「ロン 僕のポンコツ・ボット」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ

映画「ロン 僕のポンコツ・ボット」ネタバレ あらすじ
アニメ

映画「ロン 僕のポンコツ・ボット」はサラ・スミス監督の2021年のアニメ映画です。

この映画「ロン 僕のポンコツ・ボット」のネタバレやあらすじ、最後ラストの結末、見どころを紹介します。

友達が欲しい少年とポンコツロボットの友情を描いた「ロン 僕のポンコツ・ボット」をお楽しみください。

 

「ロン 僕のポンコツ・ボット」あらすじ

バーニー・プダウスキーの、大好きで大切な親友の名前は“ロン・ビンツカツコ”。

子供たちを笑顔にして友達の輪を広げてくれる、ロボット型デバイスBボットです。

はじめは、あまりにもポンコツ過ぎるロンが、バーニーは大嫌いでした!

Bボットはネット常時接続なのに、ロンだけずっとオフラインでセキュリティ管理OFF。

“バーニー”って呼んで欲しいのに、ロンは偶然覚えちゃった「アブサロム?」って呼ぶ。

ロンが得意なことは、バーニーのばあちゃんに教わったヘンテコな歌とダンス♪

バーニーのパンツを燃やして、ぬいぐるみ“ぴょん助くん”の首をもいで大変だった事も!

だけど、友達と呼べる同級生が居なかったバーニーが、あの日心底笑えたのはロンのお陰。

制御不能の大暴走が見つかって、スクラップされそうになったロンを助けたのはバーニー。

「OKアブサロム?」が、どうにか「OKバーニー」って呼んでくれるようになった。

居心地が良くなかった中学校を、楽しい場所に変えてくれたのは間違いなくロン!

友達の作り方が分からなくて、何度も言い争って大笑いした1人と1体。

いつの間にか、2メートル以上離れたくない友達になった、彼らの毎日は大騒動の連続でした・・・

 
中学生のバーニーは、休み時間ほとんど1人で過ごしています。

幼稚園から仲良しだったリッチも、今ではバーニーを“からかう”悪ガキ。

同じように仲良しだったノアも、Bボットのオンラインゲームに夢中。

お洒落が大好きなサヴァンナも、バーニーの6歳の誕生日会のあとから他人行儀。

時の流れとともに一緒に遊ぶことが減って、友達とは呼べなくなった同級生。

ロボット型デバイスBボットの登場も、その関係に拍車をかけたみたいです。

そして・・・

 

「ロン 僕のポンコツ・ボット」ネタバレ

今は、子供たちも自分の写真や動画、趣味を投稿するのが当たり前の時代。

「ハーイ!サヴァンナよ」と、自分の魅力を発信する彼女も【いいね】されて嬉しそう。

リッチは、悪ノリ動画を投稿しては「チャンネル登録よろしく!」と、カメラ目線で笑顔。

Bボット最大の魅力は、バーニーが苦手な友達作りなんです。

 
Bボットに手を触れると、その子供のパーソナルな部分。

更には、世界中のBボットユーザーに発信された、情報すべてをインストール。

所有者の子供のことを把握して、その子に合った完璧な友達と繋げてくれるんです。

カラフルなカラダは変幻自在で色んなキャラクターになれるし、乗ることも出来ちゃう!

安心安全のセキュリティ管理で、Bボットと遊ぶ子供たちは充実の毎日を過ごしていました。

 
1人1体、Bボットが当たり前。

学校にはBボット専用ロッカーがあるけど、バーニーの分はまだ空っぽ。

バーニーとロンが出会えたのは、バーニーの誕生日の翌日。

パパとばあちゃんが、大好きなバーニーの笑顔を見たくてロンを買ってくれました。

実は、バーニーの誕生日にイタズラを仕掛けたリッチ。

「Bボットだ!」と、バーニーは欲しかった誕生日プレゼントに大喜び!

ところが、包み紙の中身は大きな石で、ガッカリするバーニーを世界中にライブ配信。

パパに心配かけないよう、無理に笑おうとするバーニー。

これまで、人付き合いにBボットなんて要らないと言ってたパパは、思い知らされます。

きっと、ママならバーニーの本心に気づいただろう・・・

バーニーが2歳の時にママは死んじゃって、優しいパパと豪快なばあちゃんと3人暮らし。

ママの死で一番辛いのはパパ・・・そう思うバーニーは、パパの前では笑うように。

本心は、ママも友達が居ないのも、とっても寂しいのにバーニーは隠していたんです。

 
ワクワクするバーニーが、Bボットに手を触れると「僕は…君の…君の……」と、壊れてる!

結局、データベースの中身はスッカスカ、バーニーの事は何一つ分かっていません。

その見た目も、他のBボットとは全然違って、目と口があるだけの裸(スケルトン)。

学校から帰って、首だけのぴょん助くんを発見したバーニーはもう嫌~!

そして、ぴょん助くん事件の後、ロンはリッチの首も同じようにもごうとしたから大変!!

でも、ロンに殴られて追い回されるリッチを見たバーニーは、大笑いして心がスッキリ。

 
その直後、今度は警察が出動!

実は、暴走Bボットがライブ配信されちゃって、ロンがスクラップの危機に!!

所有者登録なし、止まらない歌&ダンスに暴力を振るう!って他人が見たら完全に不良品。

だけど、不思議とバーニーには僕の気持ちを分かってくれるかも?と思えました。

パパたちにも内緒で、スクラップ寸前のロンを助けたバーニー。

思いつくまま書き出した“僕の友達になる方法”を、ボードに貼ってロンに教えます。

 
IT企業バブル社、若きCEO・マークは心優しい青年。

子供たちに、友情の素晴らしさを伝えるBボットを開発しました。

そんなマークに飛び込んで来たニュースは、安心安全のセキュリティ管理された、Bボットが子供(リッチ)に暴力!

バーニーとロンが知らない所で、不良品のBボット確保に動き出す大人たち。

スクラップなんてしたくないマークだけは、ロンを調べ始めます・・・

 
スクラップからの脱出劇を楽しんだロンは「OKバーニー」と、初めて呼びました。

「友達って何?」と言うロンの質問に、ハッキリ答えられないバーニー。

まずは、自分の好きなモノと嫌いなモノを教えて、もちろん“人を殴らない”とも。

セキュリティ管理OFFのロンはまだまだ外出禁止で、バーニーが居れば外でも遊べます。

バーニーが「石のほうが良い…」と言えば「僕は電気が良い」と、電気好きなロン。

顔色なんて気にせず、友達が居ないバーニーに「君は影が薄い」ってズバリ言っちゃう。

ママやパパの事、バーニーのクセの事、いろいろ覚えるロンは寝たフリまでするように。

 
ロンと居る時は、自然と笑顔になれたバーニー。

でも、他の皆には絶対バレちゃいけないロンが、ある動画に映っちゃった~!

家の庭をキラキラセットでお洒落に飾って、気の合う友達とライブ配信中のサヴァンナ。

グラスを持って「…くつろいでたの」と、キメ顔している所にロンが飛び込んじゃいます。

「キャーーーーッ何の音?……バーニー・プダウスキー?!Bボット?いつ買ったの?」

裸でオフライン!Bボットなのに友達作りが出来ないロンに、サヴァンナは呆れます。

 
Bボットをフル活用して、世界中に自分のことを公開しているサヴァンナ。

ロンは“シェア”や“いいね”、“友達申請”という言葉を覚えました。

「バーニーに友達が必要?」そうサヴァンナに聞くロン。

「友達なしで、中学を生き延びるのはムリ!」と、サヴァンナは答えます。

その後、バーニーとの約束“ロンの事は秘密”を破って、動画投稿、拡散されて大満足のサヴァンナ!

ロンも“いいね”や“友達申請”を求めて、バーニーのために勝手に町中を動き回ります。

 
一方、バブル社のマークは、バーニーとロンが笑い合っている事に気づきました。

Bボットには“笑うプログラム”は無いはずなのに、ロンに何が起きているの?

“子供たちを笑顔にして友達の輪を広げるBボット”。

思い描く理想そのままのロンを、もっと知りたいマークはロンに会いたいと思うように・・・

 
校庭では、ロンが勝手に連れて来た“バーニーの友達”が爆音ノリノリで大騒ぎ♪

更に、ロンのセキュリティ管理OFFって事が、あのリッチにバレちゃったから大変です。

R指定も見れる、利用限度額ナシだからゲームのアイテム買い放題って最高だ!

ロンのプログラムはコピーされ、制御不能Bボットだらけになっちゃいます。

 
巨大モンキーBボットに変身!ライブ配信の視聴者数は伸びて、悪ノリが止まらないリッチ。

すると、カオスなこの状況を、キメ顔で世界中に発信するサヴァンナに悲劇が起きました。

巨大モンキーから巨大ゾンビBボットに変身すると、サヴァンナを丸飲み!

まるで、ウンチのように排出されたサヴァンナの姿を、あっという間に世界中がシェア。

大騒動を知ったバブル社では、マークが修正パッチで事態を収束。

この日以来、学校内では勉強アプリ以外は使用禁止です!

 
「ハーイ!」と、いつもキメ顔だったサヴァンナは“ウンチガール”と笑われました。

淡々と「ウンチガールの視聴回数…」と、喋るBボットに悲しみは膨らみます。

大騒動を起こしたロンのせいで、バーニーは先生に叱られました。

バーニーのために友達作りをしたロンは、バーニーが怒ってる意味が分かりません。

「バーニーは 僕の友達?」と、聞いてみるロン。

「余計な事して!…お前はパパが僕にために買ったの!」と、冷たく言い放つバーニー。

ロンは、バーニーから教わっていました。

“友情は押し付け合わない”、“一緒に居たくない日は2メートル以上離れても良い”。

1人と1体は、喧嘩別れしてロンは、またバーニーのことを「アブサロム」と呼びました。

 
1人で帰宅したバーニーは、ロンに教えた“僕の友達になる方法”を見返します。

そして、自分の事ばかりをロンに押し付けていたと気づきました。

ガタガタと物音、なんとロンがバブル社の工場に戻ろうとしています。

「僕は ポンコツ・ボット…」それは、さっきの喧嘩でバーニーがロンに言った言葉。

バーニーは「ごめん、僕が悪かった…君は僕の友達だから」と、ロンを抱きしめました。

“僕の友達になる方法”は“友達になろう”に書き換え、バーニーとロンは最高の笑顔に!

すると、外ではロンをスクラップしようとする、大人たちの声が聞こえます。

ロンを守りたい一心で森へ逃げたバーニーだけど、守ってくれたのはロンの方でした。

真っ暗な夜の森は怖くて寒い、力尽きるバーニーをロンが背負って町に戻った翌朝。

ライブ配信される【少年を救った英雄・ロン】に、称賛のメッセージが届きます。

 
病室で、パパとばあちゃんに見守られるバーニー。

病室の前には、サヴァンナとリッチ、科学好きなエヴァとゲームに夢中なノアも居ます。

Bボットのお陰で気が合う者同士セルフィーを撮って、ゲーム対戦に熱くなって。

だけど一方では、Bボットが不一致を出した人とは遊ばないという事にも。

お洒落が好きなサヴァンナと、科学が好きなエヴァがそうでした。

4人だってバーニーとロンのように、小さい頃は一緒に遊んで楽しかったはずなのに・・・

 
ロンとバーニーの友情に感動している、バブル社のマークがお見舞いに来ました。

ところが、一緒に来たロンは初期化されちゃって、とっても優秀なBボットに!

親友はポンコツ・ボットのロンだけだから「もとに戻して!」と、バーニーは怒ります。

マークは、ササッとクラウドにログインして、バックアップデータ復元・・・出来ない?!

何と、(悪い)COO・アンドリューの策略で、マークはCEO解任。

そして、アンドリューのCEO就任式も開催決定で、マークはアクセス拒否されます。

 
絶対ロンを助けたいバーニー!大好きなバーニーの友達はパパとばあちゃんも助けたい!!

バーニーとロンの友情に感動するマークは、アンドリューの勝手も見過ごす事は出来ない。

膨大なデータが保存される、バブル社のクラウドに侵入すると決めました。

パパやばあちゃんがバブル社の大人たちを翻弄して、マークは最大限のサポート。

どうにかクラウドに忍び込めたけど、電気が消え真っ暗になります。

「…ロン!僕を見つけて…お願い」と、怖くて膝を抱えるバーニー。

すると、その想いは通じて1つの光りが放たれ、バーニーを導いてくれます。

 

「ロン 僕のポンコツ・ボット」最後ラストの結末は?

「…ハーイ!アブサロム?」と、元通りのロンが戻って来ました。

バーニーはロンを連れて家に帰ろうとしますが、ロンは立ち止まっています。

ロンはモニターに映し出される子供たちが、笑っていない事が悲しいようでした。

誰かと繋がる事、誰かに自分が注目される事に必死な子供たちは、全然楽しんでいません。

「みんな、ロンが必要だね!」と、バーニーが言うとロンは閃いたようです。

 
そして、バーニーは【全Bボットをロンみたいにする】と、マークにメッセージを送信。

メチャクチャで最高の計画に、マークは世界中のBボットにロンのコードをアップロード!

バーニーと出会ったロンにだけ、奇跡的に備わった“笑うプログラム”が、子供たちに本当の友情を育ませる。

「…ネットワークの中へ」と、笑顔のロン・・・あれ?ロンが消えちゃう!

ロンは「バーニー 僕の役目は友達作り 友達になる方法 君に教わった」

ロンの気持ちが分かるバーニーは、寂しいけど涙をこらえて笑顔で送り出します。

「みんなのBボットを良いのに変える……いいよロン、2メートル以上離れて いいよ」

こうして、ロンのコードは世界中のBボットに“友達になろう”と広がり、ロンは消えました・・・

 
一方、アンドリューのCEO就任式は、彼の悪だくみがバレて取り消し。

改めて、心優しいマークに、盛大な拍手が送られます。

──3か月後

Bボット専用ロッカー、バーニーの分は空っぽ。

だけど休み時間は、サヴァンナにエヴァ、リッチやノアと前みたいに笑ってる。

「ありがとうロン 僕を、みんなの事を直してくれて!」

THE END

 

「ロン 僕のポンコツ・ボット」見どころ

真っ先にお伝えしたい事は、ポンコツ・ボットのロンがめちゃくちゃ可愛い!

はじめての起動から、ヤバい音出してガタガタ振動。

もしや爆発する?ってハラハラ!ドキドキ!

言ってしまえばベイマックス+BB8で、ゆる~い表情が“ブサかわ”ってのがロンです。

「ハーイ!登録ユーザー名…」と一言目を喋り出すロンの片目は、お腹!?までズリ落ちてる。

確かにバグってるあのロンが、自分のBボットだったら発狂しそうだけど、他人事なら微笑ましいです。

「ハーイ!“アブサロム?”」って語尾が上がるんですけど、ソレはバーニーが発したそのまま。

問題だらけなのにキョトン、清々しい顔で「…問題なし」

バーニーに教わった通りロンが「バ~ニ~」や「ステ~~イ」って言う場面も注目!

 
コロコロと変化する表情、ロンの一挙一動に目が離せなくて、他のBボットより断然ロンが良い◎

勝手な事ばかりしてるように見えるけど、じつは健気なんだって気づくと胸キュンです。

バーニーのパンツ被って、ばあちゃんと「ハッピー ハッピー♪」って踊るロン。

悪ガキのリッチを懲らしめて、バーニーが笑えば同じように笑ってる。

ばあちゃんが編んだ帽子がお気に入りのロンは、ドコに行くにも被って良く似合ってます。

 
バーニーの家族は、登場自体は少な目ですが、結構クセが強いです。

豪快なばあちゃんは、ヤギとニワトリを飼っています。

喘息持ち+ヤギの毛アレルギーのバーニーへの誕生日プレゼントは、ヤギの毛で編んだ帽子。

バーニー6歳の誕生日に起きた恐怖の出来事は、ばあちゃんが主犯のようです!

飼い主に似て豪快なヤギは何でも食べるクセがあって、友達だったサヴァンナも被害に!!

ばあちゃん絡みでオススメなのは、バーニーのためにBボットを買うシーンです。

パパとBボット販売店に行くと、ばあちゃんは「ヤギと交換して」って言い出します。

更に「ヤギに飽きちまったら、食べ……」ばあちゃんは、やっぱり豪快です。

のほほ~んとしていたヤギはビクッ!そーっと身を隠すところもお見逃しなく!

 
バーニーパパもしっかり者じゃない感じだけど、愛情がある人なのは伝わってきます。

この家族3人、そしてママを想うシーンは寂しさもあるけど、彼らの内面が分かるから個人的には好きです。

実はバーニーは暗いのが苦手で、そんなバーニーにロンは・・・

ホント健気で、ギューってしたくなるほど愛おしいロンを、是非堪能して欲しいです。

 
「人付き合いにBボットが必要?デバイス中毒になるぞ!」

このセリフは、パパがバーニーに言ったものです。

まさにデバイスを手放せない、承認欲求の呪縛に駆られた中学生だらけで考えさせられます。

本作は、デバイスとの最適な距離感を覚えさせたい、親御さんとお子さんで鑑賞するのも良いと思います。

サヴァンナやリッチを教訓に、楽しみながら学べるでしょう。

そして、喧嘩しながら大切な友達だという気持ちを育んでいったバーニーとロン。

“僕の友達になる方法”から“友達になろう”という想いに、変化したバーニー。

完成させた見事なマインドマップは、心がじんわり温かくなります。

 
バーニーとロンたちの暮らしの他に、バブル社の人たちも随所で登場します。

冒頭はバブル社CEOのマークが登場して、主人公は女の子だと思ってしまうかもしれません。

Bボットの説明シーンなので、バーニーの登場までは5分くらいお待ち下さい!

あらすじの方でもチョットだけ名前が出た、COO・アンドリューはチョイ悪役です。

子供嫌いの金儲け主義で、マークを疎ましく思っています。

登場すれば悪い顔、でも物語に深く影響を及ぼさないので割愛しています。

 
とってもカラフルで音楽も楽しくて、大人も小さなお子さんも楽しめる映画。

“友達とは森で遊ぼう!”byバーニーパパだけど、夜の危険な森では遊ばないでね。

バーニーとロンの友情は、きっとあなたにも大切な気持ちを届けてくれますよ!

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