映画「スリーデイズ」は、ラッセル・クロウ主演、ポール・ハギス監督の2010年のアメリカ映画です。
そんな、映画「スリーデイズ」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
無実の罪で投獄された妻を救う男の姿を描く「スリーデイズ」をお楽しみください。
この「スリーデイズ」は2008年に公開されたフランスの映画『すべて彼女のために』のリメイク映画です。
「スリーデイズ」スタッフ・キャスト
■ スタッフ
監督: ポール・ハギス
製作: マイケル・ノジック他
脚本: ポール・ハギス
撮影: ステファーヌ・フロンテーヌ
音楽: ダニー・エルフマン■ 主要キャスト
ジョン・ブレナン:ラッセル・クロウ
ララ・ブレナン:エリザベス・バンクス
ルーク・ブレナン:タイ・シンプキンス
ニコール:オリヴィア・ワイルド
ジョージ・ブレナン:ブライアン・デネヒー
グレース・ブレナン:ヘレン・ケアリー
ナブルシ警部補:レニー・ジェームズ
クイン刑事:ジェイソン・ベギー
コレロ刑事:アイシャ・ハインズ
ハリス巡査部長:アラン・スティール
マイヤー・フィスク弁護士:ダニエル・スターン
ムース:RZA
デヴィッド:ジョナサン・タッカー
デイモン・ペニントン:リーアム・ニーソン
「スリーデイズ」あらすじ
大学教授としての地位と愛する妻子に恵まれた生活を送っていたジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)。
ところがそんな幸せな日常を突き崩す出来事が・・・
妻のララ(エリザベス・バンクス)が殺人容疑で逮捕されてしまったのです。
妻の無実を信じ奔走するブレナン(ラッセル・クロウ)。
裁判で刑が確定されてしまった彼女を救うため、彼が決断したのはララ(エリザベス・バンクス)を脱獄させることでした。
果たして彼は妻を取り戻すことが出来るのでしょうか―――?
「スリーデイズ」ネタバレ
病院へ連れて行ってくれ、という男を乗せてジョン(ラッセル・クロウ)は車を走らせます。
やがて男の声は消え・・・
後部座席を見たジョン(ラッセル・クロウ)は呆然とするのでした。
―――この3年前に話は戻ります。
ある朝、いつものように軽口を叩きながら朝の準備をしていたララ(エリザベス・バンクス)は、自分のコートに見慣れないシミがついている事に気付きます。
眉をしかめながら手洗いし始めたその時でした。
インターフォンに対応して鍵を開けたジョン(ラッセル・クロウ)を押しのけるようにして警察がなだれ込んできたのです。
彼らはララ(エリザベス・バンクス)を殺人容疑で逮捕しに来たと言い、あっけにとられる彼女を捕縛し声を荒げるジョン(ラッセル・クロウ)にも高圧的な態度で説明を述べるだけ。
息子・ルークの泣き声が響く中、ララ(エリザベス・ブレナン)はあっという間に連行されていってしまったのでした。
それから二年以上の月日が経ち・・・
アレゲニー郡刑務所に収容されているララ(エリザベス・バンクス)の無実を勝ち取るため、現在控訴審を待ちながらジョン(ラッセル・クロウ)は当時の事件資料を何度も読み返しています。
殺人事件のあった日、上司と揉めたララ(エリザベス・バンクス)は、イライラしながら雨の夜道を帰宅していました。
すると途中で女とすれ違いざまにぶつかります。
一瞬振り向いただけで去っていった女。
彼女は雨だというのに傘もさしておらず、謝りもしないその態度に苛立ちを募らせたララ(エリザベス・バンクス)。
駐車場に入ると足元に消化器が落ちていました。
なんの気なく拾い上げ隅に置き直したララ(エリザベス・バンクス)でしたが、しかしそれこそが上司殺害の凶器だったのです。
自分の車の助手席側通路雨に倒れている上司に気付かず車を出した彼女の直後、駐車場に入ってきた男性がその死体を発見します。
ララ(エリザベス・バンクス)の肩に残っていたシミは血痕だったのでした。
翌日弁護士に会いに行ったジョン(ラッセル・クロウ)は、控訴も救済条例も棄却されるという最悪の状況を知らされます。
窃盗目的の殺人だと訴えるジョン(ラッセル・クロウ)ですが、被害者のカードも使われた痕跡はなく、これ以上は弁護士にもやりようがありません。
ボタンが落ちたの、と訴えていたララ(エリザベス・バンクス)の言葉も調べて貰えず・・・
それでもジョン(ラッセル・クロウ)は最高裁へと気持ちを切り替えます。
しかし過去30年最高裁は殺人事件を審理しておらず・・・
証拠や目撃証言が全てララ(エリザベス・バンクス)を犯人だと示している以上、彼女を救う道はない!と弁護士。
ジョン(ラッセル・クロウ)は席を立ってしまったのでした。
大きなショックを受けた彼ですが、その事を彼女に伝えに行かなくてはなりません。
ガラス越しの面会、ジョン(ラッセル・クロウ)の表情で全てを悟ったララ(エリザベス・バンクス)は一言も言葉を交わすことなく泣きながら部屋を出てしまいました。
この控訴棄却の結果は想像以上のダメージをもたらします。
彼女が自殺未遂を起こしたのです。
駆けつけた病院で、彼女は朦朧とした様子でジョン(ラッセル・クロウ)からそっと目を反らします。
そんな妻に、彼はかける言葉を持たないのでした。
ジョン(ラッセル・クロウ)は、刑務所の本を読み漁り始めます。
そして見つけた[塀を越えて]の著者・デイモン・ペニントン(リーアム・ニーソン)に会いに行く事にしました。
七回も脱獄した彼にその成功の秘訣を聞きに行ったのです。
成功の秘訣は度胸とわずかな幸運だと答える彼は、脱獄できない刑務所はないと言い切ります。
ただ、逃げることより逃げ続けることが難しい、と語るデイモン(リーアム・ニーソン)。
どこへ逃げ、どうやってそこへ行くか、警察の動きも金で情報を買って調べ挙げておくべきだと話す彼は、レコーダーを回してまで脱獄の話を聞きに来たジョン(ラッセウ・クロウ)が本気だと感じ取ると、その目が変わります。
ピッツバーグの刑務所だと聞くと、そこはトンネルや橋など封鎖出来る道が多く難関だ、と言いながらも様々な情報を与えてくれました。
自宅に帰り、レコーダーを繰り返し聴きながら計画を練り上げていくジョン(ラッセル・クロウ)。
脱獄の通報を受けた警察は、15分で中心部の完全封鎖が出来、35分以内には高速料金所に警官を配備し幹線道路では検問も行われます。
つまりタイムリミットは35分。
この時間を過ぎてしまった場合には投降するしか助かる方法はありません。
無駄に抵抗すると同行者ともども射殺されてしまうからです。
出国は他州の空港からするように、空港を通れる確かなIDも準備も必要です。
他人名義のパスポートや免許証、社会保険番号を用意して、レンタカーは前金で現金払いできるところを調べておかなくてはならず、事前準備の必要性を丁寧に話してくれたデイモン(リーアム・ニーソン)。
彼は、逃げるならアメリカ人観光客が来ない国へ行くべきだとまで言い添えてくれました。
それから3か月をかけてジョン(ラッセル・クロウ)は、さまざまな方法で情報収集を始めます。
刑務所内見学ツアーに行ったりしながら、世界最大と言われるアレゲニー刑務所を調べ尽くしたのです。
この刑務所は未だ脱獄を許しておらず難攻不落の要塞・・・。
彼は写真や動画も駆使して計画を練りながら、仕事や育児にも精を出し傍目には変わらない日常を送ります。
そうしながら金策のため家具や家を売る手配をし、使えるIDの取得にも奔走しなくてはなりません。
怪しげな街へ向かい、やっと紹介を受けた男を探し立てたかと思ったら、それは罠で有り金を全て奪われたり・・・。
それでも諦めないジョン(ラッセル・クロウ)。
IDを手に入れる為にあちこちの怪しげな街へ繰り出し、疲れきって帰宅した夜でした。
とある男が自宅を訪ねてきたのです。
IDを用意できると話す男。
警戒しながらも彼に頼むしかないジョン(ラッセル・クロウ)は、どこの誰ともしれない男に大金を払うしか方法がないのでした。
男は約束通りIDを三人分用意してくれました。
そこでジョン(ラッセル・クロウ)はパソコンにアップされた動画を見て、どこでも開ける鍵の作り方を真似て制作に励みます。
そしてそれを持ちアレゲニー刑務所へ。
彼はそこで本当に鍵が使えるかの確認をしたかったのです。
刑務所案内ツアーに紛れてエレベーターに鍵を差し込んだジョン(ラッセル・クロウ)。
ところが鍵は中で引っかかってしまいなかなか抜けません。
焦って折ってしまった事で、ツアー客全員が個別に呼び出され尋問を受けることになってしまいます。
監視カメラの映像により鍵の持ち主だと特定されてしまったジョン(ラッセル・クロウ)。
捕縛などの罰は受けずに済んだものの、父親も捕まったら子供はどうなる?という監察官の言葉が彼の身を打つのでした。
ある日、ジョン(ラッセル・クロウ)はルーク(タイ・シンプキンス)を連れて行った公園で、ニコール(オリヴィア・ワイルド)と知り合います。
以前にも公園に子供を連れてきていた彼女は積極的にジョン(ラッセル・クロウ)を誘います。
娘の誕生祝いに来て欲しいと招待状を持って・・・。
しかし彼の妻が刑務所にいると知ると、その顔を強ばらせたのでした。
それでも、誕生日会に行けたら行く、という彼に笑顔を返すニコール(オリヴィア・ワイルド)なのでした。
しかし突然ララ(エリザベス・バンクス)の移送が決まってしまいました。
控訴が棄却されたことで今後は長期監獄となってしまう・・・
その事に慌てるジョン(ラッセル・クロウ)ですが、目標金額はまだ彼の前に壁となって立ちふさがっています。
残り1400ドル・・・
遂にジョン(ラッセル・クロウ)は強盗に手を染めます。
相手はIDの罠で自分から有り金を奪っていった男・・・。
銃を片手に男のアジトに乗り込んだジョン(ラッセル・クロウ)は、そこにIDを用意してくれた男がいる事に気付きました。
彼らはグルだったのです。
銃で脅し家に火をつけながら有り金を奪うジョン(ラッセル・クロウ)。
彼はここで銃を持ち反撃してきた相手を撃ち殺してしまいました。
もう引き返すことはできません。
かき集めた大金を持ち出ようとした時でした。仲間の発砲した銃弾を受けた男が助けてくれ、連れて行ってくれ、と懇願してきます。
おいて行けず車に乗せたジョン(ラッセル・クロウ)。
後部座席で男は呻き続け、そしてその声はやがて消えたのでした。
炎を鎮火した現場では刑事が現場検証をしています。
残された血痕と裏口から何者かが出て行ったという目撃証言、そして家の裏のバス停には別の死体が寝かされていました。
それはジョン(ラッセル・クロウ)が置いていった男です。
ジョン(ラッセル・クロウ)は両親に預けていたルーク(タイ・シンプキンス)を迎えに行きます。
時刻は夜中の三時。
そのまましばし眠ってしまったジョン(ラッセル・クロウ)。
その間に彼の父親がジョン(ラッセル・クロウ)のバックから航空券をみつけていました。
何かを察した父親。
帰り際のジョン(ラッセル・クロウ)を抱き締め、二人は語らずに別離を噛み締めたのでした。
捜査を続けている刑事たち。
その手が及ばないうちにジョン(ラッセル・クロウ)は急いで自宅に帰るとルーク(タイ・シンプキンス)に出立の準備をさせ、そのまま息子を乗せると車を走らせます。
そして彼は刑務所に患者のデータを配送する車に忍び込むとララ(エリザベス・バンクス)の検査結果の内容を入れ替えたのです。
そしてそのまま誕生日会を行うというニコール(オリヴィア・ワイルド)の家に向かって走り出したのでした。
警察では、現場付近に落ちていたテールランプから車種の特定がされています。
プリウスに乗っているということで環境意識の高い犯人像が浮かびますが、なにせプリウスは都市部だけでも1000台以上、州全体となると7000台を超えて所有されている人気車種。
その中で罪を犯したものをピックアップしながら、刑事たちは捜査を進めていくのでした。
誕生日会に向かったのは、ルーク(タイ・シンプキンス)をこの場に置いていくためでした。
パーティーの始まる2時間前に到着したジョン(ラッセル・クロウ)は、自分は用事があると言ってニコール(オリヴィア・ワイルド)に息子を預け、その場から立ち去ります。
僕の両親の電話番号を残してある、そう言って―――。
そして彼は刑務所の監視に向かいます。
ジョン(ラッセル・クロウ)がすり替えた手紙はもともと糖尿を患っているララ(エリザベス・バンクス)の数値を改ざんしたデータでした。
その異常数値に医師は研究所への連絡を試みます。
しかしそれも、事前に電話線を切っておいたジョン(ラッセル・クロウ)の計画により繋がらず、ララ(エリザベス・バンクス)は急遽大学病院への搬送が決まったのでした。
その頃、プリウスの所有者に殺人で投獄されたララ(エリザベス・バンクス)がいる事を突き止めた警察。
その夫と連絡が取れないとしると、彼らの自宅に向かいます。
そして家宅捜索の結果、警察はジョン(ラッセル・クロウ)に疑惑の目を向けるのです。
しかもそのタイミングでララ(エリザベス・バンクス)の移送が知らされます。
護衛官への連絡をしつつ、彼らもまた病院へと急ぐのでした。
病院に搬送されたララ(エリザベス・バンクス)。
そこに白衣を着て銃を持ったジョン(ラッセル・クロウ)が現れます。
突然の事に驚くララ(エリザベス・バンクス)は、脱獄を試みる彼に抵抗するものの、息子を一人残す事は出来ず結局彼の言うとおり計画に乗ったのでした。
病院には改ざんデータを見て駆けつけた医師や警察官達が集まり始めます。
そんな中、白衣を着た二人は逃げるつもりなのです。
駆けつけた刑事に姿を見られ白衣を脱ぎ捨てた二人は、駐車場を目指します。
警官も続々駆けつけてはいるもののその配備にはまだ時間がかかる、その隙を縫うようにして病院から抜け出した彼らはペンギンズのファングループに紛れて地下鉄へ向かったのでした。
交通局に運行停止命令を出しながら追う刑事。
しかしジョン(ラッセル・クロウ)達は間一髪電車に乗り込むと、今度は途中で電車を緊急停止させて用意しておいた車に乗り込んで逃げます。
橋が封鎖されるリミット15分を前に通り抜けた彼らは、ルーク(タイ・シンプキンス)を迎えに向かうのでした。
ところがここでトラブルが発生します。
誕生日パーティーが動物園で行われるものだったのです。
ルーク(トム・シンプキンス)を迎えに行かなくてはなりません。
これは想定外のタイムロスです。
警察でも彼ら二人の子供を抑えるべく、ルーク(タイ・シンプキンス)の行方を追っています。
動物園に向かう途中でも沢山のパトカーを見るジョン(ラッセル・クロウ)。
動物園まであと11分かかるというのに、タイムリミットの35分が近付いてきます。
ジョン(ラッセル・クロウ)は苦悩の末、動物園には向かわない選択をしました。
あとで呼び寄せる、今は封鎖前に出るべきだ話す夫に絶望したのか、ララ(エリザベス・バンクス)は突然助手席のドアを開け大きく身を仰け反らせてしまいます。
落ちそうな彼女を掴んだことで大きくスピンする車。
なんとか事故を起こさず停車させましたが、ジョン(ラッセル・クロウ)はそれでも諦めないのです。
再び車に乗った彼を追って、ララ(エリザベス・バンクス)もまた助手席に戻ったのでした。
結局彼はルーク(タイ・シンプキンス)を迎えに行く道を選びます。
息子を乗せて、家族三人で走り出した車。
料金所の渋滞を聞いたジョン(ラッセル・クロウ)は駅へ向かう事にしました。
一人駅に向かった彼は、そこで乗客を一人誘い、送ると言って車に乗せたのです。
これにより警察の検問「両親と子供が乗った車を調べる」という指示の裏を書く事に成功。
まだ写真も出回っていない状況のため、なんとか料金所を通り抜け高速に乗ったジョン(ラッセル・クロウ)達。
バッファローで拾った男性を下ろすと、再び逃避行が始まったのでした。
「スリーデイズ」最後のラスト結末
一方警察では、ジョン(ラッセル・クロウ)の自宅から押収したゴミ袋を漁り、彼が壁に貼っていた計画図を貼り合わせる作業が行われていました。
そこで判明したハイチ!
警察はジョン(ラッセル・クロウ)達の逃亡先はここに違いないと空港に連絡し、搭乗の中止、そして彼らの捕縛へと向かいます。
その頃、空港にたどり着いたジョン(ラッセル・クロウ)達は、顔写真が転送される直前に搭乗口を通り抜け、ロビーで飛行機への登場を待っていました。
いよいよ始まった搭乗、あと少しで逃げられる・・・。
空港では連絡を受けた空港警察が走り回っています。
しかしハイチ行きの飛行機に彼らの姿はありません。
送付された写真を見ながら、この飛行機には乗っていない、との報告を受けた刑事たち・・・。
ジョン(ラッセル・クロウ)達はベネズエラへと向かっていたのです。
彼が捨てたゴミ袋ですが、バラバラにちぎった計画図の一部を入れたゴミ袋はわざと残されていたものだったのです。
計画通り警察の捜査をかく乱し到着した三人。
ホテルのベッドに横たわり、息子に寄り添うララ(エリザベス・バンクス)には笑顔が見えます。
三年ぶりに共に眠る妻子の姿を、ジョン(ラッセル・クロウ)はカメラにおさめるのでした。
アメリカでは、ララ(エリザベス・バンクス)の事件そのものを洗い出した刑事がいました。
ボタンが落ちた、と言っていた彼女の供述を元に彼は下水溝へと向かいます。
しかし事件は三年も前のこと・・・
ボタンは彼の手に触れることなく・・・
蓋を締めた衝撃で今度こそ落ちて水に流されていったのでした。
THE END
「スリーデイズ」見所ポイント!
脱獄作品ではありますが、脱獄そのものに割かれた時間よりもその準備の為の時間がほとんどの作品でした。
その為ストーリーのスピードは早くありませんが、その分ジョンの心理の変化やララの老け込みようがよく伝わります。
そしてそれから迎える脱獄シーンでは、これまで所々で見せてきた準備が全て繋がる流れが謎を解くような気持ちよさがあり、追う警察と逃げるジョンとのシーンが差し込まれるのも臨場感を煽って面白かったです。
最後ではララの無実の証拠であるボタンが無くなってしまう所でエンディングでした。
人によっては結末の取り方は様々かも知れません。
ちょこちょこ説明不足と感じる部分や、主演がラッセル・クロウなだけにもっと深く彼の苦悩を見せて欲しかった、とも思いますが、彼が主演だったからこそ成り立った作品のような気もします。
【グラディエーター】とはまた違う強く優しいラッセル・クロウをお楽しみください。