映画「フューチャーワールド」はジェフリー・ウォールバーグ主演、ジェームズ・フランコ、ブルース・ティエリー・チェン監督の2018年の映画です。
この映画「フューチャーワールド」のネタバレやあらすじ、最後ラストの結末、見どころを紹介します。
荒廃した近未来で悪党とアンドロイドが織り成すSFアクション「フューチャーワールド」をお楽しみください。
「フューチャーワールド」あらすじ
第3次世界大戦後の近未来。
略奪者集団であるレイダースは、廃墟で1体だけ残ったアンドロイド「アッシュ」(スーキー・ウォーターハウス)を発見します。
レイダースを率いるウォーロード(ジェームズ・フランコ)はそのアンドロイドを起動し、自分の所有物としていました。
一方、平和国家のオアシスでは統治者の女王が病に侵されていました。
そこで息子であるプリンス(ジェフリー・ウォールバーク)は女王の病気を治すため、「パラダイス・ビーチ」に向かいます。
そこにある「命の寺」ではどんな病も直せ、永遠の命を与えられると言われています。
薬を手に入れようとプリンスはオアシスを出発しました。
その道中でプリンスは1人の男とともに「パラダイス・ビーチ」への行き方を聞くためラブタウンというお店に入ります。
そこの経営者はある女性が情報を持っていると言います。
そこに出てきたのはアッシュでした。
アッシュはプリンスを誘うふりをし、彼と同行していた男を殺してしまいます。
アンドロイドであるアッシュは持ち主(ウォーロード)の言葉に従い行動していました。
ウォーロードに捕まり、オアシスへの案内をするように強要されてしまいます。
そして・・・
「フューチャーワールド」ネタバレ
翌日オアシスへの向かう彼らですが、アッシュはプリンスに出会ったことで、自分が他とは何か違うことに気づきます。
そしてアッシュは車を奪い、砂漠の中をプリンスとともに逃げます。
アンドロイドであるアッシュが持ち主の命令に逆らったのです。
彼女は自分の意志を持っていました。
逃げた2人は教会に入り休憩します。
彼女は魂や罪の意味をプリンスに聞き、自分も神と話をしたいと言います。
膝をついた彼女ですが、次の瞬間に倒れてしまいました。
翌日、プリンスは動かなくなったアッシュを担ぎながら歩き始めます。
2人は目指していた「パラダイス・ビーチ」に到着しますが、何者かに2人は捕まってしまいました。
そして家の持ち主だと言うドラックロード(ミラ・ジョボビッチ)と出会います。
彼女によるとここはドラック・タウン(別名「命の寺」)だと言います。
母の病を治す薬が欲しいというと、彼女はウィリアムにドラックを強要します。
そして命を懸けて戦うゲームに参加させられてしまいました。
相手の腹に薬があると言い、殺せば薬を手に入れられると言われます。
プリンスは相手を殺し、薬を手に入れますが、代わりにアッシュはドラックロードがもらうと言い出しました。
アッシュも「時間がないから行きなさい」と言い、プリンスは1人で去ってしまいます。
一方アッシュは彼女を修理したレイ(マルガリータ・レヴィエヴァ)と関係を持ちます。
こんな感情今まで持ったことがないと言ったアッシュは初めて「つながり」を感じていました。
2人の関係を発見したドラックロードは、自分のものを奪われたと認識し、レイにハードディスクをリセットしろと言います。
そうすればレイのことも忘れ、自分を愛してくれると思ったからです。
しかしそこへレイダースがやってきてしまいます。
城を奪われたドラックロードは反撃しますが、最後には殺されてしまいます。
「フューチャーワールド」最後のラストの結末は?
レイとアッシュを助けるため戻ったプリンスは連行されます。
ウォーロードによってレイとウィリアムの首を切れと命令されたアッシュ。
しかし、レイの「ダメよ」という声を聞いた次の瞬間、アッシュはレイダースのメンバーの首を切り落としました。
アッシュとプリンス、レイはドラック・タウンからバイクで逃げます。
アッシュが「バイクを止めて」と言うと、彼女はウォーロードを何度も刺し殺しました。
リーダーを失ったレイダースは追ってくるのをやめ、3人はオアシスに向かいます。
到着したプリンスは母親に手に入れた薬を渡し、無事病が治すことができました。
一方アッシュはレイとともに、アッシュと同じように魂をもつアンドロイドを助けに、そして知性や知識よりも大切なもの「希望」を伝えるため旅へと出かけました。
THE END
「フューチャーワールド」見どころ
資源や秩序を失った第3次世界大戦後の世界を描いた作品。
科学が発展し、戦前はアンドロイドが生活の要素になっていたという近未来の定番の前提があります。
大枠としては戦争を生き残った人類が暮らす1つの王国の女王を救うため、その息子(プリンス)が薬を求め旅に出る話でしたが、その中で、1体のアンドロイドの存在がカギとなっていたのが面白かったです。
主人公もギャングのような集団も、ドラックの虜になる集団も、1体の美しいアンドロイドを求め争います。
世界観は完全に「マッドマックス」です。
俳優だけでなく映画監督として活躍するジェームズ・フランコが、自ら監督と出演を手掛け、「バイオハザード」シリーズに出演するミラ・ジョボビッチも出演しています。
個人的にはミラ・ジョボビッチの出演シーンがもっとあってほしかったという願望がありましたが、彼女が狂って笑いながら戦うアクションシーンはかっこよかったです。
かなりキレてるミラ・ジョボビッチは珍しいのでは?
別れのシーンはお涙・・・・とはいかず、あっけないです。
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