「エージェント:ライアン」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「エージェント:ライアン」ネタバレ あらすじ
ミステリー/サスペンス

映画「エージェント:ライアン」は、クリス・パイン主演、ケネス・ブラナー監督の2014年の映画です。

この映画「エージェント:ライアン」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見どころについて紹介します。

世界を恐怖に陥れるテロに立ち向かう姿を描くサスペンス・アクション「エージェント:ライアン」をご堪能ください。

 

「エージェント:ライアン」あらすじ

ロンドンの大学に留学していたジャック・ライアン(クリス・パイン)は、母国アメリカで同時多発テロが起きたことを大学内で流れていたニュース報道で知ります。

その後、アメリカ騎兵隊に入隊したジャック。

アフガニスタンで任務していた時、ヘリコプターが追撃され、その事故で脊椎を損傷してしまうのです。

 
運び込まれた病院でリハビリを担当する医学生のキャシー・ミュラー(キーラ・ナイトレイ)と出会ったジャックは、最初は思うように自分の足が動かない苛立ちをキャシーに当たりますが少しずつ仲を深めていきます。

リハビリを終えたライアンはキャシーを食事に誘いますが、患者とは…と言葉を濁すキャシー。

しかし、ジャックが走れるようになるまで回復したら食事に行こうと約束してくれるのです。

 
そんなジャックに注目する男が。

元海軍中佐で、CIAに所属するトマス・ハーパー(ケビン・コスナー)です。

トマスはジャックが退院する前、一度ジャックを訪ねていました。

退院したジャックの前に再び姿を現したトマスは、大学の博士号をもう一度取るようにジャックを説得し、国に仕えるためにCIAに入るのはどうかと勧誘するのです。

しかし、CIAのやり方に疑問を抱いていたジャックはそのことを正直にトマスに話します。

トマスはそんなジャックに、自分の班はテロから国を守る仕事をしていると告げるのです。

 
10年後。
トマスが言うように大学の博士号を取得したジャックは、表向きはエリート銀行員として働きながら、裏CIA工作員として顧客の情報をCIAに流していました。

そんな中、ロシアの企業チェレヴィン・グループが不正な取引をしているのではという疑いを持ちそのことを、エージェントを通じてトマスへと報告します。

 
リハビリを手伝ってくれていたキャシーと付き合っているジャック。

しかし、CIAということは誰にも口外できないためキャシーにもその事を言えないでいました。

 

「エージェント:ライアン」ネタバレ

その頃モスクワではチェレヴィン・グループの代表ヴィクトル・チェレヴィン(ケネス・ブラナー)が、ソローキン内務大臣(ミハイル・バリシニコフ)と密会をし、トルコでのパイプライン建設が国連安保理に否決されたことを受けその資金を秘密裏に隠し口座に移したことを告げるのです。

 
チェレヴィンの隠し口座を見つけたことでロシアへと向かうことになったジャック。

キャシーにロシア行きを伝えると、自分も一緒に行くと言われてしまいます。

仕事で行くのだから一緒に来ても退屈なだけだとキャシーに言うジャックでしたが、キャシーはジャックの浮気を疑っていました。

一緒に見に行こうと言っていた映画の半券を見つけてしまったり、自分といる時に心ここにあらずな態度のジャックに不信感を抱いていたのです。

どうにかキャシーの誤解を解いたジャックは翌日モスクワへと向かいます。

 
モスクワ空港で、警備を担当すると言うチェレヴィンの警備員に迎えられたジャック。

警備員に連れられホテルへと向かいますが、そこで命を狙われていることに気付きます。

銃を向けられ、激しい格闘の末どうにか逃げることに成功するのです。

ジャックはすぐにCIAに援護を要請します。

85秒以内に要件を話せと言う相手に、どうにか自分が置かれた状況とホテルの名前を報告するジャック。

相手からはこの後の行動を指示されますが、ジャックは分析官としてCIAにいるため訓練が少なく、専門用語で指示されても全く分からず困惑してしまいます。

どうにか詳しい説明を受けることができたジャックはほっと胸をなでおろすのでした。

 
指示された通り指定場所へと移動するジャックでしたが、そこへキャシーから電話が入ります。

キャシーとはこの週末にパリに行く約束をしていましたが、そんな余裕などなくなってしまったジャック。

どうにか言いくるめてキャシーとの通話を切ります。

指定された場所にはトマスが待っていました。

ジャックは、巨額の米国債を持つ怪しい口座を見つけたことを報告し、ロシアがドルを暴落させアメリカ経済を破綻させる計画が進んでいるのだと伝えるのです。

ジャックは、ロシアは回復しても、原油の備蓄がないアメリカは破綻し第二次世界恐慌が起きるだろうと予測します。

チェレヴィンを監査すればこのテロの日時を特定できるだろうというジャックにトマスは、君はただの分析官ではなくこれからはエージェントだと言い銃を手渡すのです。

 
ジャックはチェレヴィングループ本社に向かい、代表であるチェレヴィンと直接話をすることに。

チェレヴィンは昨晩は大変だっただろうとジャックを挑発しますが、ジャックは上手く冗談で返します。

そして隠し口座がないか、率直に問うのです。

ジャックは口座情報へのアクセス権を渡して欲しいと言いますが、チェレヴィンは疑いをかけられた会社は売却したため、監査の必要はないと答えるのです。

ジャックは帰り際、無礼をしてしまったことのお詫びに向かいのレストランで食事に招待するとチェレヴィンに言いますが、逆にチェレヴィンが食事に招待すると言いキャシーも一緒にどうだと言われるのです。

 
食事の約束をして会社を後にしたジャックは、トマスらが乗ったCIAの車にひっそりと乗り込み尾行を巻きます。

そしてチェレヴィンとのやり取りを全て報告するのです。

今後の作戦を立てたジャックはホテルへと戻りますが、そこにはキャシーがいました。

規則では自分がCIAだと言うことを口外してはいけませんが、トマスに許可を得てそのことをキャシーに話したジャック。

浮気を心配していたキャシーは本当の事を聞けて酷く安心するのでした。

事情を知ったキャシーは、チェレヴィンとの会食に同伴すると言い出します。

危険だからそれはダメだと言うジャックと言い争うキャシー。

トマスは限られた時間を無駄に使う二人を説得し10分時間を稼げば夜中の便に皆乗れるだろうと提案します。

 
トマスらCIA工作員が外で待機する中、チェレヴィンとの約束のレストランにキャシーと共に現れたジャック。

わざと酒に酔ったふりをするジャックと、その姿に呆れる演技をするキャシー。

うまくチェレヴィンを騙し、キャシーがチェレヴィンにトイレの案内を頼み、席を立たせることに成功します。

他の工作員がぶつかったふりをしてチェレヴィンの財布を奪い、その中にあったセキュリティーカードを見つけたジャックは上手くその場から立ち去りチェレヴィン本社へと潜入するのです。

 
会社を出ていたチェレヴィンの警備主任ディミトリ・レムコフ(ペーター・アンデション)はシステムに侵入されたことに気付きまた会社へと戻ります。

監視していたCIA工作員はレムコフが会社に戻った事に気付き、ジャックに残り時間を伝えるのです。

ギリギリまでセキュリティーを解除していたジャックでしたが、どうにか情報をコピーすることができます。

その情報には、翌朝テロが起きドルが暴落する計画が記されていたのです。

やっとコピーを手にしたジャックでしたが、警備はすぐそこまでやってきていました。

 
トマスの指示に従い無事チェレヴィン本社から逃走することが出来たジャックはレストラン前でチェレヴィンとキャシーに落ちあいます。

しかし、チェレヴィンはジャックが機密情報を盗んだことに気付いていました。

その後、キャシーはチェレヴィンの手下らに誘拐されてしまいます。

しかし、ジャックはもしもの時のためにキャシーにGPSを装着させていました。

トマスらの力を借りてキャシーの場所を突き止めたジャックは無事にキャシーを助けだす事に成功するのです。

 

「エージェント:ライアン」最後ラストの結末は?

ジャックらはチェレヴィンの息子アレクサンドル(アウレック・アットゴフ)が工作員としてアメリカに潜伏しているという情報を掴みます。

しかし潜伏先は既にもぬけの殻になっていて、情報も焼かれた後でした。

ジャックはアレクサンドルがペンシルベニアにアジトを構えていることに気付きます。

そしてウォール街でテロを起こそうと計画していることも掴むのです。

アレクサンドルは盗難したバンを警察車両に改造し爆弾を乗せていることが分かり、ウォール街は騒然とします。

 
ジャックは警察車両をくまなく観察し、僅かにペンキが滲んでいるバンを見つけます。

同僚のバイクを借りたジャックはアレクサンドルの乗った車を追跡するのです。

アレクサンドルの目的は地下で爆弾を爆発させ、ウォール街のビルを倒壊させることでした。

どうにかアレクサンドルが乗ったバンに追いついたジャックは爆弾を止めようともみ合いになります。

残された僅かな時間で爆弾を解除するのは難しいと気づいたジャックは、そのままバンを川に沈めようとそのバンを運転して地上に出るのです。

トマスに川へ向かう道をナビしてもらいながら進んでいたジャックでしたが、バンにアレクサンドルが乗り込んでいることに気付き、爆弾を起動させないために荒い運転を繰り返しながら川までたどり着きます。

バンでアレクサンドルともみ合いの末、川へ転落したそのバンはアレクサンドルを道連れに川の中で爆発するのです。

直前に飛び降りたジャックは無事にキャシーの元へと帰ります。

 
全ての作戦が失敗してしまったチェレヴィンはソローキン内務大臣によって処分されてしまうのです。

ジャックとキャシーは愛を誓いあい、互いの大切さを実感します。

そして、ジャックはトマスと共にホワイトハウスへ向かい大統領にこの事件の事を報告するのでした。

THE END

 

「エージェント:ライアン」見どころ

母国への愛国心から海兵隊へと入隊したジャックがケガを乗り越えまた違った形で国を助けていくストーリーはとても見ごたえがありました。

アクションシーンは勿論、敵の出方を推理するシーンはスパイ映画ならではの頭脳戦に惹きこまれてしまいます。

また、クリス・パイン、ケビン・コスナー、キーラ・ナイトレイなど、豪華な俳優陣の共演も見どころです。

 
ハリソンフォードがジャックライアンを演じた「今そこにある危機」という作品がありますが、時系列的には「エージェント:ライアン」が先ということになるのかな。

「今そこにある危機」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!
映画「今そこにある危機」はハリソン・フォード主演、フィリップ・ノイス監督の1994年の映画です。この映画「今そこにある危機」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。CIA情報担当官ジャック・ライアンシリーズ第3弾「今そこにある危機」をご堪能ください。

ちなみにジャックライアンシリーズは現在5作映画化されています。

ジャックを演じたのは、今作のクリス・パインの他、これまでに アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックが演じています。

 
今作に派手なアクションを期待してしまうとハズレになってしまうかもですが、謎解きミステリーとしてじっくりと楽しんでください。

みんなの感想

テキストのコピーはできません。