映画「ルームメイト」は、北川景子主演、2013年の日本映画です。
この映画「ルームメイト」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。
原作は今邑彩の小説で、古澤健監督が脚色したミステリー映画です。
■ スタッフ
監督: 古澤健
製作: 後藤亘、木下直哉、水口昌彦、川田亮、神戸明、小川真司
製作総指揮 : 白倉伸一郎
脚本: 古澤健
撮影: 浜田毅
音楽: 安川午朗■ 主要キャスト
萩尾春海:北川景子
西村麗子:深田恭子
工藤謙介:高良健吾
長谷川伸一:尾上寛之
安藤リカ:大塚千弘
看護師:筒井真理子
刑事:螢雪次朗
市長候補の山崎:田口トモロヲ
「ルームメイト」あらすじ
派遣社員として働く萩尾春海(北川景子)は、ある日、工藤謙介(高良健吾)が運転する車に轢かれてしまいます。
そして入院した病院で看護師である西村麗子(深田恭子)と出会います。
そんな春海に親身になってくれた麗子(深田恭子)は、春海(北川景子)がお金に困って母親に電話で相談する姿を見て、ルームシェアをしないかともちかけます。
晴海(北川景子)の部屋でルームシェア生活を始めた2人。
2人の共同生活は順調にみえましたが、だんだん麗子(深田恭子)が奇妙な言動をするようになります。
やがて春海(北川景子)の周りで不可解な事件が起きはじめ、ついには殺人事件までもが起きてしまいます。
次第に見えてくる麗子(深田恭子)の別の顔を知り、春海(北川景子)はパニックに・・・
そして、春海(北川景子)の前に麗子と見た目がそっくりなマリが現れて・・・
「ルームメイト」ネタバレ、最後のラスト結末は?
最初から西村麗子(深田恭子)が怪しい人物だとミスリードしていきますが、映画の中盤で、麗子(深田恭子)の中にはマリという別の人格がいて、そのマリが数々の事件を起こしているとして話が進んでいきます。
が、実は麗子(深田恭子)は存在しません。
したがってマリも存在しません。
この映画「ルームメイト」の最大のネタバレは、萩尾春海(北川景子)は3重人格者だった!というオチです。
つまり春海(北川景子)の中に麗子(深田恭子)とマリ(深田恭子)の人格が存在していたのです。
春海(北川景子)は交通事故で、その記憶を忘れていたのです。
しかし、長谷川伸一(尾上寛之)が殺害された事件の後で、刑事(螢雪次朗)が、春海(北川景子)の交換日記を見つけます。
その日記の内容から、4人目の人格があったことがわかります。
その人格者は、エリという少女でした。
市長候補の山崎(田口トモロヲ)に性的虐待をうけていた実在する少女です。
部屋の壁に「わたしはマリ」と口紅で書いたのも、工藤謙介(高良健吾)に腕を掴まれたのも彼女でした。
このエリに春海(北川景子)の中の人格マリが、山崎(田口トモロヲ)を殺させようと働きかけます。
すべての真実を知った(思い出した)春海(北川景子)が、病院から抜け出し、寸前の所でエリを止めます。
この映画ルームメイトのラスト結末は、事件後、春海(北川景子)が療養所で工藤謙介(高良健吾)と面会し、これから更生するだろう予想を持たせてTHE ENDです。
「ルームメイト」見所ポイント!
この映画ルームメイトには、はなから春海(北川景子)しかいなかった事になります。
すべては、春海(北川景子)の妄想なのです。
そのあたりの見極めが、この映画のポイントです。
春海(北川景子)の罪は、母親・看護婦・長谷川の殺害です・・・
この展開はジョニー・デップ主演の「シークレット ウインドウ」を思い出しました。
この映画ルームメイトの見所のひとつは、北川景子と深田恭子の悪女ぶりが見られるトコロですね。
深田恭子はずっと怖いのですが(笑)、終盤にチラリと見せる北川景子の悪顔もゾクッとします。
このふたりのこんな顔は、なかなか見れないと思いますよ。
不思議なのは春海(北川景子)が急に良い人になってしまった事です。
自分で山崎(田口トモロヲ)殺しをそそのかしたエリを止めに行きましたね。
何で・・・
もちろん市長候補の山崎(田口トモロヲ)は虐待が明るみになり失脚するのでしょう。
個人的には、ラストの診療所のシーンは、もうひとオチあっても良かったかなと思います。
すんなり終わっちゃいましたから。
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