映画「アントマン」は、ポール・ラッド主演、ペイトン・リード監督の2015年のアメリカ映画です。
そんな、映画「アントマン」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
原作はもちろん、アメリカのマーベル・コミックです。
■ スタッフ
監督: ペイトン・リード
製作: ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、アラン・ファイン、ヴィクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、スタン・リー
脚本: エドガー・ライト、ジョー・コーニッシュ、アダム・マッケイ、ポール・ラッド
撮影: ラッセル・カーペンター
音楽: クリストフ・ベック■ 主要キャスト
スコット・ラング / アントマン:ポール・ラッド
ホープ・ヴァン・ダイン:エヴァンジェリン・リリー
ダレン・クロス / イエロージャケット:コリー・ストール
パクストン:ボビー・カナヴェイル
ルイス:マイケル・ペーニャ
デイヴ:ティップ・”T.I.”・ハリス
カート:デヴィッド・ダストマルチャン
ゲイル:ウッド・ハリス
マギー:ジュディ・グリア
ハンク・ピム:マイケル・ダグラス
「アントマン」あらすじ
刑務所を出所したての元泥棒スコット(ポール・ラッド)は、バツイチ子持ち職なしのダメ男。
そんなある時、彼の持つ泥棒能力に目をつけたハンク博士(マイケル・ダグラス)から、瞬時に収縮出来る能力を持つアントマンとして活動する事を頼まれます。
そして娘の養育費を払うため、スコット(ポール・ラッド)はアントマンとしてヒーロー活動を始めていくのです。
同じ頃、収縮スーツを軍事力として世界に売ろうとする実業家ダレン(コリー・ストール)が現れます。
ダレンの野望を阻止するため、ハンク博士(マイケル・ダグラス)とスコット(ポール・ラッド)は立ち上がるのです。
はたしてスコット(ポール・ラッド)と泥棒チームはダレン(コリー・ストール)を倒す事ができるのか?・・・
「アントマン」ネタバレ、最後のラスト結末は?
アントマンは小さくなる能力の他に、様々なアリを仲間に出来るという能力も持っていました。
人間を噛むアリや、空を飛ぶアリ、集団で固まって様々な形を作れるアリなど、使いようによって非常に便利なアリが多数登場します。
このアリ達の活躍によって次々とピンチを切り抜けていくのです。
スコット(ポール・ラッド)は、ルイス(マイケル・ペーニャ)ら泥棒チームと協力して、ダレン(コリー・ストール)の研究所に潜り込みます。
そして見事、ダレンの製造したもう一つの収縮スーツ・イエロースーツを撃破します。
イエロージャケットの背中の蓋の隙間を通れるまで最小化し、ダレンのスーツを内部から破壊するという作戦でした。
その後スコットは、娘との関係も良好となり、今日もアントマンとして活動を続けるのです。
またアベンジャーズの面々も登場します。
アベンジャーズ本社に潜入したスコットは、なんとそこでファルコン(サムウィルソン)とも戦っちゃいます(笑)
ハンク博士(マイケル・ダグラス)は元アベンジャーズのメンバーだったことも判明します。
そして映画「アントマン」のラストでは、かのアベンジャーズに声をかけられてTHE ENDです。
エンドロールにも話の続きがありますので最後まで席を立たないようにしてください。
アイアンマンのスタークも登場しますよ!
「アントマン」見所ポイント!
人気アメコミ映画シリーズを多数制作しているマーベルスタジオ最新作です。
監督は「イエスマン」のペイトン・リード。
制作&脚本は「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト。
出演はポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリン・リリーなど。
制作陣を見ればわかる通り、今作はかなりコメディ色が強いアメコミ映画となっています。
全体的なノリは非常に軽く、他の一連のマーベル作品と比べると肩の力を抜いて楽しめる作品と言えるでしょう。
「アントマン」最大の魅力は、なんと数センチの大きさに自由自在に収縮出来るスーツの存在です。
主人公も悪役も数センチの大きさになるため、子供の遊び場のような小さなスペースが迫力ある戦闘場所に変貌してしまうのが見ていて面白いですよ。
特に終盤に機関車トーマスに乗りながらの格闘シーンは、同じくマーベル作品の「スパイダーマン2」での列車上のアクションシーンを彷彿とさせて観客を楽しませてくれます。
さらに今作の主役はアントスーツだけではありません。
彼のもう一つの能力が、様々なアリを仲間に出来るという事。
敵の施設に潜入するシーンでは多数のアリと協力し、まるで「ミッション・インポッシブル」を思い出しワクワクしてしまいました。
今まではパワーでゴリ押しするアメコミヒーローが多かったのですが、アリや仲間たちと協力し、知恵を振り絞って戦うアントマンは今までになかったヒーロー像かもしれません。
一介の泥棒に過ぎなかった主人公が、アントマンとして成長していく姿には、大人も子供も胸が熱くなる事は間違いないでしょう。
アベンジャーズへの勧誘を受けるというラストやファルコンの登場など、マーベルファンならニヤリとするようなネタが多いのも見逃せない一作です。