映画「キングスマン」は、コリン・ファース主演、マシュー・ヴォーン監督の2014年の映画です。
そんな、映画「キングスマン」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。
カリスマスパイと新人スパイの痛快アクション「キングスマン」をお楽しみください。
原作は「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」というマンガです。
■ スタッフ
監督: マシュー・ヴォーン
製作: マシュー・ヴォーン、デヴィッド・リード、アダム・ボーリング
製作総指揮 : マーク・ミラー、デイヴ・ギボンズ、スティーヴン・マークス、クローディア・ヴォーン、ピエール・ラグランジェ
脚本: ジェーン・ゴールドマン、マシュー・ヴォーン
撮影: ジョージ・リッチモンド
音楽: ヘンリー・ジャックマン、マシュー・マージェソン■ 主要キャスト
ゲイリー・“エグジー”・アンウィン:タロン・エガートン
ハリー・ハート:コリン・ファース
リッチモンド・ヴァレンタイン:サミュエル・L・ジャクソン
マーリン:マーク・ストロング
アーサー:マイケル・ケイン
ロキシー:ソフィ・クックソン
ガゼル:ソフィア・ブテラ
ミシェル・アンウィン:サマンサ・ウォマック
ディーン:ジェフ・ベル
チャーリー:エドワード・ホルクロフト
アーノルド教授:マーク・ハミル
ランスロット:ジャック・ダヴェンポート
ティルデ王女:ハンナ・アルストロム
「キングスマン」あらすじ
貧困でやさぐれた生活を送っている青年エグジー(タロン・エガートン)。
ある時、彼は英国紳士ハリー(コリン・ファース)から亡き父の意外な真相を知ります。
それは、実は父は国際的スパイ組織キングスマンの一員であったという事実でした。
エグジーは父の後を継ぎ、キングスマンの一員になるべく新人試験に身を投じていきます。
一方、天才IT実業家であるヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)は、水面下で世界を崩壊させる計画を進めていた……。
キングスマン達は、ヴァレンタインを倒すことは出来るのでしょうか?・・・
「キングスマン」ネタバレ、最後のラスト結末は?
ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)の計画とは、神話の「ノアの箱舟」と同じように、堕落した人類を一度消滅させるというもの。
無料SIMカードを配り、そのカードからの信号により全人類の暴力性を解放させるのが狙いでした。
選ばれた者のみが生き残り、新たな世界を作り上げようと考えていたのです。
一方、キングズマンのエージェントになるべく訓練を受けていたエグジー(タロン・エガートン)でしたが、最終試験で不合格になってしまいました。
そして劇中、なんとハリー(コリン・ファース)が殺されてしまいます。
キングスマンのトップであるアーサー(マイケル・ケイン)の裏切りが原因でした。
人員が足りなくなったため、エグジー(タロン・エガートン)は繰り上げ仮合格?します。
そしてハリー(コリン・ファース)のかたきを討つべく、同僚ロキシー(ソフィ・クックソン)と教官マーリン(マーク・ストロング)と共にヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)に立ち向かっていくのです。
エグジーはヴァレンタインの野望を阻止する為に、衛星を止めようと奮闘するのですが、結局はヴァレンタインの生体証明を消さなくてはできない事が判明します。
そして激戦の末、エグジー達はガゼル(ソフィア・ブテラ)を倒し、ついにはヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)も倒します。
そしてヴァレンタインの野望を食い止めたエグジーは、正式なキングスマンとして今日も世界を救うのでした。
THE END
「キングスマン」見所ポイント!
「キックアス」シリーズのマシュー・ヴォーン監督作品。
原作は「シンシティ」のマーク・ミラー。
彼ら二人の手により、ここに新たなスパイ映画の傑作が生まれました。
「ミッション・インポッシブル」や「007」シリーズなど、現代のスパイ映画はシリアスかつリアルなものが主流となりつつあります。
そんな中、今作「キングスマン」は古き良きスパイ映画へのオマージュに満ちたコミカルかつスタイリッシュな愛すべき作品に仕上がっています。
まずジョン・ル・カレ原作の傑作スパイ映画「裏切りのサーカス」からコリン・ファースとマーク・ストロングが出演しているのが嬉しいところ。
英国の名優マイケル・ケインも登場している事により、ここに英国スパイ映画の渋い面々が勢ぞろいしているのが見ていて楽しいです。
加えて「スター・ウォーズ」のルークことマーク・ハミルがゲスト出演している所も見逃せません。
全体的には新人スパイ成長譚なのですが、とにかくポップなアクションシーンの描写が素晴らしく、最後まで楽しめるエンターテインメントになっています。
同じくマシュー・ヴォーン監督の「キックアス」ほどの残虐描写もなく、また主人公エグジーのキャラクターが非常に素直なのも好感が持てます。
悪役であるヴァレンタインも、血を見るのが嫌いで古いスパイ映画が好きというなんだか憎めない側面を持っているのも見逃せません。
眼鏡をかけ、傘を持ち、紳士的なふるまいで敵を倒していくキングスマン。
もちろん事件を解決した後のご褒美は美女というのもお約束。
これは是非ともシリーズ化して欲しいものです。