲で、お互いの恋愛事情も熟知しています。

卒業してからハンナも色々付き合ってきたようです。

今度トムの父親が6回目の結婚式をすることになり、トムは式の付添にハンナに頼みます。

寝ている女友達は家族に会わせたくないからです。

トムは犬好きらしく、通りすがりの犬に愛していると言ってハンナに人間にも言えばいいのにと言われます。

 
そして結局、結婚式に付き合うことになったハンナ。

結婚式10分前に婚前契約を交わすトムの父と花嫁。

結婚式のパーティーの最中、トムとハンナは仲良くケーキを分け合って食べています。

皆が躍り、ムードのある雰囲気となった時、トムのファンである女性が会場に現れました。

とっさにハンナと踊ってその場をやり過ごそうとしますが、結局絡まれるトム。

そこでトムはハンナと恋人のふりをしますが、女性がいなくなるなりハンナから離れます。

結婚式の後、ハンナはトムに2日後から6週間のスコットランド出張に行く話をします。

飛行機に乗り、携帯の電源を切るハンナ。

その待ち受けはトムとのツーショットです。

 
結婚のメリット、デメリットを話すトムの友人達。

とっかえひっかえで女友達と遊び、ハンナがいる生活が気に入っているトムでしたが、ハンナがいつまでも付き合ってくれるわけではないと言われて不安になります。

トムはハンナに電話をしますがスコットランドとは時差があり、思うように会話できません。

そしてトムは他の女性とデートをしますが、ハンナほど気が合う女性がいないことに気が付きます。

他の女性と関係を持ちながら、ハンナの電話に飛びつくトム、しかしふたりの電話は全くタイミングが合いきません。

 
ある老夫婦に出会ったトム。

微笑みあい幸せそうに寄り添うふたりを見たトムは友人達に女遊びをやめ、ハンナが戻ったら「結婚はしないけど一緒にいたい」と伝えると宣言します。

そしてハンナの帰国を知ったトムは、花を持って待ち合わせのレストランへ向かいます。

しかし、ハンナは男性と一緒でした。

彼はコリン・マクマーレー(ケヴィン・マクキッド)で、ハンナの婚約者でした。

立ち往生したハンナを馬に乗って助けてくれたというコリン、1か月の間に親交を深めたそうです。

そしてハンナの帰国が受け入れられないと結婚を決めたのです。

 
スコットランドで2週間後に結婚するというハンナは、トムに花嫁付添代表を頼みます。

考えると答えたトムでしたが、友人達に花嫁付添人を務め準備期間にハンナを取り戻すよう言われます。

他の花嫁付添人であるメリッサ、ステファニー、ヒラリーと顔合わせをしたトム。

しかし昔いろいろあったうえに代表を務めたかったというメリッサと険悪な雰囲気に。

ハンナが席を離したすきに、ステファニーがふたりをなだめます。

 
ハンナの頼みでコリンをバスケに誘うトム。

得意のバスケであまり経験のないというコリンをコテンパンにしようとするトムですが、実はダンクシュートを決められるコリン。

反対にコテンパンにやられてトムはますます落ち込みます。

そして友人に乗せられたトムは探偵を雇ってコリンを探ることに。

 
コリンはハンナよりも一足先にスコットランドに戻ります。

空港で熱烈なキスをするハンナとコリンを見る羽目になったとム、その後教会にも付き合います。

そこでトムはコリンの家が貴族であると聞かされます。

教会でコリンとのエピソードを色々聞かれるハンナ、しかしトムは自分とハンナとの思い出をあれこれ語ります。

 
トムの部屋でハンナの結婚パーティーが行われることになりました。

準備を頑張った甲斐もありトム、パーティーを喜ぶハンナ。

そしてトムがハンナの家族と談笑していると、余興の女性が現れました。

トムは俺のアイディアと紹介しますが、実はメリッサの嫌がらせでそれはアダルトグッズの販売でした。

ショックを受けたハンナ、ブライダルシャワーがぶち壊しとトムに大激怒。

トムはメリッサの仕業だと言いますが、信じてもらえません。

ついには結婚を信じてない人に頼んだのが間違いとまで言われてしまいます。

 
そして探偵からの報告を聞きますが、欠点の見当たらないコリン。

トムはますます落ち込み、ハンナに変わったと認めてもらうためにも付き添い代表を全うすることにします。

そして友人達は用意してくれた資料で、結婚付添の勉強をします。

花嫁略奪を心に誓うトム、常に付き添うとハンナと買い物に出かけます。

勉強の甲斐あって知識はばっちりで食器を決めていき、なんと下着選びまで付き合わされます。

そしてハンナに付添人となって結婚への気持ちが変わったと伝えます。

 
しかし買い物の帰りにトムはハンナから明日ニューヨークを立ち、そのままスコットランドで暮らすことを聞かされます。

ショックを隠してハンナを見送るトム。

通りすがりの犬をかわいいねぇと言いつつ、犬種がスコッチと聞いて犬までスコッチかときれます。

こんな気持ち初めてと父親に愚痴るとム、コリンは完璧でハンナを愛してるからもう身を引くと言います。

すると父は愛した女性としてトムの母親のことを語り、その妻が亡くなったことを後悔していると言います。

そしてまた離婚となったと言い、男なら奪ってこいとトムに発破をかけます。

 
最高の式にして取り返してこい、と友人たちからスコットランドへ送り出されたトム。

ハンナの待つ別荘へ向かう船で犬に出会ったトム、途中出会った犬をかわいがります。

着いたのはステキなお城で、しかもこれは一番小さな別荘だと聞いて内心へこむトム。

そしてコリンの家族を紹介されます。

トムはハンナとふたりで話そうとしますが時間が取れません。

そして結婚前に花嫁を獲得するための競技会があることを知ったトムは、優勝を狙って参加します。

順調に成績を残してきたトムでしたが、最後の丸太投げ競技で車を破損させてしまい優勝はコリンに。

 
そして結婚前の晩餐、ハンナへ愛の歌を歌うコリン。

しかしハンナはコリンの家族と言葉の壁を感じています。

さらにコリンが仕留めたシカが料理に出て、その動画を見せられハンナは戸惑います。

そしてケーキが出てきました。

コリンのチョコレートケーキが食べたかったのにシェアできずひっかかりを感じたハンナ。

そしてまたもふたりで話そうと誘うトムでしたが、結局話せずに終わってしまいます。

 
夜、ハンナの元へアルバムを持った母親がやってきました。

思い出に持っててほしいと渡したそのアルバムを見て、死んだ父親に会いたいというハンナ。

ハンナが父は結婚できると思ってなかっただろうと言うと、母親は父親がトムと結婚すると思っていたことを伝えます。

 
またまた友人に相談したトム、ついにハンナを散歩に誘います。

誓いの言葉を相談するハンナにトムは「死ぬほど好きだ、君と一緒にいたい」と伝えます。

しかしハンナは誓いの言葉かと思ってスルーしてしまいます。

そこに女性群が現れ、スコットランドの伝統行事でパブに行くことに。

そこで花嫁がキスを売るのです。

次々キスするハンナ、相手にはもちろん男性もいます。

トムもハンナにキスし、それがどんどんと激しいものとなっていきます。

 
その夜、落ち着かないハンナ。

同じく落ち着かないトムの部屋に酔ったメリッサが現れ、トムを押し倒します。

それをやってきたハンナに見られてしまい、トムは慌てて弁解します。

「頼むから結婚しないでくれ」と言うトム。

しかしハンナは心から愛してくれ信じられる人が欲しい、コリンと結婚すると言います。

 

「近距離恋愛」最後ラストの結末は?

付添人はできないというトム、翌朝結婚式の前に別荘を出ていきました。

いよいよ結婚式が迫り、準備で忙しいハンナ達。

そして船で教会へ向かいます。

 
その頃、トムは羊の群れに足止めを食らうことに。

そこに犬が現れました。

車から降り、犬を撫でたトムは犬に「愛してるよ、ありがとう」と返して引き返します。

トムは自分がハンナに愛していると言っていなかったことに気が付いたのです。

しかし船はすでに教会に向かっていて車では1時間半かかります。

そこで近くに馬がいるのを見つけたトムは、お金を払うからと馬で式場へ向かいます。

 
バージンロードを進み、コリンのもとへ来たハンナ。

そこに馬から振り落とされたトムがたどり着きます。

皆が固まる中、ハンナはトムに駆け寄ります。

トムはハンナに「言っていなかったことがある、愛している。今までもこれからも。」と伝えます。

トムとキスするハンナ。

ハンナは絶望しているコリンにごめんなさいと指輪を返します。

完璧な男性よ、でも私の相手じゃなかった。

優しく頬にキスしてハンナにさよならと言うコリン、最後にトムを殴り飛ばします。

 
皆の祝福を受けて結婚式をあげるトムとハンナ、ステキなパーティーです。

その夜、暗い部屋のベッドに入ったトムは明かりをつけ相手を確認します。

ハンナは「大丈夫間違えてない」と答え、電気を消すのでした。

THE END

 

「近距離恋愛」見どころ

出会いは最悪ながら親友となったトムとハンナ。

相性ばっちりの親友でありながら女性としての魅力に気付かないまま10年近く過ごしていたのです。

そして離れたことでやっとハンナの魅力に気付いたとム、果たしてハンナを取り戻せるのかが物語のカギとなっています。

 
完璧でありながら、どこか違和感のあったコリン。

ハンナもケーキを分け合って食べられる相手が最良の相手と気付いたのです。

時々出てくる犬もトムの気持ちを気付かせるうえで欠かせませんでした。

 
スコットランドの伝統的な式も厳かで素敵でしたが、トムとのナイトウェディングの方がハンナは自然体に感じられました。

一緒にいられて違和感がない、と言うのは大事な事なのですね。

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