「LION ライオン 25年目のただいま」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「LION ライオン 25年目のただいま」ネタバレ あらすじ
ヒューマン

映画「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」は、デーヴ・パテール主演、ガース・デイヴィス監督の2016年の映画です。

この映画「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころを紹介します。

生まれ故郷を探し出すために奮闘する男を描いた「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」をお楽しみください。

 

「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」キャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: ガース・デイヴィス
脚本: ルーク・デイヴィーズ
制作: イアン・カニング他
製作総指揮: アンドリュー・フレイザー他
音楽: フォルカー・ベルテルマン他
撮影: グリーグ・フレイザー

■ 主要キャスト
サルー・ブライアリー: デーヴ・パテール
幼少期のサルー: サニー・パワール
ルーシー: ルーニー・マーラ
スー・ブライアリー: ニコール・キッドマン
ジョン・ブライアリー: デビッド・ウェナム
グドゥ・カーン: アビシェーク・バラト
マントッシュ・ブライアリー: ディヴィアン・ラドワ
カムラ・ムンシ: プリヤンカ・ボース
ミセス・スード: ディープティ・ナヴァル
ヌーア: タニシュタ・チャテルジー
ラマ: ナワーズッディーン・シッディーキー
ウェイター: ベンジャミン・リグビー
プラマ: パラビ・シャーダ
バラット: サチン・ジョアブ

 

「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」あらすじ

オーストラリアで幸せに暮らす青年・サルー(デーヴ・パテール)

インドで生まれた彼は5歳の時に迷子になり、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子に出されたという過去がありました。

成人し、インドの家族への思いを募らせた彼は、自分の家を探し出そうと決意し意外な行動に出ます・・・

25年間迷子だった男がGoogle Earthで起こした奇跡の実話の映画化です。

 

「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」ネタバレ

1986年インド中部にあるカンドワという町で、暮らすサルー(サニー・パワール)。

サルーはまだ5歳ですが、貧しい家の生活の足しになるよう兄のクドゥ(アビシェーク・バラト)と一緒に貨物列車から石炭を盗みそれを売って食物を買っていました。

クドゥとサルーの夢は、市場に売っている揚げ菓子をたらふく食べる事。

しかし石炭を売っただけでは牛乳二袋分にしかならないのです。

 
父親はおらず、母親が一人で子供たちを養っています。

母親が仕事に出かけると、クドゥは母親に内緒で仕事に出かけようとしますが、サルーも一緒に付いていくと言ってクドゥを困らせます。

夜通し働く仕事はサルーには無理だと言われますが、何とかクドゥを納得させて一緒に付いていくサルー。

しかし、サルーはクドゥの予想通り眠くなってしまい仕事になりませんでした。

クドゥは仕方なく、この場から離れないようにサルーに告げ一人で仕事を見つけに行きます。

目を覚ましたサルーは兄がいない事が不安になり、停車していた回送列車の中に兄がいないか探し回ります。

サルーはその列車の中でクドゥを待っているとまた睡魔に襲われ寝てしまうのです。

サルーが目を覚ました時には列車が動いていて外は見たことがない景色になっていました。

 
カルカッタについたその列車から飛び降りたサルーはクドゥを捜し回ります。

クドゥが見つからず途方に暮れるサルーは「ガネストレイに帰りたい」と周囲の大人に話しますが、サルーが話す言葉がカルカッタでは全く通じなかったのです。

サルーは駅で、ある少女と出会いその少女の後に付いていくと駅の構内にホームレスとなった多くの子供が一緒に過ごしていました。

その近くでサルーも休んでいましたが、夜中に大人が大勢やって来て子供たちを捕まえようとします。

次々とその子供たちが捕まる中、サルーは必死に逃げ、ある礼拝堂にたどり着くのです。

そこには沢山の人が寝ていましたが、静かに入りお供え物を食べ夜を過ごします。

 
駅に戻ったサルーは段ボールを手に入れ町をさ迷い歩きます。

そんなサルーに話しかけてくれた女性がいました。

サルーに話しかけても答えないため、言語を変えて話しかけサルーを安心させます。

その女性ヌーレ(タニシュタ・チェテルジー)と言って、働く男性にお弁当を作って売っているのだと話し、はサルーを家に連れて行き食事をごちそうしてくれたのです。

サルーもヌーレに気をゆるし、母親が石を運んぶ仕事をしていて、自分もその手伝いをしているのだと自慢げに話します。

ヌーレが「知り合いにラーマ(ナワーズディーン・シッディーキー)という人助けが好きな神様みたいな人がいるの。明日来るからあなたも頼るといいわ。」とサルーに話すと、「家に帰るのてつだってくれる?」とサルーに聞かれ「あなたをお母さんのところに連れて行ってくれるわ。」と答えるのでした。

 
翌朝サルーに会いに来たラーマは「俺と一緒いいところへ行ってからお母さんを捜そう。」とサルーに告げます。

そしてサルーの事をじっと見た後ヌーレに「いい子を見つけたな。あの子なら合格だ。」とこっそり告げるのです。

二人を不審に感じたサルーはヌーレが目を離した隙にヌーレの家から逃げ出します。

 
サルーは母親を恋しく思いながら二カ月の時を一人寂しく過ごします。

ゴミ捨て場の山からスプーンを見つけたサルーはそれをポッケにしまうのです。

ある飲食店の前に座り込んだサルーはその店で食事をする男性と目が合います。

その男性がスプーンでスープをすくって飲んでいる姿を見て自分も拾ってきたスプーンを使ってその男性の真似をするサルー。

自分の真似をするサルーを微笑ましく見つめる男性は、サルーを保護し警察に連れて行きます。

言葉が通じないため、警察でもサルーの身元は分からず孤児院に連れて行かれるのです。

 
その孤児院では食事もでき、教育も受けられましたが、子供が育つのに適した場所とは言えない施設でした。

そんなある日、サルーの元にミセス・スード(ディープティ・ナヴァル)と言う女性が訪ねてきます。

スードはサルーの写真を新聞に載せたと話します。

しかし、サルーを知っているという人は現れなかったと言うのです。

スードは、オーストラリアに住んでいる夫婦がサルーを養子にしたいと言っているとサルーに話します。

幼いサルーにはあまり理解できない事でしたが、養子になる手続きは進むのでした。

 
その後、スードの家で生活のマナーや作法、そして英語の指導などを受けたサルーは、ブライアリー夫婦のもとへと向かいます。

母親になるスー・ブライアリー(ニコール・キッドマン)も父親になるジョン・ブライアリー(デビッド・ウェナム)もとても優しく、サルーは二人の子供として幸せな時間を過ごすのです。

それから一年が経ち、ブライアリー夫婦はマントッシュという養子を迎えます。

マントッシュは癇癪を起す子供で、中々新しい生活に馴染むことが出来ませんでした。

サルーは、マントッシュの事で悩み涙を流すスーに抱きつき慰めるのです。

 
それから20年。
ホテル経営を学ぶため、メルボルンの大学へ進学が決まったサルー(デーヴ・パテール)。

スーとジョンは実の息子のようにサルーを愛し、サルーが大人になって自分たちの元から旅立ってしまう事に寂しさを感じるのです。

家族水入らずでサルーの大学合格を祝うため食事に出かけますが、そこにはマントッシュ(デヴィアン・ラドワ)の姿はありませんでした。

マントッシュは家族と上手くいかず家から出て一人で暮らしています。

そこを訪れたサルーは「俺がいない間バカするなよ。ママのことをこれ以上悲しませないでくれ。」とマントッシュに忠告するのです。

 
大学へ入学したサルーは大学で出会ったルーシー(ルーニ・マーラ)と付き合い始めます。

ルーシーとともに大学の友達の家に招かれたサルーは、その家にあった揚げ菓子を見て、忘れていた子供の頃の記憶を思い出します。

子供の頃の記憶をルーシーや友達に話すサルー。

ガネストレイという所に住んでいて、駅の近くに給水塔があったという記憶しかないサルーは、友達から聞いたグーグルアースで故郷を探すことに。

 
その夜、サルーは中々眠ることが出来ませんでした。

母親の記憶が頭から離れなかったのです。

サルーはグーグルアースでインドを調べてみることにしました。

サルーはそのことに没頭していきます。

 
サルーはルーシーをジョンとスーに紹介するため家に戻ります。

食事の時に、ルーシーが「最近あなたが何をしているか話してみたら?」と言いサルーが故郷を捜しているという事をスーたちに話そうとしますが、サルーはそれを止めます。

何となく雰囲気が悪くなった時にマントッシュがやってくるのですが、その雰囲気を察したマントッシュはサルーに嫌味を言うのです。

そんなマントッシュに「俺たちは本当の兄弟じゃない。」と言うサルー。

マントッシュは癇癪を起こし、食事会は最悪な雰囲気になってしまうのでした。

 
本当の家族を探すことに没頭するサルーは次第にルーシーとすれ違うようになります。

サルーの力になりたと言うルーシーでしたが、サルーは「君は君の幸せを掴んでくれ。」と言ってルーシーに別れを告げます。

それからサルーは仕事も辞め、記憶にある給水塔を捜すため、何時間もネットにある画像を記憶とすり合わせます。

そんなサルーの元にジョンがやってきます。

マントッシュが行方をくらまし、スーが体調を崩したと言うのです。

 
サルーはある日偶然町でルーシーと再会します。

スーに実の母親を探していることを話したくないと言うサルーにルーシーは「きっと応援してくれるわ。会ってあげて。」と話すのです。

スーに会いに来たサルー。

そこでマントッシュがエビ捕り漁船で働いている事、そして稼いだお金がすべてクスリ代に消えているとスーから聴きます。

「本当の子供がいたらよかったのに。本当の子なら白紙で生まれてきたのに、僕らは過去ごと全部引き受けなくちゃならないだろ。それがママを苦しめてる。」と言うサルーに「子供は産めたの。だけどあえて産まないと決めたの。私たちはあなたたち二人と家族として生きていきたいと心から願った。」と言うスー。

そして「子供を産んだかといって世界が良くなるわけじゃない。あなたたちのように傷つき苦しんだ子供を引き取って助けられるほうが役に立てる。」と泣きながら話します。

「あなたはもう口もきいてくれない。力になってサルー。」とスーから懇願されサルーはマントッシュに会いにいき、喧嘩した夜の事を謝罪するのです。

 
サルーは故郷を探すことを辞めようかと考えますが、今まで探していた所からグーグルアースの位置を少しずらすと、思い出の給水塔の写真を見つけます。

住んでいた町の名前はガネストレイではなくガネッシュ・タライだったことも分かりました。

サルーは子供の頃の記憶に思いを馳せながら涙を流すのです。

ルーシーに故郷を見つけたことを報告すると、ルーシーは泣いて喜んでくれました。

スーとジョンにも本当の事を話すサルー。

二人もそのことにとても喜んでくれたのです。

 

「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」ラスト最後の結末

生まれ故郷を離れてから25年、サルーはやっと生まれた町へ戻る事ができました。

記憶を頼りに生まれた家に向かうサルー。

しかし、生まれ育った家は家畜小屋になっていました。

そのことに酷く落ち込むサルーでしたが、そこを通りがかった男性に自分が子供の頃の写真を見せ、「ここに昔住んでいたんです。クドゥ、カルゥ、シェキラを捜しています。」と話します。

するとその男性が案内してくれた先に年老いた母親がいるのを見つけるのです。

二人は涙を流し再会を喜びます。

そこには妹のシェキラもいました。

 
サルーはクドゥがいない事に気付き、母親にクドゥの居場所を尋ねますが、クドゥはもう亡くなっていました。

そのことを悲しむサルーでしたが、25年ぶりの奇跡の再会に町の人達は歓喜するのでした。

サルーはスーに電話し「僕は元気だよ。探してた答えが全部見つかった。何もかも分かったよ。母とも会えた。僕を育ててくれたママとパパに感謝してる。あなたたちが僕の家族だって分かってくれた。僕が生きてきただけで幸せだって。ママは今もこれからも僕のママだ。愛してるよママ、心から。パパの事もマントッシュの事も。」と告げるのです。

 
サルーは幼い頃、兄のクドゥと来ていた線路に立ち、兄との記憶を呼び起こします。

幼いサルーはクドゥとの時間がとても幸せだったのです。

実は、サルーが迷子になった日、クドゥはすぐ近くで別の汽車にはねられて亡くなっていたのでした。

母親のカムラは息子が帰ってくることを信じ遠くへは引っ越さなかったのです。

幼いサルーは自分の名前も間違えていて、本当の名前はシェルゥ。

ライオンという意味です。

ラストシーンは実話の映像。

2013年のガネッシュ・タライで、本物のサルー、そしてスー、カムラが抱き合い喜ぶ姿で幕を閉じます。

THE END

 

「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」見どころ

映画の最後に“インドでは行方不明になる子供が毎年8万人以上。”というテロップが流れるのですが、そのことに衝撃を受けてしまいます。

実話を映画化している作品なので、かなり考えさせられる内容でした。

同じくデーヴ・パテール主演の「スラムドッグ$ミリオネア」と同じ世界観が漂います・・・

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そして養子になり、何不自由のない暮らしをするようになるのですが、サルーの心は何故か満たされない。

インドの家族の事を忘れることは不可能だから・・・

 
そして、クライマックス。

サルーが待ちわびていた兄のクドゥが汽車にはねられてしまったからサルーの元に帰れなかったんだと知った時、涙が止まりませんでした。

サルーを実の子供のように育てたブライアリー夫婦と、サルーの帰りを信じて待っていた実の母親カムラ。

両者のサルーに対する深い愛情にも感動してしまいます!

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