「シコふんじゃった。」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ

映画「シコふんじゃった。」ネタバレ あらすじ
コメディ

映画「シコふんじゃった。」は、本木雅弘主演、周防正行監督の1992年の日本映画です。

そんな、映画「シコふんじゃった。」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。

この映画は、第35回ブルーリボン賞作品賞と、第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞しています。

■ スタッフ
監督: 周防正行
製作: 平明暘、山本洋
脚本: 周防正行
撮影: 栢野直樹
音楽: 周防義和、おおたか静流

■ 主要キャスト
山本秋平:本木雅弘
青木富夫:竹中直人
田中豊作:田口浩正
山本春雄:宝井誠明
ジョージ・スマイリー:ロバート・ホフマン
間宮正子:梅本律子
川村夏子:清水美砂
穴山冬吉:柄本明
堀野達雄:松田勝
倉高(北東のケン):宮坂ひろし

 

「シコふんじゃった。」あらすじ

キリスト教系の教立大学4年の山本秋平(本木雅弘)は、就職も決まり、残りわずかな大学生活を思いっきりエンジョイしていました。

ある日、山本秋平(本木雅弘)は、卒論指導教授の穴山冬吉(柄本明)に呼び出されます。

穴山冬吉(柄本明)の授業に一度も出席したことのなかった山本秋平(本木雅弘)は、卒業と引き換えに、相撲部の試合に出るよう頼まれ引き受けます。

ところがその相撲部の部員は8年生の青木富夫(竹中直人)ひとりだけ。

相撲を心から愛しているものの、一度も試合に勝ったことがない。

やがて山本秋平(本木雅弘)と同じように、クリスチャン田中豊作(田口浩正)と、秋平の弟・山本春雄(宝井誠明)が入部します。

このメンバーで団体戦に出場しますが当然のごとく惨敗です・・・

試合を見に来ていたOBに罵られた山本秋平(本木雅弘)は思わず「今度こそ勝ってやる!」と宣言します。

こうして彼らは本気で、3カ月後のリーグ戦を目指すことになりました。

 
メンバーには、イギリスからの留学生ジョージ・スマイリー(ロバート・ホフマン)、さらに春雄に思いを寄せる間宮正子(梅本律子)がマネージャーとして参加します。

そんな山本秋平(本木雅弘)らを見守る名誉マネージャーの川村夏子(清水美砂)。

はたして名門相撲部復活はなるのか?・・・

「シコふんじゃった。」ネタバレ

相撲部を存続させるために集めた臨時相撲部のメンバー。

当然、その試合ではボロ負けです。

しかし、最初はダメダメなメンバーも、しだいに本気で勝ちたいと思うようになります。

夏合宿で「足を引っ張りたくないと」ひとり稽古する田中豊作(田口浩正)。

穴山冬吉(柄本明)に「強くなりたい」と語ります。

山本春雄(宝井誠明)は、川村夏子(清水美砂)にフラレた悔しさを相撲にぶつけます。

ただスマイリー(ロバート・ホフマン)だけは、人前でお尻を出すことを拒ばみ、試合には出ません・・・

こうしてそれぞれが相撲に対する本気度が上って行くのです。

 
向かえたリーグ戦、緒戦。
山本春雄(宝井誠明)勝利。
田中豊作(田口浩正)勝利。
スマイリー(ロバート・ホフマン)はタイツを脱がなかったため不戦敗。
青木富夫(竹中直人)は負け。
山本秋平(本木雅弘)勝利。 で勝ち進みます。

この後も順調に教立大は、勝ち上って行きます。

しかし、決勝で山本春雄(宝井誠明)は腕を骨折して負け。

田中豊作(田口浩正)も負け。

次のスマイリー(ロバート・ホフマン)が今まで通りのタイツだと不戦敗で教立大の負けが決定してしまいます。

すると仲間の熱意に感化されたスマイリー(ロバート・ホフマン)が、なんとタイツを破り出場して勝利します。

続く青木富夫(竹中直人)も生まれて初めての勝利。

勝敗は山本秋平(本木雅弘)の試合で決まります。

最後は、低い姿勢でひたすら耐えた山本秋平(本木雅弘)が勝ち、教立大は優勝するのです!

「シコふんじゃった。」最後のラスト結末

そして、翌日、二部リーグとの入れ替え戦。

山本春雄(宝井誠明)が骨折、山本秋平(本木雅弘)は捻挫のため、不参加のつもりでしたが、間宮正子(梅本律子)が出場すると言い出します。そしてアメフト部の堀野達雄(松田勝)も助っ人として参加します。

入れ替え戦の緒戦で男の格好をした間宮正子(梅本律子)が奮闘しますが負け。

その奮闘ぶりに教立大のメンバーは燃えるのです。

次のスマイリー(ロバート・ホフマン)勝利。
助っ人堀野達雄(松田勝)負け。
表情が変わった田中豊作(田口浩正)勝利。
青木富夫(竹中直人)勝利。
最後の山本秋平(本木雅弘)・・・・・・死闘の末、勝利!

 
こうして見事二部リーグになった教立大。

メンバーは卒業し、それぞれの道を進みます。

田中豊作(田口浩正)は、なんと相撲部屋入り。
スマイリー(ロバート・ホフマン)は帰国。
山本春雄(宝井誠明)と間宮正子(梅本律子)はイギリス留学。
青木富夫(竹中直人)は卒業。
しかし、山本秋平(本木雅弘)は、卒業をやめて相撲部に残るのです。

 
「シコふんじゃった。」の最後結末は、相撲部に残る事を決めた山本秋平(本木雅弘)が、川村夏子(清水美砂)と土俵でシコを踏みます。

そして「ついに私もシコふんじゃった」と言ってTHE ENDです。

 

「シコふんじゃった。」見どころ

ダメ相撲部(ほぼ相撲シロウト)が、紆余曲折あってリーグ戦優勝を目指す、相撲版「がんばれ!ベアーズ」です(笑)

お笑いもタイミング良くチョコチョコ入っていて、クスッとさせられます。

やはり竹中直人さんが秀逸です。

メッチャ若いですけど・・・

 
山本秋平(本木雅弘)が勢いで言ってしまった「勝ってやる!」

これが始まりで、いい加減だったメンバーの心境がだんだん変化していきます。

スポーツは人の心を動かすという典型的な映画です。

弱々しかった田中豊作(田口浩正)が、男の顔になる。

スマイリーが、タイツを破り捨てる。

特に、本当は女である間宮正子(梅本律子)が試合に出るくだりは、思わず力が入ります。

 
映画の最後に山本秋平(本木雅弘)が、川村夏子(清水美砂)に「もう楽してズルするのはヤメだ」と言うシーンが印象的でした。

清水美砂さん、最近見かけませんが何をしているんでしょう?

 
そして、さすがに1990年代です。

今見ると、服装がスゴイです(笑)

あの当時はああだったんでしょうけど・・・

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