映画「ワイルドスピード MEGA MAX」は、ヴィン・ディーゼル主演、ジャスティン・リン監督の2011年のアメリカ映画です。
この「ワイルドスピード MEGA MAX」ネタバレ、キャスト、あらすじ、最後ラストの結末や見どころを紹介します。
裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪え!「ワイルドスピード MEGA MAX」をお楽しみください。
「ワイルドスピード MEGA MAX」は、ワイルド・スピードシリーズの5作目になりますが、時系列で言うと4番目の作品にあたります。
「ワイルドスピード MEGA MAX」キャスト・スタッフ
■ スタッフ
監督: ジャスティン・リン
製作: ヴィン・ディーゼル他
製作総指揮:アマンダ・ルイス他
脚本: クリス・モーガン
撮影:スティーヴン・F・ウィンダン
音楽:ブライアン・タイラー■ 主要キャスト
ドミニク・トレット:ヴィン・ディーゼル
ブライアン・オコナー:ポール・ウォーカー
ミア・トレット:ジョーダナ・ブリュースター
ジゼル・ヤシャール:ガル・ガドット
ルーク・ホブス:ドウェイン・ジョンソン
ハン・ソウルオー:サン・カン
ローマン・ピアース:タイリース・ギブソン
エレナ・ネベス:エルサ・パタキー
ヴィンス:マット・シュルツ
テズ・パーカー:クリス・“リュダクリス”・ブリッジス
ジジ:マイケル・アービー
レイエス:ジョアキム・デ・アルメイダ
「ワイルドスピード MEGA MAX」あらすじ
ドミニク(ヴィン・ディーゼル)達が盗んだ車には、悪徳実業家、エルナン・レイエスの闇金の流れを記録したマイクロチップが隠されていました。
知らずに盗んでしまったドミニクでしたが、逆にレイエスの闇金を盗む計画を立てます。
一方、警察もドミニク逮捕の為に、凄腕の捜査官、ホブス(ドウェイン・ジョンソン)を派遣します。
ドミニクファミリー対レイエス対警察。
結末はいかに?・・・
「ワイルドスピード MEGA MAX」ネタバレ
ワイルド・スピードシリーズの第5弾です。前作で麻薬組織壊滅に協力したものの逮捕されたドミニク(ヴァン=ディーゼル)。
彼を運ぶ護送車が人気のない荒野に差し掛かった時、突然スポーツカーが前に躍り出ます。
そして巧みなハンドルさばきとアクセルワークで護送車を横転させ、ドミニクはまんまと脱走を図ります。
全てはブライアン(ポール・ウォーカー)とドミニクの妹・ミア(ジョーダナ・ブリュースター)の仕業でした。
国際指名手配犯となった3人はブラジルに逃亡し、昔なじみのヴィンス(マット・シュルツ)の元で麻薬取締局の押収した車を強奪する仕事をする事になりました。
しかし、ヴィンスの仲間の裏切りにより銃撃戦となり、麻薬捜査官2人が死んでしまいます。
そして、ドミニクとブライアンがその罪を被る事となってしまいました。
ある日、ドミニクの隠れ家が襲われてしまいます。
実は、ドミニク達が盗んだ車にリオで最も強い権力をもつ悪徳実業家、エルナン・レイエス(ジョアキム・デ・アルメイダ)の闇金の流れを記録したマイクロチップが隠されていたからでした。
その頃、FBIはドミニク達を逮捕する為に凄腕の連邦捜査官・ホブス(ドゥェイン=ジョンソン)を任命します。
ホブスは早速リオに飛び、現地の警察は汚職まみれだからと自分のチームに新人の女性警察官・エレナ・ネベス(エルサ・パタキー)を加えて捜査を開始します。
そしてドミニクたちの隠れ家を突き止め踏み込みます。
エレナはドミニクを追い詰めますが、そこに地元警察から情報を横流しされたレイエスの部下達もやってきて、エレナまで巻き添えになりそうになります。
それをドミニクが助け、彼はそのまま姿を消します。
ブライアンやミアもなんとかレイエスの部下から逃げ切ります。
一息ついたところでブラインは二手に分かれて逃げようと提案しますがミアは反対します。
そしてブライアンの子を身籠もった事を告白します。
3人はつかの間の幸せに浸り、もう決して離れ離れにはならないと決意します。
何とか逃げ切ったドミニクとブライアンは生まれてくる子供との未来を考え、足を洗って一生暮らしてゆけるだけの大金を得る為、レイエスの隠し財産1億ドルを強奪する計画を立てます。
そして、かつての仲間である凄腕ドライバー・ローマン(タイリース・ギブソン)とハン(サン・カン)、リオに詳しいヴィンス、電子機器のスペシャリスト・テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)、元軍人でかつて麻薬王の部下だったジゼル(ガル・ガドット)を呼び寄せ一攫千金を狙うのでした。
一方、エレナは命懸けで自分を助けてくれたドミニクが麻薬捜査官を殺すはずがないと容疑に疑問を持ち始めますが「逮捕する以外の事を考えなくていい」と一蹴されてしまいます。
レイエスの裏金を強奪する計画の障害は、金は10ヶ所にある隠れ家に分散されており、1か所襲うと他の警備が強化される事でした。
そこで、あえて1か所を襲い、金は奪わずに燃やしたうえで「他も襲う」と警告を残します。
用心したレイエスは裏金を警察本部に集めます。
ドミニク達は内部の構造、金を収めてある金庫の情報、開ける為のレイエスの掌紋、監視カメラをすり抜ける為の車調達するためパトカーを強奪するなどなど着々と準備を進めてゆきます。
そんなある日、帰宅したエレナの前にドミニクが現れます。
以前、逮捕されそうになった時に落としたロザリオを取り戻すためでした。
エレナはドミニクを逮捕しようとせず、麻薬捜査官を撃ったとも思っていない事を告げ、彼が姿を消すのを見守っていました。
そして、いよいよ決行の日、突然アジトにホブスが踏み込んできます。
ドミニクとホブスは格闘となり、ドミニクがホブスを組み敷き殴り殺しそうになりますが、寸での所で止めて逮捕されます。
そして護送される途中、レイエスに雇われた傭兵達がホブス達を襲います。
その襲撃でホブスの部下たちはエレナ以外倒されてしまい、ホブスは仕方なくドミニク達と協力して窮地を脱します。
アジトに逃げ帰り、皆は急いでリオから撤退しようとします。
しかし、ドミニクは「逃げたところで自由にはならない。一緒に来たくないヤツは去れ」と計画を実行しようとします。
命を助けられたホブスも手を貸すと言ったのをきっかけに、全員がドミニクについてゆく事を決めました。
「ワイルドスピード MEGA MAX」ラスト最後の結末
そして、ドミニク達は警察署に装甲車やスポーツカーで突っ込み、ワイヤーをかけて金庫を引っ張り出して強奪します。
追いかけてくるパトカーを振り切るために街中を金庫を引っ張ったまま縦横無尽に走り回ります。
時には引っ張っている金庫を武器の様に振り回したり、時にはパトカーに紛れ込んだローマンとハンの車が体当たりして横転させたりと派手に暴れまわります。
そして、ついにレイエス本人が追いかけてきます。
ドミニクは、一緒に金庫を引っ張っていたブライアンを逃がしてから、レイエスの車に向かって突っ込んで行きます。
護衛の車やパトカーを跳ね飛ばし、自分の車をレイエスの車に衝突させて恨みを晴らします。
その時、ホブスが現れて「24時間の猶予をやるから早く逃げろ。ただし、金庫は置いていけ」と告げ、仕方なくドミニクはその通りにして逃げます。
ところが、ホブスが金庫を開けてみると、中には何も入っていませんでした。
実は逃走中、10秒間の死角が出来たすきに金庫をすり替えていたのです。
金庫は既にアジトに運ばれており、テズがそれを開けた瞬間、積み上げられた大金にドミニク達は歓喜の声を上げたのでした。
そして金を山分けし、ある者はモナコのカジノに繰り出し、ある者は世界に4台しかない高級車を買い、ある者は自由を満喫するためにベルリンのアウトバーンを疾走するのでした。
ドミニク、ミア、ブライアン、そして実はドミニクに惹かれていたエレナは静かなビーチで寛いでいました。
しかし、やはり刺激を忘れられないドミニクとブライアンは「レースをしないか?」「負けて泣くなよ」と互いにニヤリと笑うのでした。
その頃、アメリカ・FBI本部のホブスの元にファイルが持ち込まれます。
そこに添付されていた物を見てホブスは驚愕します。
それは死んだはずのドミニクの恋人・レティの写真だったのです・・・
THE END
「ワイルドスピード MEGA MAX」見所
アウトローの天才ドライバー・ドミニクと元FBI捜査官ながら彼の魅力に惹かれて親友となったブライアンが活躍するワイルド・スピードシリーズはどれも迫力があって素晴らしい作品ばかりですが、本作品はシリーズの大きなターニングポイントで最高峰の出来だと思います。
自由になるためにマフィアの金を強奪すると言う設定もアウトローな感じですし、手に汗握る上質のカーアクションも思う存分堪能できます。
また、時々見せるドミニクの、犯罪者なのに一本筋の通った男気もこの作品の見所の一つです。
「家族」を最も大事にするドミニクはかっこええ!
更にヴァン=ディーゼル演じるドミニクと元プロレスラーのドゥェイン=ジョンソン演じるホブスのヘビー級二人が取っ組み合いのガチンコ対決をするのも見ものです。
このホブス(ドゥェイン=ジョンソン)がメインとなるスピンオフ作品「ワイルドスピード スーパーコンボ」もおすすめです。
タイトル通り、全てがメガトン級でスケールが大きく、アクション映画が好きな人なら必ず見ておくべき一作です。