映画「スノーホワイト」はクリステン・ステュワート主演、ルパート・サンダーズ監督の2012年の映画です。
この映画「スノーホワイト」のネタバレやあらすじ、最後ラストの結末、見どころを紹介します。
グリム童話「白雪姫」を題材にしたアクションファンタジー作品「スノーホワイト」をお楽しみください。
「スノーホワイト」あらすじ
昔々、ある真冬のこと
王妃は庭で真っ赤なバラを見つけます。
そして真っ白な雪の中に落ちた血を見て、真っ白な肌の、赤い唇、バラのように強い子どもが欲しいと望みました。
王妃は女の子を産み、その子を白雪姫(スノーホワイト)と名付けます。
スノーホワイト(クリステン・スチュアート)は公爵の息子ウィリアム(サム・クラフリン)とともに育ち、活発で愛らしい彼女は国中で愛されていました。
しかし次の冬にスノーホワイトの母である王妃が亡くなってしまいます。
そんな中、闇の軍隊が襲ってきました。
その軍隊は人間ではなく、簡単に崩れ落ちていきます。
闇の軍隊に打ち勝ちますが、その後にはさらなる闇が待ち受けていました。
敵軍の捕虜を確保した王。
捕虜の彼女はラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)と名乗りました。
王はラヴェンナに魅せられ、王妃を失った悲しみを忘れました。
その翌日ラヴェンナは王妃として迎えられます。
彼女は以前にも他の王妃になったことがありますが、新しい王妃が来て捨てられたという経験を持っていました。
男は女を利用するだけだと言う彼女。
そして「永遠の若さと美しさが手に入れば世界は女のもの」と言い王を殺害してしまいます。
城内では争いが起き、スノーホワイトはラヴェンナ率いる軍に確保されてしました。
そして、ラヴェンナは王国を乗っ取り、女王としてこの国の王座に立つこととなります。
彼女は金の魔法の鏡を手に入れました。
鏡に「この世で一番美しいのは誰?」と聞くと黄金の鏡は女王様です。と答えます。
ラヴェンナが統治した世界は、自然が色あせ、人々は互いにいがみ合う状態になってしまいました。
一方スノーホワイトは囚われの身となり、高い塔に幽閉されていました。
そして・・・
「スノーホワイト」ネタバレ
女王の前に現れた2人の親子。
息子が女王を殺そうとナイフで刺しますが、逆に魔法で心臓を奪われ、殺されてしまいます。
女王は魔法を使えば使うほど老化が進んでしまうようです。
その老化を止め、若返るために彼女は若い女性を捕らえていました。
捕らえられた若い女性は、女王に若さを奪われ80代ぐらいに年老いてしまっています。
そして、女王は鏡に「この世で一番美しいのは誰?」と聞きますが、返ってきた言葉は、「女王様ですが、それは今夜限り。スノーホワイトが女王様より美しくなりました」と答えます。
女王は小さいころに殺しておけばよかったと後悔しますが、彼女の若さを奪えば、不滅な若さを手に入れられると聞き、女王は彼女から心臓を奪おうとします。
彼女を塔から女王の下へ連れていこうとする女王の弟ですが、スノーホワイトは壁から引き抜いた釘で、彼を刺し塔から抜け出しました。
彼女は小鳥を目印に逃げ、城から抜け出し、馬に乗って逃げます。
女王の軍に追われながらも逃げた先は、黒い森でした。
女王は弟がスノーホワイトを取り逃したことに憤慨し、黒い森に逃げられたらもうどうすることもできないと言います。
黒い森では女王の魔法は及ばないのです。
彼女はスノーホワイトを捕らえるため、森に詳しいエリック(クリス・ヘムズワース)を呼び寄せ、妻を生き返らせるのと引き換えに彼も従います。
黒い森に入った彼はスノーホワイトを見つけ出しますが、女王が妻を生き返らせないとことを知り、女王に渡さず彼女を助けます。
2人はウィリアムのいる公爵の城に向かう途中、ある村につき、そこで初めてエリックは彼女が王の娘だと知りました。
その結果、彼はスノーホワイトから距離を置いた方が安全だと思い、彼女を置いて逃げようとしますが、村に追手が来てしまいます。
敵軍はスノーホワイトを捕らえるため、村に火を放ち壊滅させてしまいます。
火が上がっているのに気づき村に戻るエリック。
火の海になった村から住民は逃げ出し、スノーホワイトも彼と村を離れました。
一方、公爵の城では、スノーホワイトが生きていると情報が入り、ウィリアムは敵軍にまぎれ彼女を探しに黒い森へと向かいます。
その後、2人がたどり着いた森には、小人が暮らしていました。
そこでは緑が生い茂り、動物や昆虫がいました。
妖精のいる「聖域」でした。
小人たちと2人はキャンプをし、踊りながら夜を過ごしていました。
翌朝スノーホワイトは目が覚めると、彼女は妖精らにつれられ、立派な角を持つ白鹿に出会います。
そしてその白鹿は彼女に向かってお辞儀をしました。
彼女は王国を癒す救世主だったのです。
その姿を見た小人らは彼女に従うと誓います。
そこへ再び敵軍がやってきます。
逃げていたスノーホワイトですが、そこへウィリアムが助けに来ます。
スノーホワイトとエリック、ウィリアム、小人らは公爵の城を目指しています。
真っ白な雪の中ウィリアムと民を決起させる方法について話すスノーホワイト。
彼から真っ赤なリンゴを渡され、彼女はからかわれたと思いそのまま口にします。
しかし食べた後そのリンゴからは黒い毛が生えてきました。毒だったのです。
彼女はもだえ苦しみます。
彼の正体は、魔法を使いウィリアムの姿をした女王だったのです。
女王は彼女を殺そうとしますが、そこへエリックと本物のウィリアムが助けに入ります。
女王はそのまま消え去りましたが、彼女は命堪えてしまいました。
ウィリアムが彼女にキスをしますが起きません。
公爵の城につき、スノーホワイトの葬儀が行われました。
死に悲しみ酒を飲むエリック。
守り切れなかったことを謝り彼女にキスをしました。
するとスノーホワイトは目を覚まし、生き返ったのです。
民の前に現れたスノーホワイトは、彼らに語りかりかけ、「私たちは王国を取り戻すのだ」と決起します。
「スノーホワイト」最後ラストの結末は?
女王は老いが急速に進み弱っていました。
そんな中、女王の城に鎧をまとったスノーホワイト率いる軍と小人らが侵攻します。
女王の軍隊も城に侵入させまいと攻撃をしますが、小人たちの援助で、スノーホワイトは城に入ることができました。
エリックやウィリアムらとともに女王のもとまで向かいます。
スノーホワイトを待ち構えていた女王はスノーホワイト以外に魔法で幻の軍隊を作り出し、スノーホワイトと女王の1対1の状態にしました。
一方的にやられるがままのスノーホワイト。
仲間も敵の軍隊に押されていました。
女王が彼女の心臓を奪おうと攻撃しますが、彼女は女王よりも先にナイフを刺します。
女王は次第に老い、死んでいきました。
スノーホワイト、ウィリアム、エリックは無事に生き残り、スノーホワイトはこの国の女王となりました。
そして国の民全員が彼女を女王として称えました。
THE END
「スノーホワイト」見どころ
誰もが知るグリム童話の名作を大胆にアレンジし、白雪姫を戦士として描いた斬新な作品。
幼少期に親を亡くし、奪われた王国の塔の中で長い年月幽閉されていたスノーホワイト。
城を脱出してから、仲間が加わり、闇の女王へ国を救うために戦います。
グリム童話の「毒リンゴを食べ、死んでしまった白雪姫に王がキスをして生き返る」というあの有名な流れは保たれながらも、白雪姫を国の救世主、さらに戦士として描き、美しさだけでなく、力強さを表していて面白かったです。
彼女にどのキャラクターよりも心の強さを感じました。
そして、この映画「スノーホワイト」には続編があります。
今回とはまた別の視点で描かれた「スノーホワイト 氷の王国」もお見逃しなく!!
みんなの感想