「コンフィデンスマンJP プリンセス編」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」ネタバレ あらすじコメディ

映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」は、長澤まさみ主演、田中亮監督の2020年の映画です。

この映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。

劇場版コンフィデンスマンJPの第二弾「コンフィデンスマンJP プリンセス編」をお楽しみください。

 

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」あらすじ

世界第3位の大富豪、レイモンド=フウ(北大路欣也)が他界しました。

早速、長女 ブリジット(ビビアン・スー)、長男 クリストファー(古川雄大)、次男 アンドリュー(白濱亜嵐)が呼び集められ忠実な執事トニー(柴田恭兵)によって遺言状が読み上げられました。

「フウ家が所有する全ての財産は、以下の者に相続させる・・・」

 
その頃、東京では詐欺師のダー子(長澤まさみ)とスタア(竹内結子)はタッグを組んで製薬会社の大物から金をだまし取ろうと企んでいました。

しかし、計画は大失敗。

何とか追っ手をまいた二人は喧嘩別れをし、ダー子は衣装を捨てて夜の街を歩いていました。

その時、道端でスリの現場を見掛ます。

サラリーマン風の男にぶつかった女がポケットから財布を抜き取り、相棒の少女に渡そうとしますが、受け取り損なって落としてしまいます。

それを見た男が財布をスリ取られた事に気付き、女と相棒は何も盗らずに逃げ出しました。

暫く後、女スリ(通称“ヤマンバ”―濱田マリ)が、財布を受け取りそこなった相棒の少女(通称“コックリ”―関水渚)を殴りつけていると、ダー子がそれを止めに入りました。

この出会いが大富豪、レイモンド=フウの遺産相続に大きく関わっていくのですが・・・

 

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」ネタバレ

数か月後、ダー子が住むホテルのスイートルームに集められたボクちゃん(東出昌大)とリチャード(小日向文世)は、ダー子から次のお魚(詐欺のターゲット)がフウ一族だと聞かされます。

今、フウ家は大混乱の真っただ中でした。

レイモンドの遺言状には「全財産を末の娘 ミシェルに継がせ当主とする」と書かれていたからです。

しかし、レイモンドの子供である3姉弟は勿論、長年フウ家に仕えてきて裏の裏まで知り尽くしている執事のトニーでさえ「ミシェル」に会った事もなく、何処の誰か、どんな顔なのかも知らなかったのです。

当然、3兄弟とトニーは手を尽くしてミシェルを探しましたが、名乗り出てきたのはことごとく偽者で、追い返されるか秘密裏に消されるかのどちらかでした。

ダー子はこの千載一遇のチャンスを利用し、先日ヤマンバから引き取ったコックリをミシェルに仕立て上げてフウ家に乗り込もうとしていたのです。

「そんなのバレるに決まってる」

「万が一、騙し通して本物だと認められても、財産はすぐに現金化できるわけじゃない。リスクは高い上に、時間がかかりすぎる」

ボクちゃんとリチャードは反対します。

更に、3流の結婚詐欺だった母親に死なれてから8年間、ヤマンバに引き取られ、仕事に失敗するたびに殴られ続けた為に、何を言われてもコックリと頷くだけの“コックリ”になってしまった少女にこんな難しい役割は無理に思えたのです。

 
しかし、ダー子は二人の反対を押し切って決行すると主張し、コックリと二人でフウ一族が住むシンガポールへ向かいました。

そこにあるフウ家の豪邸でトニーと面会し、認められれば次期当主として3兄弟に紹介されるのです。

部屋に通され、トニーを待つ間、緊張で震えが止まらないコックリに、ダー子は「本物も偽物もない、信じればそれが真実」と勇気づけます。

やがて、トニーの質問が始まりました。

ダー子は「水島ミサコ」と名乗りレイモンドと二人の写真(勿論、合成したニセモノ)を見せ、自分はマッサージ師をしていて、バリ島の店で働いていた時に病後の静養に来ていたレイモンドと出会ったと語りました。

トニーは「ミサコ」と「ミシェル」が住む(設定の)大阪や、昔はたらいていたバリ島のマッサージ店で身辺調査を行わせますが、先手を打って仕込んでおいた協力者の鈴木さん(前田敦子)やちょび髭(瀧川英次)が証言をして話を合わせます。

DNA鑑定も行われましたが、事前にボーイに化けたボクちゃんがブリジットを薬で眠らせて口内の粘膜を綿棒で採取しており、トニー達の目を盗んでそれとすり替えて見事にクリアしました。

それらの結果を受けて、3姉弟やトニーはコックリをミシェルだと認めざるを得ませんでした。

 
実はダー子の計画では、ここでミシェル(コックリ)を追い出そうとするトニーか子供達の誰かから口止め料を貰って退散する筈でした。

しかし、レイモンドに対する忠誠心の厚さから、トニーはコックリが本物の次期当主だと信じ切り、レイモンドの喪が明けたら全世界のマスコミに発表して当主の座を正式に引き継ぐ準備を始めてしまいました。

ミシェルとミサコは家の中に豪華な一室をあたえられたものの、監視の目は厳しく、隙をついて逃げ出す事も出来ません。

やがて、3姉弟と会食する日がやって来ました。

この時に相続を放棄すると伝えようと思っていましたが、ブリジットとクリストファーが余りにコックリに対して見下した態度を取った為に、つい頭にきてしまったダー子は絶対に相続を放棄しないと宣言してしまいます。

 
その直後、部屋に置かれていたクッキーをコックリが食べようとして違和感を覚えます。

念の為、水槽の鯉にかけらを与えてみた所、鯉達は次々と死んでしまいました。

毒物が混入されていたのです。

ここに居続けるのは危険だと判断したダー子は、すぐにリチャードを呼び寄せました。

日本大使館の領事に扮したリチャードは、ダー子とコックリのビザに不備があったとフウ家にやって来て、日本領事館に二人を連れてゆくと言って車に乗せました。

そして、道の途中で急にコックリが腹痛を起こしたと言って止まり、トイレに行く振りをし、ボディーガードを騙して二人を逃がそうとします。

しかし、二人の逃走にいち早く気が付いたボディーガイドたちはすぐに追いかけてきました。

追われた二人は、もう少しで逃げ切られるという所でコックリが老人とぶつかり、落ちたマンゴーを拾っている内に追い付かれてしまいました。

 
その時、コックリは地面に落ちていた手作りのプリンセス人形を見つけます。

人形は古くて所々汚れていましたが、コックリは何処かでもう一度老人と会う時の為にそれを大事に仕舞いました。

その日の夜、コックリがいつも持っていた羊のぬいぐるみがいつの間にか血まみれになり天井からブラ下げられていました。

ダー子はトニーに警備が信用できないと訴え、代わりのボディーガードとしてボクちゃんを指名しました。

突然のボディーガード指名に戸惑い、激しい鍛錬に文句を言いながらも、何とか耐えて相応しい体を作り上げます。

そして、コックリがテニスの練習をしていた時に何処からか現れた犬のおもちゃに仕掛けられた爆弾に気付き、間一髪で投げ捨てたものの爆風で吹き飛ばされ、泣き出してしまいます。

 
その頃、トニーは財産相続の為にフウ家の当主の証である純金の玉璽(印鑑)を金庫から取り出していました。

その様子を密かに見ていたダー子達は、3か月後にある当主の座を継承するパーティーまで待って玉璽を手に入れようと計画します。

 
3か月間、コックリは当主になる為の厳しいレッスンや姉弟たちからの嫌がらせにも耐え、遂にパーティーの日を迎えました。

その間、トニーはダー子が持ってきた写真が合成だと見破り、本当にレイモンドと一緒に写っていた女性を探し出して会いに行きます。

そして、子供が出来た事を喜び、その子供をミシェルと名付けようと書いたレイモンドからの手紙を手に入れますが、その子供が生まれる前に女性は事故にあい流産してしまっていた事を知り、愕然とします。

 
一方、新しいフウ家の当主誕生を祝うパーティーには様々な人たちが呼ばれていました。

各国のセレブや王族、そして恋愛詐欺師のジェシー(三浦春馬)や波子(広末涼子)、やくざの赤星(江口洋介)などダー子達と因縁のあった者達もいました。

またホテルの従業員の中には、詐欺師の五十嵐(小手伸也)も紛れ込んでいました。

そんな事とは露知らず、着任したばかりの日本人支配人(滝藤賢一)はパーティーの準備に大忙しでした。

 
そんな中でも赤星はパーティーの会場で誰かと連絡を取っていました。どうやら、フウ家3姉弟の誰かの手引きで、コックリを始末する為の殺し屋を送り込む手筈の様です。

赤星の姿を見掛た五十嵐は、急いでダー子達にその事を伝えようとしますが、途中で招待客の一人である元某国大統領夫人にブローチを探してほしいと呼び止められ、足止めを食ってしまします。

また、ブリジットを吊り上げる為にパーティーに来ていたジェシーの姿を見掛たダー子は、お互いに赤星の目から逃れる為に協力するよう持ち掛けます。

 
一方、コックリは貧乏画家 ユージーン(濱田岳)が描いたブリジットの絵を本人に渡しますが、ブリジットは「そんなもの、捨てて!」と気分を害しただけでした。

また、クリストファーが昆虫好きである事に気づいたコックリは庭で珍しい虫を見つけてクリストファーに渡しに来ます。

パーティーを抜け出し、一人でつまらなそうにしているアンドリューに彼氏をパーティーに連れてきて踊ったらどうかと提案したが、アンドリューは怒って去っていってしまいました。

そして、赤星はパーティーの様子を写した写真にダー子の姿を見つけて不敵な笑みを浮かべます。

 
いよいよフウ家の当主継承式が始まりました。

その最中、コックリが金の玉璽を落とした一瞬に、赤星はダー子が隠し持っていたニセモノと擦り替えるのを目撃します。

また、継承式中にアンドリューが席を外し、赤星に電話をしてきました。

赤星と通じていたのはアンドリューだったのです。

継承式でのコックリの堂々とした態度に彼は心が揺れ、暗殺を取りやめるように言います。

しかし、計画は既に進行しており、赤星はその要求を突っぱねます。

 
その時、会場に老人が入り込み、フウ家の当主となったコックリを人質にします。

老人の体にはいくつものダイナマイトが括り付けられていました。

老人はかつて雑貨店を経営しており、妻と二人で作った手作りのプリンセス人形がヒットした事がありました。

しかし、その直後にフウグループに店を潰され、心労から妻も亡くなってしまいました。

フウ家の当主を皆の目の前で殺し、その恨みを晴らそうと計画していたのでした。

 
しかし、殺そうと思っていたフウ家の当主が以前に落ちたマンゴーを拾ってくれたコックリである事に気付き復讐をする気が失せてしまいます。

復讐と言う目標が消え、大切にしていた最後のプリンセス人形も紛失し、生きていく意味がもう何もないと嘆く老人に、コックリは前に拾ったプリンセス人形を返します。

老人が警察に連行された直後、トニーが「重要な話があります」と言ってコックリと3姉弟を会場から連れ出しました。

また、ダー子達も赤星に人気のない倉庫に連れて行かれます。

赤星はそこでダー子達を脅し、すり替えた玉璽を取り上げます。

そして、抵抗したダー子達は赤星が雇った殺し屋2人にナイフで刺されて死んでしまいます。

 

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」最後ラストの結末は?

一方、トニーは手に入れたレイモンドの手紙を3姉弟とコックリに見せます。

その手紙には、
ブリジットには、華やかな生活を捨てて本来の望みである小さな幸せを手に入れてほしい、
クリストファーには、意に添わないビジネスにではなく、大好きな昆虫学に没頭してほしい、
アンソニーには、人目を気にせず愛する人と一緒にいる人生を選択してほしい

自分と血のつながった子達にこれ以上フウ家の重荷を背負わせないよう、ミシェルに財産を全て譲る。勝手な事を言って申し訳ない、と書かれていました。
(手紙のあて名は、コックリにフウ家を継がせると決心したトニーが事前に切り取っていました)

手紙を読んだ3姉弟は、父レイモンドの真意を知り、コックリが全財産を引き継ぐことを認め、自分達もサポートしてゆくと決めます。

 
3姉弟との話を終えたコックリはダー子達を探して倉庫に辿り着きますが、そこには誰もおらず、死体もありませんでした。

あちこち探しまわったコックリは、浜辺にいたダー子、ボクちゃん、リチャードを見つけます。

実はダー子達はアンドリューが良く飲んでいた焼酎が赤星の持っている酒造メーカー産である事から二人の繋がりを調べ上げていました。

そして、赤星がよく使うナイフ使いの殺し屋が若くて遊び好きの女性二人であると知ると、ジェシーに誘惑させて彼女達がパーティ会場に潜り込むために用意したピエロの衣装を盗ませ、ダー子の子猫(手下)モナコ(織田梨沙)と波子を偽物に仕立て上げ、自分達を殺した振りをさせたのです。

 
ダー子達の無事をしったコックリは、これからフウ家当主として生き続ける不安を打ち明けますが「本物も偽物もない、信じればそれが真実。大富豪になって、あなたと同じような子供達を幸せにする夢を実現させなさい」とダー子に励まされます。

その言葉で決意を固めたコックリがホテルに戻ると、今回のテロ騒動でホテルの支配人(滝藤賢一)が責任を取らされてクビになったと知り、早速ホテルごと買い取って支配人に復帰させたのでした。

 
一方、コックリがフウ家の当主になったことで超巨大なATMが手に入ったとダー子は大はしゃぎしますが「これ以上連絡を取ってコックリを困らせるようなことをする筈がない」「結局、今回の計画では実入り0。オケラになった」とボクちゃんとリチャードに指摘されて落ち込みます。

しかし、すぐに気を取り直してシンガポール観光に繰り出したのでした。

 
時間は遡って2年前。

ダー子たちが香港に来た時、贔屓にしている店が跡継ぎ不在で閉店すると知り「頭のキレる詐欺師を跡継ぎにすれば?架空の跡取りをでっち上げて呼び込み、競わせて1番を選べばいい」というアイデアを店主に伝授します。

それを隣で聞いていた紳士は「それはいい・・・」と呟いて立ち上がります。

その紳士こそ、たまたまお忍びで香港観光をしていたレイモンドだったのです・・・

おしまい。

 

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」見どころ

ドラマで大人気を博した「コンフィデンスマンJP」の劇場版第2弾です。

レギュラーの長澤まさみさんや東出昌大さん、小日向文世さんに加えて、過去のドラマや映画の登場人物も多く出てきて、シリーズを通してのファンにとっては楽しみがいっぱい詰まった作品になっています。

長澤まさみさん演じるダー子の破天荒ぶりと、実は鋭い観察眼と緻密な計画に裏打ちされたチーム作戦の見事さは相変わらずで、意外な展開に驚かされ、感心させられる事も多かったです。

 
凄腕詐欺師たちの華麗な騙しテクニックも見ものですが、時々標的(お魚)の人生を変えるような事態になるのもこのシリーズの特徴の一つです。

今回のヒロインであるコックリは、母親に死なれてから8年間、性根の腐った女詐欺師(ヤマンバ)に事あるごとに殴られ、主体性が無くなって、何があってもコクリとうなずく事しか出来なくなっていました。

しかし、ダー子の「本物も偽物もない、信じればそれが真実」という言葉に勇気づけられ、大富豪の隠し子を演じる内に威厳を身に着け、とうとう巨大なグループのトップに立つというシンデレラストーリーは荒唐無稽ながら、やはり胸がスッと気持ち良くなる結末でした。

 
最初はフウ家の次期党首の座を奪い合っていた3姉弟も、(ニセモノとは言え)父レイモンドの遺言により家の呪縛から解放され、自分が心底望む人生を歩み始めた時の顔は3人共に輝いていました。

巧妙な仕掛けに驚かされ、コメディ調の展開に大笑いし、ちょっと感動もある、見ごたえのある1作でした。

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