映画「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」は、ローワン・アトキンソン主演、オリヴァー・パーカー監督の2011年のアメリカ映画です。
この「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」のネタバレ、キャスト、あらすじや最後ラストの結末を紹介します。
国際暗殺グループの計画を阻止すべくジョニーが再び活躍する?「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」をお楽しみください。
2003年の「ジョニー・イングリッシュ」の続編になります。
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」キャスト・スタッフ
■ スタッフ
監督: オリヴァー・パーカー
製作: ティム・ビーヴァン他
製作総指揮: デブラ・ヘイワード他
脚本: ハーミッシュ・マッコール
撮影: ダニー・コーエン
音楽: イラン・エシュケリ■ 主要キャスト
ジョニー・イングリッシュ:ローワン・アトキンソン
パメラ・ソーントン(ペガサス):ジリアン・アンダーソン
サイモン・アンブローズ:ドミニク・ウェスト
ケイト・サマー:ロザムンド・パイク
コリン・タッカー:ダニエル・カルーヤ
タイタス・フィッシャー:リチャード・シフ
パッチ・クォーターメイン:ティム・マッキナリー
アルテム・カルレンコ:マーク・イワナー
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」あらすじ
前作で一躍エース・エージェントの仲間入りを果たしたジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)
しかし大統領の警護任務をしくじり、ナイトの称号を剥奪され、MI7も解雇されてしまいます。
そしてイングリッシュはチベットの僧院に引きこもり修行の日々を送ることに。
それから5年後・・・
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」ネタバレ
MI-7(エムアイセブン)で諜報員を務めるジョニー・イングリッシュは寺院に修行に出ていましたが、とある任務のためロンドンに呼び戻されます。
そして、「スパイの東芝」という名のオフィスビルで待っていたのは上官のペガサス(ジリアン・アンダーソン)
彼女は元CIAのエージェントのフィッシャー(リチャード・シフ)が中国首相の暗殺についての情報を持っているため聞きに行くようイングリッシュに指示を出しました。
研究室で旧友のサイモン(ドミニク・ウェスト)と5年ぶりに再会し、最新のスパイグッズの説明を受けるイングリッシュ。
最新の車で兵器も兼ねるロールスロイス・ファントム、追跡デバイス等の機器を紹介され、監視役のエージェントのタッカー(ダニエル・カルーヤ)と共に香港へ赴きます。
カジノで1万ドル分をチップに変えつつ、情報屋を探していると中国人が目の前で暗殺され、彼の手には「カオルーン・パラダイス」と書かれていたチップが…
イングリッシュたちはその情報を元にフィッシャーの居場所を突き止めます。
彼はボルテックスという殺し屋集団が首相を狙っていて、3つの鍵から成る秘密兵器が使用されると情報を明かしますが、そこで何者かに狙撃されてしまいます。
イングリッシュは狙撃手である高齢の女性を追いますが取り逃がし、フィッシャーが持っていた鍵を盗んだ男を追うことに。
颯爽とビルの屋上を駆け抜ける男に対し、イングリッシュは知恵を使って追いかけ続け、最後はボートに乗りこみつつも男を追い詰めるのでした。
武術の達人だった相手に対し、イングリッシュはなんとか勝利。
鍵を取り戻して飛行機に乗って国に戻りましたが、機内で添乗員に成りすました敵が鍵を奪っていたのに気付きます。
イングリッシュはペガサスからの信頼を損ねますが、ボルテックスはモザンビークで大統領がの暗殺にも関わっていたと考えられたため一層、敵の発見に努めます。
実は、彼が警護してる際に大統領が暗殺されてしまったことで負い目を感じていたイングリッシュ…
そんな彼に同僚のサマー(ロザムンド・パイク)が催眠をかけて過去の記憶をたどり、ボルテックスの一員を突き止める実験が始まります。
モザンビークにてシャンボール大統領の警護は順調だった中、イングリッシュは美女に誘われて一緒にジャグジーへ…
その間に大統領は暗殺されたのですが、フィッシャーが他の男2人と共にいたことを思い出します。
その一人がアルテム・カルレンコ(マーク・イワナー)
2重スパイで殺人を好む彼はゴルフ・クラブの会員だったことから、対戦相手として接触することになりました。
イングリッシュはゴルフ場に潜り込み、彼に探りを入れつつゴルフをプレイしていきますが、そこに再び暗殺者がやって来てカルレンコが撃たれてしまうのでした。
彼を急いでヘリコプターで搬送し、イングリッシュの危うい操縦と暗殺者による銃撃でピンチになりつつも、ディンガム病院に到着…
しかし、カルレンコは死期を悟って鍵をイングリッシュに託し、3人目はMI-7にいると言って亡くなりました。
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」犯人
そこでイングリッシュはサイモンと食事をして裏切り者の心当たりがないか尋ねると、タッカーから呼び出されてトイレへ。
イングリッシュが訪れるとサイモンがモザンピークでカルレンコと話している姿のデータがあったと報告を受けます。
しかし、イングリッシュはその話を信じず、サイモンに他の者が3人目だと言われたのを信じました。
その男の元に行くとペガサスたちがイングリッシュを捕まえようとしてきます…
それはサイモンの罠だったのです。
道中で見つけた電動車椅子で車と同じくらい速く走り、ヴァイン通りをさらに高速で駆け抜けるイングリッシュ…
しかし、包囲されてしまいピンチに陥る中、最高速度で道路を駆け抜けて、トラックと地面の間をすり抜けて逃げ切るのでした。
彼はサマーの元に逃げ込んでそのまま気を失い、軽いケガを負っていた彼はぐっすりと寝て、目覚めた際に以前の首相殺害の映像から洗脳ドラッグが使われていたと説明を受けます。
そこに、スイスでの首相警護の任務を控えるサマーを迎えにサイモンがやって来て、イングリッシュは隠れつつも二人の姿を見送りました。
その時、サイモンの姿がモザンビークで見た男と同じだったことを思い出し、サイモンが裏切り者だとようやく分かったのです。
イングリッシュはタッカーに謝罪してスイスに同行を求め、首相たちが集まる建物へ。
外からこっそり入ろうと、ハシゴを発射するつもりが位置確認弾を撃ってしまって大慌て。
そこで、タッカーはイングリッシュを殴り、撃ったことにして捕まえたことを報告。
死体袋に詰められたイングリッシュと共に中に潜入します。
イングリッシュはペガサスを助けようと部屋に行くとサイモンがちょうど首相を殺した兵器を使おうとしており、それは人を操るドラッグだったことを説明します。
間一髪、ペガサスを助けたと安心したイングリッシュは、そこにあった飲み物を飲みつつもサイモンがやって来たことで余裕の表情を見せます。
しかし、飲み物にドラッグを混ぜたと言われて動揺しつつも、イングリッシュは首相を殺すよう命じられて従うことに…
ちょうどジャン・ピン首相の対談が始まっており、同行したイングリッシュはペガサス用に用意された口紅型の銃を構えます。
しかし、イングリッシュは命令にあらがい、タッカーが音楽を流して気を紛らわせつつも、時間を稼ぎました。
しかし、副作用で死に至る薬だったことから、彼の心臓は停止…
そこにサマーがキスをしたことで奇跡的に甦ったのです。
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」ラスト最後の結末
逃げるサイモンを急ぎ追うイングリッシュはスノーモービルで雪山を駆け降り、ロープウェイに乗った彼に追いつきますが誤ってそこから落下…
そして、サイモンから銃で打たれ始めたため持っていた防弾傘を開きますが、それはミサイルを発射する秘密兵器だったため、サイモンに着弾。
予想外の出来事でしたが彼を倒すことができました。
中国首相から感謝の意を表され、英国女王から再び騎士の称号をもらうことになったイングリッシュ…
そこに暗殺者がやって来たことで逃げおおせ、逆に捕まえようと追いかけます。
彼女を確保したと思いきや、それは英国女王…
まちがえたお騒がせイングリッシュを後にしつつ、物語は幕を閉じます。
THE END