映画「ジュマンジ」は、ロビン・ウィリアムズ主演、ジョー・ジョンストン監督の1996年のアメリカ映画です。
この映画「ジュマンジ」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見どころについて紹介します。
ボードゲームの中に入り込んでしまった少年たちを描く「ジュマンジ」をお楽しみください。
原作は「ジュマンジ」という絵本で、これを元にしたボードゲームもあります。
ジュマンジには正式な続編とはいえないものの、ほぼ同じプロットを持つ「ザスーラ」と言う映画が2005年に製作されています。
「ジュマンジ」スタッフ・キャスト
■ スタッフ
監督: ジョー・ジョンストン
製作: スコット・クルーフ他
脚本: ジョナサン・ヘンズリー他
撮影: トーマス・アッカーマン
音楽: ジェームズ・ホーナー■ 主要キャスト
アラン・パリッシュ:ロビン・ウィリアムズ
サミュエル・アラン・パリッシュ/ヴァン・ペルト:ジョナサン・ハイド
ジュディ・シェパード:キルスティン・ダンスト
ピーター・シェパード:ブラッドリー・ピアース
サラ・ウィットル:ボニー・ハント
ノラ・シェパード:ビビ・ニューワース
カール・ベントレー:デヴィッド・アラン・グリア
「ジュマンジ」あらすじ
ジュマンジというゲームを偶然見つけ、プレイすることになってしまったジュディ(キルスティン・ダンスト)とピーター(ブラッドリー・ピアース)
このゲームを終わらせないと、状況がおさまらない事を悟り、仲間とゲームに参加します。
昔このジュマンジの犠牲になった、アラン(ロビン・ウィリアムズ)とサラ(ボニー・ハント)を加えてこの恐怖のゲームを終わらせる事ができるのでしょうか?
「ジュマンジ」ネタバレ
1869年、少年2人が木箱を土に埋め、誰かが見つけてしまうのではと懸念しながらその場を去ります。
そして時は1969年、子供のアランはいじめっ子のビリーとその仲間に追われていました。
そして父の靴工場に逃げ込み父に叱られてしまい外へ出ます。
アランはいじめっ子達に暴力を振るわれ、自転車を盗られてしまうのでした。
アランは近くの建築現場から不思議な音が聞こえ、そこで土に埋まった木箱を見つけてこっそり持ち帰ります。
そして夜になり父からクリフサイドの中学校に転校するように言われ、口論の末、両親は出かけていきました。
アランは家出を決意して外に出ようとすると、サラが自転車を届けにやってきます。
そこで拾った木箱はジュマンジと書かれたゲームだったという話をし、中身を見せるとスゴロクのようになっており、2つの駒が勝手にスタート地点に配置されました。
試しにサラがサイコロを振ると出た目の数だけ駒が自動で動き、そのマスでは「夜の闇に羽ばたくもの…」という字が中央に浮かび上がります。
アランも同じくサイコロを振った結果、「5か8が出るまでジャングルで待て」と書かれた瞬間、ゲームに吸い込まれてしまうのでした。
そして残されたサラは最初の文字通りにコウモリがたくさん現れ、家を飛び出したのです。
26年後、アランの家は家具をそのままに売りに出されていました。
ジュディと弟のピーターは亡き両親の代わりに叔母とそこで暮らすため、荷解きを始めます。
ピーターは暗い倉庫にコウモリがいたことで驚愕し、ジュディと気味悪がりました。
次の日、業者が調べにやって来ましたが、ピーターの見たアフリカ種のコウモリはいないと言って去ります。
姉弟は倉庫から聞こえた音を頼りにジュマンジを見つけ、2つの駒が配置されたことでサイコロを振り始めました。
すると、巨大な蚊が襲ってきたり、キッチンでサルがたくさん暴れて外へ逃げていったり…
そこでようやく、このスゴロクから上がらないと、それらは消えないと知るのでした。
ピーターがゾロ目を出したことで手番が1回増え、サイコロの目が「5」を示すと鋭い牙に襲われるという文字が…
ライオンに襲われそうになった姉弟を助けに来たのが、ゲーム内のジャングルから戻った大人のアランだったのです。
彼はなんとかドアを閉めて部屋に閉じ込め、自分の子供の頃の自転車や洋服、両親の写真を見て懐かしみます。
そして外に飛び出すとパトカーに止められ、警官は工場で働いていたカールだったことに気付き、26年の月日が流れていると知るのでした。
廃屋となった靴工場に赴くとアランの父は息子を探すため全財産をつぎ込み、見つからなかったことで仕事も手につかなくなったことで廃業。
そして両親はすでに亡くなっていたと知るのでした。
ジュディ達は巨大な蚊により50人もケガ人が出てると知り、そしてアランと共に蚊に襲われたため近くにあった車へ逃げます。
しかし、蚊は車体やガラスに穴を開けてきたため、急いで発進させて家へ戻ります。
アランはひとまず、伸びたヒゲを剃って、ターザン服から洋服に着替えるのでした。
ジャングに閉じ込められてひどい目にあったアランはゲームをするのを渋ります。
そこでピーターは「怖いならしかたないね」と煽るとアランは再びやることを決意、しかし駒であるプレイヤーは合計で4人…
そのため、サラ・ウィットルを迎えに行くため家を訪問します。
彼女はアランが名乗り、生きていたと知って気絶したためその間にアランの家に連れていきました。
彼女は子供の頃のできごとは幻覚だったと周囲に言われ、2000時間も精神的治療を続けてきたことを主張してサイコロを振るのを拒みました。
しかしアランに騙されてサイコロを振ってしまい、ツタが家を張り始めます。
そして、巨大で人をまるまる飲み込めそうな食虫植物がピーターを襲い、アランは飾ってあったサーベルで攻撃して助けるのでした。
続いてアランがサイコロを振るとジャングルでも追い回されていたハンターのヴァン・ペルトが出てきてアランは追いかけられます。
猟銃を撃って外を追い回されたアランですが何とか家に戻り、その次はサイやゾウの群れが行進してきて家を壊し、動物の群れのペリカンがゲームをくわえて飛んで行ってしまいました。
アラン達は追いかけ、川辺に降り立ったペリカンに追いついて魚を差し出して気を引きます。
しかし、ゲームは川に流されてしまって、間一髪ピーターが取り戻すことができました。
家へ戻ろうとすると警官のカールが通りかかり、怪しさもあってアランはパトカーで連れてかれてしまいました。
ピーターは焦り、ちょうどとなる数字の目を出して上がろうとズルをしましたが、ゲームは罰として彼の姿をサルのようにしてしまうのでした。
そしてハンターが現れ、ジュマンジを奪ってアランをおびき出そうとし、ジュディたちは大きなスーパーへ。
銃で撃たれつつも売り場にあったもので応戦します。
その頃パトカーではアランの必死の説明から手錠が解かれ、無線でスーパーにジュディ達がいると分かり急いで向かいます。
そしてパトカーごと店内に突っ込み、積みあがったペイントの缶を崩してハンターの動きを止めました。
アランが家に戻ると壁や床が草木で覆われていた中、ゲームを再開します。
すると屋内に雲が立ち込めて土砂降りとなり家は水でいっぱいになって、ワニまで現れて彼らを襲いました。
そこにカールが訪問し、ドアを開けたことで水が流れて体勢を戻し、アランは再びサイコロを振ります。
すると床が底なし沼のようになって沈んでいくアラン…
急いで次のピーターとジュディがサイコロを振ると、顔だけは埋まらずに済みましたが身動きが取れなくなりました。
そしてジュディが毒針を受けて眠らされたり、クモの群れが襲ってきたりしてピンチに陥る中、サラがサイコロを振ると床が割れてアランは解放されます。
「ジュマンジ」最後のラスト結末
ゴール目前となったアランが急いでサイコロを振ろうとしますが、そこにハンターが追いついて銃を向けて動くなと命じるのでした。
そして手に持っているものを離せといったことでサイコロは落とされ、駒が進んで上がりとなります。
アランは「ジュマンジ」と呟くと、ハンターは銃を撃ち寸での所で弾は止まり、ゲームから出てきた全てのものが吸い込まれていくのでした。
そしてアランが目を開けると、子供の頃に戻ったと分かり父との再会を喜びます。
そして再度26年の月日が流れ、靴工場はそのまま好調、ジュディとピーターと再会しました。
しかし、アランとサラが会ったのは別の時間軸の話だったため、ジュディ達は覚えていません。
それでもアラン達は喜び、物語は幕を閉じます。
THE END
「ジュマンジ」見どころ
故 ロビン・ウィリアムズの代表作。
見どころのひとつは、元々コメディアンだった彼の真骨頂が見れる貴重な作品だということ。
できれば吹き替え版ではなく字幕でご覧ください。
こちらの作品でも彼のコメディアンぶりが楽しめます。
今作はゲームをクリアーするストーリーはもちろん、家族愛やラストのタイムリープ系のエンディングも秀逸でした。
今はかなり撮影技術が進化していますが、この作品の特撮も当時は最先端で見どころのひとつでした。
たくさんの動物も登場しますし、小さなお子様でも楽しめるディズニー映画のようなファミリー向けの作品ですので、ご家族でワイワイとご覧になってください。
ジュマンジの続編もありますが、まったく今作とはつながりはありません。