「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末は?

映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」ネタバレ あらすじ
SF/ファンタジー

映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は、カイル・チャンドラー主演、マイケル・ドハティ監督の2019年のアメリカ映画です。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のネタバレやあらすじ、最後ラストの結末と見どころ、続編についてを紹介します。

脅威の大怪獣たちが激突するアクション大作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」をお楽しみください。

 

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」あらすじ

ゴジラとムートーの戦いから5年後。

極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」は解体の危機に晒されていました。

中国にあるモナーク基地では、科学者エマ・ラッセル博士と娘のマディソンらがモスラの孵化に成功していました。

ところが、環境テロリストが基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、怪獣と交信する装置”オルカ”も強奪されてしまうのです。

モナークの科学者・芹沢猪四郎博士は、元モナークのメンバーでエマの夫マークに協力を要請し、捕らわれた二人を救出するために奮闘します。

テロリストの目的は南極の氷塊に眠る怪獣”モンスターゼロ”を目覚めさせることでした。

そこへモンスターゼロの復活を察知したゴジラが出現し、ここに怪獣たちによる戦いが始まるのでした・・・

 

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」ネタバレ

中国・雲南省の山奥で古代生物学者・エマ(べラ・ファーミガ)ら特別研究機関「モナーク」の職員が固唾を吞んで巨大な卵を監視していました。

やがて卵から巨大な幼虫が孵化します。

それはモスの幼虫でした。

喜んだのも束の間、職員達がモスラを拘束しようとすると、突然に何者かにハッキングを受け、システムを掌握されていました。

 
暴れるモスラに対し、エマは自身の開発した装置「オルカ」を使用します。

怪獣たちが共通して発する音波を取集し合成した音をその「オルカ」によって鳴らし、モスラは落ち着かせる事に成功します。

しかし、突如襲撃していた武装集団にエマと彼女の娘・マディソンは連れさらわれてしまいます。

 
暫くして、コロラドで暮らす動物学者・マーク(カイル・チャンドラー)の前にモナークの生物学者・芹沢(渡辺謙)が現れ、エマとマディソンが連れさらわれたと告げます。

二人はマークの元妻と娘でした。

5年前、サンフランシスコをゴジラが襲った際に息子・アンドリューを失ってしまい、原因となったゴジラを憎むあまり怪獣との共存を主張するモナークから脱退していたのです。

また彼はエマと共同で”オルカ”を開発した人物でもありました。

その為、オルカを手掛かりにしてエマとマディソンの居所を突き止められないかと考えた芹沢博士がマークを訪ねてきたのです。

 
マークは、最初は躊躇したものの、最後には要請にこたえて家族を助けだす事を誓います。

マーク達はまず、バミューダ海峡にあるモナークの基地「キャッスル・ブラボー」に向かいます。

彼らが到着した時、基地に向かってくる巨大生物が確認されました。

それは、暫く姿を見せていなかったゴジラでした。

基地に接近するゴジラと戦闘になりかけるも、マークが持っていたプロトタイプのオルカを使って落ち着かせる事に成功したのでした。

しかし、ゴジラは行き先を変えて姿を消してしまいました。

 
やがて、ゴジラが南極に向かっている事が分かります。

そしてエマ達をつれた武装集団も目的地は南極でした。

集団のリーダー・ジョナ(チャールズ・ダンス)は元イギリス陸軍大佐でMI6エージェントでしたが、過激な自然回帰主義思想に染まってしまい環境テロリストとなった人物でした。

彼らの目的は南極にあるモナークの基地で管理されていた怪獣「モンスター・ゼロ」を目覚めさせ、怪獣たちを利用して破壊するために「オルカ」を使おうと考えていたのです。

 
マーク達も南極に駆けつけたものの、すでに基地はジョナ達の掌握下にありました。

厚い氷の中で眠っているモンスター・ゼロを目覚めさせるために爆弾がセットされており、点火スイッチを押す間際でした。

決死の覚悟で敵の中に飛び込んだマークはエマとマディソンを連れ戻そうとしますが、エマはマークと共に帰る事を拒否し、自ら点火スイッチを押してしまいます。

エマ達は無理やりさらわれたのではなく、ジェナの仲間となっていたのです。

 
そして氷の壁が破壊され、遂に最強モンスター「モンスター・ゼロ」ことキングギドラが目覚めてしまいます。

爆破の衝撃で南極の基地が倒壊してゆく中、ゴジラが海から姿を現します。

壮絶な戦いが繰り広げられたものの勝敗はつかず、キングギドラは飛び去ってしまいます。

そして、エマもマディソンと共に基地を去ってしまいます。

 
マークもモナークの飛行司令船「アルゴ」に乗り込み脱出しますが、頭の中は失意と混乱でいっぱいでした。

そんな時、エマから通信が入ります。

彼女は誘拐されたのではなく自らの意思でジョナと行動を共にしている事、そして世界中に潜む怪獣たちは地球環境の守護者であり、怪獣を操って都市を襲撃させ、自然の回復力を増大させて世界を浄化しようとしていると自分の考えを伝えたのです。

エマの心が遠く離れてしまったと知ってマークはショックを隠し切れません。

 
そして、エマ達はメキシコの島イスラ・デ・マーラの火山内で眠っていたラドンを目覚めさせます。

怪獣を止めるすべを持たないマーク達はラドンの注意を引いて誘導し、接近してきていたキングギドラと鉢合わせさせます。

作戦は成功し、戦闘になるラドンとキングギドラでしたが、ラドンは敗れてしまいます。

 
そこに再びゴジラが現れます。

更に米軍も攻撃をはじめ、怪獣達を一掃すべく新兵器「オキシジェン・デストロイヤー」を発射します。

大爆発の後、ゴジラの生体反応は消えますが、キングギドラは無傷で飛び去ってしまいます。

 
やがて、目覚めたキングギドラと呼応するように世界中で次々と怪獣たちが覚醒し破壊を始めたと情報が入り始めます。

それは、マークは勿論、エマの予想も超えていました。

予期せぬ怪獣の覚醒を危険視し、オルカによって怪獣たちの行動を抑えることをジョナに求めます。

しかし、ジョナは聞き入れず、怪獣達による破壊を続けさせようとします。

 
一方、キングギドラが神話の中で語られる存在で、怪獣達の王となるべく戦い繰り返してきた事を突き止めます。

また、中国の滝の奥で繭にこもっていたモスラは蛾のような成虫へと変化し、マークたちの前に現れます。

そして、消えていたはずのゴジラの生体反応が僅かながら検出されます。

しかし、回復には長い時間がかかると予想されました。

マーク達はゴジラに核兵器を打ち込み放射能を一気に補給させることで復活させようと考え、ゴジラが眠っていると思われる海底へと向かいます。

海底洞窟の中でゴジラを見つけたマークたちですが、潜水艦の故障で核兵器を打ち込むことが出来ません。

最後の手段として、芹沢は自らの命と引き換えに核兵器を手動で爆発させたのでした。

 
復活したゴジラはそのままキングギドラの元へと向かいます。

その頃、世界中で怪獣の被害が多発している事を知ったマディソンはオルカを持ち出し、ボストンの球場の音響室に忍び込みます。

そして球場のスピーカーを利用して音源を発信。怪獣の活動は止まりますが、オルカを破壊すべくキングギドラが向かってきます。

 

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」ラスト最後の結末

一方、音源を突き止めたマークたちもボストンに向かいます。更に、マディソンの行動で自分の間違いに気づいたエマもジョナの元を離れ、マディソンを探す為にボストンに向かいます。

そしてボストンにはキングギドラとゴジラ、ゴジラを追って現れたモスラとキングギドラに味方するラドンが集結しだし、空中と陸上が入り乱れての怪獣達の激闘が始まります。

マークはエマと合流し、共にマディソンを探して街中をまわりますが見つかりません。

そして気が付きます。

「マディソンが安心して隠れられると思うのはあそこしかない!」

かつて家族全員で住んでいた家に向かうと、ようやく避難していたマディソンを見つけます。

 
一方、モスラはゴジラと協力してラドンを撃退しますが、ゴジラはキングギドラに瀕死の重傷を負わされます。

キングギドラがとどめを刺そうと電撃を放ちます。

するとモスラはゴジラを庇って消滅してしまいます。

ゴジラに危機が迫ります。

エマはゴジラが回復するまでの時間稼ぎとして、オルカを使って気を引こうとします。

マークも一緒に行こうとしますが、エマはオルカを抱え、たった一人で車を走らせます。

 
そしてキングギドラを引き付けて逃げ回った末、エマが死の間際に見たのは、再び立ち上がったゴジラの姿でした。

ゴジラは体から発する赤い光を放出させ、キングギドラを追い込んでゆき、最後には全力の熱線をあてて塵一つなく消滅させます。

キングギドラ亡き後、怪獣たちは恭順の意を示してゴジラを王と認めます。

ゴジラ達が戦った場所は植物が通常よりも早い勢いで成長するなどして再生し、世界は再び平穏が訪れようとしていました。

THE END

 

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の見どころと続編は?

「GODZILLA ゴジラ」(2014年公開)「キングコング 髑髏島の巨神」に続くシリーズ3作目です。

これまであまり描かれてこなかったモナークの活動、世界的な規模が描かれているところが見所の1つです。

しかし、何と言ってもキングギドラやラドンと言った(日本人には馴染みの深い)怪獣のバトルは迫力が桁違いで、怪獣ファンを満足させること間違いなしです。

 
第1作で描かれた「サンフランシスコ襲撃」で息子を失ってしまったマークとエマ。

その悲しみを乗り越える方法が違った為に悲劇は起きました。

怪獣バトルの迫力あるシーンの合間に、登場人物達の心の傷が挟み込まれるのも、共感しやすく、ストーリーに深みが出て良かったように思います。

同じゴジラでも、リアルな日本政府の対応を追求した「シン・ゴジラ」とはまた違った、怪獣映画ならではの面白さが詰まった作品です。

 
人類は、これから怪獣と共生する事となったなって行くのか?

キングギドラの頭を手に入れたジョナは何をする気なのか?

この次につながる続編の要素があり、可能性もあるかと思います。

おそらくキングギドラの頭を使った、新たなるモンスターが登場するのではないでしょうか?

続編は、今作で怪獣達に「キングオブモンスター」と認められたゴジラ率いる怪獣軍団VS新モンスターの戦いになりそうな予感がします。

早くも次回作が楽しみです。

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