映画「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」は矢島晶子主演、原恵一監督の1998年の映画です。
この映画「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。
劇場版6作目、かすかべ防衛隊初登場の「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」をご堪能ください。
「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」あらすじ
秘密結社ブタのヒヅメからあるディスクを盗み出すというミッションに挑む謎の女。
ディスクを持った女は東京湾へと脱出します。
その頃、福引で当たったからとお台場沿岸に浮かんだ屋形船で宴会を行うふたば幼稚園。
ちなみに別の屋形船で熱唱する漫画家臼井儀人の声は原作者、先生本人のものだそうです。
しんちゃん(矢島晶子)こと野原しんのすけも風間くん(真柴摩利)、ネネちゃん(林玉緒)、まさおくん(龍斎貞友)ボーちゃん(佐藤智恵)、も食事を楽しんでいます。
そこに突然海から上がってきた人物が。
海に飛び込んだあの謎の女です。
しんちゃん達のてんぷらやお寿司をむさぼる、昨日から何も食べていないというSMLのコードネームお色気(三石琴乃)。
その時巨大な飛行船に屋形船が襲われ、持ち上げられます。
急いで皆は海に飛び込み、近くの船に助けられます。
しかし、トイレに行っていたしんちゃんと待っていた風間くん達はお色気と共にそのまま船に取り残され、さらわれてしまいました。
はたして・・・
「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」ネタバレ
しんちゃんの父ちゃん、野原ひろし(藤原啓治)が急いで帰るとニュースを見て絶望するみさえ(ならはしみき)の姿が。
そこにSMLのコードネーム筋肉(玄田哲章)と名乗る男が現れます。
筋肉は「息子さんは生きている」と言い、SMLのコードネーム筋肉だと名乗ります。
そして秘密結社ブタのヒヅメの開発した秘密兵器を取りに行ったエージェントがあの船に乗っていて、しんちゃん達は一緒にさらわれたと言います。
そんな話信じられるかと言うひろし。
しかしみさえはどんなバカな話でもしんのすけが生きている可能性があるなら信じます、と言って自分を連れて行くように言います。
そしてひろしも一緒に行く、と腹をくくります。
しかし連れていけないからしんのすけの顔の分かる写真を渡すように言う筋肉。
そこでみさえ強力な下剤をお茶に入れて飲ませ、トイレに行きたければと自分達を連れて行く誓約書を書けと言います。
何とか誓約書を書かせることに成功しますが、結局置いて行かれたみさえとひろし。
そして写真を借りそこねて何をしに来たのかわからない筋肉。
しかし筋肉の持っていた資料を盗み見したみさえは香港のことが書かれていたと言い、ひろしとひまわり(こおろぎさとみ)と共に香港へ向かいます。
一方、屋形船と共にブタのヒヅメの飛行船に連れてこられたしんちゃん。
飛行船は巨大な船に着陸します。
そこでブタのヒヅメのメンバー、バレル(山寺宏一)、ブレード(速水奨)、ママ(松島みのり)がお色気にディスクを返すよう迫ります。
しかしお色気はそもそも自分もディスクの入ったかばんを開けられないし、無理やり開けたり取り上げたら爆発すると言います。
そしてリーダーのマウスの指示でそのままブタのヒヅメの本部に行くことに。
捕まったしんちゃん達にお色気はバツイチで同じくらいの子どもがいることを話します。
そして春日部防衛隊の補欠隊員となったお色気。
その頃香港についたはいいものの、手掛かりがが掴めず途方に暮れたみさえ達。
そこで筋肉に再会しを見かけ無理やりついていきます。
「どうなってもしらんぞ」と筋肉もついに同行を認めます。
そして潜入したブタのヒヅメの船、そこで大袋博士と助手アンジェラ青梅に出会います。
ふたりはブタのヒヅメに捕まり、何か研究をしているようです。
そして子供が乗っている情報を聞き出します。
青梅はひろしに気があるようで、詳しい情報が得られるならキスぐらいはしてもいいというみさえ。
しかしブタのヒヅメのメンバーに見つかってしまいます。
そして飛行船が再びどこかへ飛び立ちます。
船から海に飛び込んだみさえ達は、しんちゃん達が飛行船にいるのを確認します。
そして陸に上がり、アジアカラオケ選手権の場所を探す臼井儀人をぶっとばして飛行機に乗ったみさえ達、そのまましんちゃん達を追います。
そこで筋肉からSMLが世界の愛と平和を守る国連直属の秘密組織「正義の味方LOVE」、通称SMLであると聞かされます。
何で英語と日本語混ざってる、と突っ込むみさえ達。
筋肉は服のサイズはLLと言ってみさえ達にスルーされます。
本部につく前に独房からの脱走に成功したお色気としんちゃん達。
お色気はしんちゃん達を飛行船から逃すことには成功するものの、自分は再び捕まってしまいます。
そしてついに飛行船の近くやってきた筋肉とみさえ達。
みさえ達の飛行機に移動しようとするしんちゃん達ですが作戦は失敗し、飛行機は飛行船からの攻撃で落とされてしまいます。
しんちゃん達は脱出ボートで逃げようとして待ち構えていたバレルに見つかってしまいます。
そしてお色気の機転でしんちゃん達は脱出成功するものの、お色気はママによってぼろぼろに。
地上についたしんちゃん達、そこは誰もいない、荒野です。
ボートに食べ物や飲み物を見つけたボーちゃん、「ここは地球の上、怖がらなくてよい」とみんなを勇気づけます。
とりあえず人のいるところを目指すことにしますが、結局ブタのヒヅメ本部に近づくことに。
そして同じく不時着したみさえ達も、徒歩でブタのヒヅメ本部へ向かいます。
困ったものの、とりあえず食事はあるかもしれないと秘密基地に入ったしんちゃん達。
青梅達に会い、食事をさせてもらいますがまたもマウスの手下に捕まってしまいます。
そしてお色気と再会し、お色気は子供たちを守るためついにディスクを渡します。
マウスは大袋博士が作ったコンピューターウィルスを使い、世界征服をしようとしていました。
そのディスクを起動させると、しんちゃんの作ったキャラクターぶりぶりざえもんが(塩沢兼人)現れました。
春日部に住んでいた博士は電子生命体のモデルに、たまたま拾ったしんちゃんが描いたイラストを使ったのです。
そしてついにしんちゃんはみさえ達と再会し、お色気やみさえ達はそれぞれ敵と対峙します。
「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」最後ラストの結末は?
作業するた時間を稼ぐため、大袋博士はしんちゃんの脳とメインコンピューターをつないでぶりぶりざえもんを見張るよう頼みます。
意識がぶりぶりざえもんのところにいったしんちゃんは、ぶりぶりざえもんは救いのヒーローであると物語を語ります。
そして現実世界ではお色気が元旦那、筋肉が持ってきてくれた武器のフライパンでママに立ち向かいます。
しんちゃんがぶりぶりざえもんに聞かせたのは宝物があるという山を登る途中に困っているお姉さんや女の子に会い、助けてあげるという話でした。
心が温かくなったぶりぶりざえもんはこれからは人助けをしようと決めます。
しかしその時、大袋博士によってぶりぶりざえもんのプログラムは消されてしまいました。
ぶりぶりざえもんはこれも人助け、と消えていきます。
ウィルスを失い自暴自棄となったマウス、自爆スイッチを押します。
あと5分では歩いて逃げるのは無理とみんなで飛行船に乗って逃げることに。
筋肉は悪党だろうと見捨てられないと、バレルに部下達も飛行船に乗せるよう言います。
しかし重くて動けない飛行船。
あきらめるなと言う筋肉、生きて帰れたら正義に合わせてくれとお色気に頼みます。
しんちゃんは助けてぶりぶりざえもん、と叫びます。
その時、飛行船の下に炎の中、飛行船を押すぶりぶりざえもんの姿が。
無事しんちゃんを救出した野原家、筋肉とお色気、息子の正義とピクニックへ。
その時、大人たちはあの時何かが下から飛行艇を押し出したみたいだったと話します。
しんちゃんはスケッチブックにぶりぶりざえもんの絵を描き、「ありがと」という字を添えました。
そして正義にぶりぶりざえもんの話を聞かせます。
おしまい。
「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」見どころ
くだらないギャグと感動が混ざったクレヨンしんちゃん。
今回もSMLとくだらない組織ながら、世界を救う壮大なストーリーでした。
みさえとひろし、お色気と筋肉の子どもへの愛が感じられます。
誰も見ていなかったはずなのに、しんちゃんは誰が助けてくれたのか気付いていました。
臆病でわがままでもしんちゃんにとっては世界一の救いのヒーローなのですね。
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