映画「AFFLICTED アフリクテッド」は、デレク・リー主演、クリフ・プラウズ、デレク・リー監督の2013年のカナダ、アメリカ映画です。
この映画「AFFLICTED アフリクテッド」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
トロント国際映画祭やシッチェス映画祭をはじめ、各国で賞賛されたサスペンスホラー映画です。
■ スタッフ
監督: クリフ・プラウズ、デレク・リー
製作: クリス・ファーガソン、ザック・リポフスキー
脚本: クリフ・プラウズ、デレク・リー
撮影: ノーム・リー
音楽: エド・ヴァン・ブリーマン■ 主要キャスト
デレク:デレク・リー
クリフ:クリフ・プラウズ
オードリー:バイヤ・レハズ
モリス:バンジャマン・ゼトゥン
ザック:ザック・グレイ
エド:エド・ヴァン・ブリーマン
「AFFLICTED アフリクテッド」あらすじ
幼馴染の俳優のデレク(デレク・リー)とドキュメンタリー作家クリフ(クリフ・プラウズ)は、世界放浪の旅の映像をブログで発信しようと旅にでます。
しかし、デレク(デレク・リー)には脳に腫瘍がある病気持ちでした。
旅の始まり、パリのバーで、デレク(デレク・リー)は美女オードリー(バイヤ・レハズ)と出会いホテルの部屋へ行きます・・・
しかし、その翌日から、デレク(デレク・リー)の体には奇妙な異変が起き始めるのです。
心配するクリフ(クリフ・プラウズ)をよそに、旅を続けていこうとするデレク(デレク・リー)ですが、やがて驚異的な身体能力が現れはじめます。
デレク(デレク・リー)の身に何が起こったのか?
ふたりの運命はいかに・・・
「AFFLICTED アフリクテッド」ネタバレ、最後のラスト結末は?
デレク(デレク・リー)は謎の女性オードリー(バイヤ・レハズ)とホテルへ行きますが、傷だらけになって倒れていました。
一緒いたはずのオードリー(バイヤ・レハズ)は、服だけ残したまま消えています。
それからも旅は続くのですが、デレク(デレク・リー)の体に異変が起きます。
まず食べ物を食べる事が出来ません。
すべて吐いてしまうのです。
そして太陽の光に当たると皮膚が焼けるようになってしまいます。
そうです。デレク(デレク・リー)はバンパイアになってしまったのです。
おそらくホテルで一緒だったオードリーがバンパイアで・・・
そのうちデレク(デレク・リー)には驚異的な力が現れます。
時速60キロ以上で走れる
スパイダーマンのように壁を登り、驚異的なジャンプ力をみせます。
しかし、食事が出来ない為、だんだん体は衰退していくのです。
そしてデレク(デレク・リー)が求めたのはやはり「血」でした。
動物の血ではダメで、やはり人間の血・・・
病院にも忍び込もうとしますが失敗。
警察に追われるようになってしまいます。
やがて極限状態のデレク(デレク・リー)は、ついに親友のクリフ(クリフ・プラウズ)を手にかけてしまうのです。
自分を呪うデレク(デレク・リー)は、銃で頭を撃ち抜き自殺します・・・
が、また蘇ってしまいます。
バンパイア、不老不死です・・・
どうにかしたいデレク(デレク・リー)は、オードリー(バイヤ・レハズ)を探しにパリへ戻ります。
指名手配されたデレク(デレク・リー)は、警官隊と銃撃戦になりますが、不老不死のデレクにかなうはずがありません。
警官隊は壊滅状態です。
そしてやっとのことで会えたオードリー(バイヤ・レハズ)から、もう元には戻れないと・・・
死ねない事を悟ったデレクは、生き続けるために血を求めなければいけません・・・
映画「AFFLICTED アフリクテッド」のラストは、悪人を捕らえてきて、襲うデレクのシーンです。
ここでエンドロールが流れますが、その中でクリフ(クリフ・プラウズ)が現れます。
人間を襲っているバンパイアの姿で・・・
THE END
「AFFLICTED アフリクテッド」見所ポイント!
この映画の序盤は、デレク(デレク・リー)の驚異的な身体能力の謎がメインになってくるのですが、するどい人なら早々に「こりゃ吸血鬼だな」とわかってしまう展開で、少々興ざめです。
当然、親友のクリフ(クリフ・プラウズ)は、ヤバイぞ。デレクに血吸われちゃうぞ。ヤラレちゃうぞ。
と、予想通りの展開でした(笑)
しかし、ホラー的な要素はしっかりあって、やはり怖いです。
デレクがだんだんバンパイアになっていくさまはリアルでゾッとします。
デレクが銃で自分の頭を撃ち抜くシーンもかなりショッキングでした・・・
バンパイアになってしまったデレクの唯一の救い?になるのは善悪をまだ理解できる事です。
生きる為に血を吸わなくてはならない、デレクが選んだ方法は、犯罪者の血でした。
せめてもの配慮なのでしょう。
その点ラストのエンドロールで復活?したクリフ(クリフ・プラウズ)バンパイアは、誰彼ともなく人間を襲ってました。
生きてた時はいいヤツだったのに・・・
いわゆるB級スリラーですが、低予算のワリに良い出来だと思います。
ひとりで見て下さい・・・