「フラガール」のネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

映画「フラガール」ネタバレ あらすじ
ヒューマン

映画「フラガール」は、松雪泰子主演、李相日監督の2006年の日本映画です。

この映画「フラガール」のネタバレ、あらすじやラスト最後の結末と見どころを紹介します。

常磐ハワイアンセンターの誕生を支えた人々の奇跡の実話「フラガール」をお楽しみください。

「フラガール」は日本アカデミー賞5冠受賞の大ヒット感動作です。

 

「フラガール」キャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: 李相日
制作: シネカノン他
製作総指揮: 李鳳宇
音楽: ジェイク・シマブクロ
脚本: 李相日他
撮影:山本英夫

■ 主要キャスト
平山まどか:松雪泰子
吉本紀夫:岸部一徳
谷川紀美子:蒼井優
木村早苗:徳永えり
熊野小百合:山崎静代
佐々木初子:池津祥子
谷川千代:富司純子
谷川洋二朗:豊川悦司
木村清二:高橋克実

 

「フラガール」あらすじ

寂れた福島の炭坑の村では、町おこしの策としてハワイアンレジャー施設を作ろうとしていました。

平山まどか(松雪泰子)はハワイアンダンスの先生として迎え入れられます。

しかし地元は反対ムード・・・

そんな中、ダンサーを募集に応募する谷川紀美子(蒼井優)達。

彼女たちは受け入れられるのか?

メンバーさまざなな葛藤の中で炭鉱の町を蘇らせるべく彼女たちの奮闘がはじまります・・・

 

「フラガール」ネタバレ

炭鉱で栄えている常磐町のほとんどが炭鉱で働いていました。

ですが、石炭から石油へのエネルギー革命により、炭鉱町は危機に陥っていました。

そこで、炭鉱会社の部長・吉本(岸部一徳)は、町興しとして「常盤ハワイアンセンター」を作ることにします。

まず町からハワイアンダンサーを募集し、指導者として本場ハワイでフラダンスを習い受賞した経験もある平山まどか(松雪泰子)をむかえます。

 
早苗(徳永えり)は、ハワイアンダンサー募集のポスターを見かけて、紀美子(蒼井優)を誘いました。

応募者は集まりました。

しかし、フラダンスの見本で流したビデオに映る露出度の高い服を着て腰を振って踊る女性の姿を見て、応募者はみんな帰ってしまいます。

残ったのは、紀美子、早苗、小百合(山崎静代)、初子(池津祥子)だけでした。

 
SKD(松竹歌劇団)で踊っていたまどか(松雪泰子)に、若い男たちは色めき立ちます。

ところが、二日酔いで現れたまどか。

母親の作った借金に追われていたまどかに、素人の娘を教える気持ちはありませんでした。

紀美子たちは落胆しますが、まどかが踊る姿を見てその美しさに魅了されます。

4人は、真剣に学びたいと訴えます。

 
まどかは4人の熱心な説得に押されて、次第に真剣に指導するようになります。

まどかと紀美子たち4人は必死でダンスの練習をします。

必死で練習をする姿を見て、踊りたいと希望する女性が増え、だんだんとメンバーが増えていきます。

 
そんな中、紀美子がダンスを学んでいることが、母親(富司純子)にばれてしまいます。

母親は紀美子に怒り狂い、家を追い出します。

紀美子は家を出て、教室に寝泊まりします。

炭鉱で働く紀美子の兄・洋二朗(豊川悦司)は、母・千代と紀美子の和解をのぞみますが、なかなか実現しません。

 
ある日、まどかの元に、借金取りがやってきます。

そこに洋二郎が入ってきたことで、借金取りは出ていきます。

洋二郎に借金がある事情を知られたことで、まどかはすこし本音を話しますが、優しくされるのが慣れてないまどかは洋二郎を冷たく突き放します。

 
早苗がフラの衣装を妹たちに見せているところに帰ってきた炭鉱の職を失った早苗の父(高橋克実)は、早苗を殴ります。

荒れてしまった家の押入れに閉じこもるさなえの元に、まどかと紀美子がやってきます。

早苗が父に殴られたことを知ったまどかは怒り、銭湯にいる早苗の父を殴りにいきます。

 
結局、職を失った早苗の家族は北海道に引っ越すことになります。

早苗がいなくなるならフラをやめるという紀美子に、本気でやめると言っているなら友達の縁を切ると早苗は伝えました。

 
さなえが北海道に旅立つ日、は現れません。

「今まで生きてきた中でいちばん楽しかった。」と、早苗は先生に感謝を伝えます。

見送りに来てくれていたまどかたちと別れ軽トラの荷台に乗って去っていく早苗を、紀美子が走って追いかけて別れを告げます。

 
いよいよ、本番前日。

紀美子と先生の2人のレッスン中、紀美子は早苗がいなくなり心ここに在らずでした。

そんな紀美子にまどかは「笑え」と言います。

それがプロだと。

それを受け入れられない紀美子は、先生は東京に逃げてきただけだと言い、先生に頬をたたかれてしまいます。

 
家に入ろうとしてなかなか入ることができないいきみ紀美子は、兄・に見つかり一緒に居酒屋へ。

兄・洋ニ朗は、一度決めたことは最後までやり通せ、と紀美子を励まします。

 
ついにバスで全国をまわりフラダンスを披露していく炭鉱娘のハワイアンダンサーたち。

はじめてのステージでうまく踊ることができない炭鉱娘たちは、空回りばかりしてしまいお客さんと喧嘩してしまいます。

うまくできないと落ち込むバスの中で落ち込む炭鉱娘たち。

車中で、言い争いになりそうになります。

そんな姿を見たまどかは、助け合わず、けなし合う炭鉱娘たちに怒り、一度バスを降りてしまいます。

そうしてぶつかり合いながらも、だんだん団結するようになった炭鉱娘たちは、良いダンスを見せられるようになっていきます。

お客さんもだんだん集まるように・・・

 
そんな中、炭鉱で犠牲者が出る落盤事故が起き、公演前の炭鉱娘たちは涙します。

今までは、それでもやり通すのがプロだと言っていたまどかでしたが、炭鉱にきてだんだん変わっていったまどかは、みんなに帰ろうと言います。

しかし、小百合(山崎静代)は踊らせてほしいと頼みます。

父もきっとそう言うから、と・・・

 
リーダーの紀美子がみんなに踊ろうと説得し、ステージに立ちます。

そして炭鉱町に帰ってきたまどかたちでしたが、そんなまどかたちに親の死に目よりダンスの方が大事なのかと攻める炭鉱の男たち。

まどかに東京に帰れと迫ります。

まどかは、山を救うためにがんばってきた炭鉱娘たちを、よく見てあげて欲しいと言い残し、炭鉱町を去ることにしたのでした・・・

 

「フラガール」ラスト最後の結末

早苗(徳永えり)から紀美子(蒼井優)への贈り物をみつけた紀美子の母は、教室に届けにいきます。

そこでは、ダンスの練習をする紀美子がいました。

母が入ってきても紀美子はダンスを続けます。

その姿を見て思い直した母は、ハワイアン事業の成功のために動くようになります。

踊って人さまに喜んでもらえる仕事があっても良い。

そうして、新しい未来が作れるはずだから山を守るために必死な娘たちの夢を潰したくない、と。

 
次の日、東京に帰るために電車に乗っているまどかを止めに、紀美子たちは駅にかけつけます。

そこで、先生に最初に教えてもらったダンスを踊り、思いを伝えたのです。

涙を流し、電車を降りたまどかは東京に帰ることをやめます。

 
ついに常磐ハワイアンセンターがオープンします。

オープン日に集まったみんなに、ステージでフラダンスを披露する娘たち。

最後のダンスの直前、まどかは一緒に踊りたいと心の底から思う。と伝え、円陣を組みます。

会場の盛り上がりは頂点に達します。

 
舞台袖で紀美子の母を見つけたまどかは、出番前の紀美子にそれを伝えます。

いよいよ、紀美子が登場しソロダンスが始まります。

そして、最後にみんなが登場してフィナーレを迎えます。

ショーは、大盛り上がりで幕を閉じました。

完。

 

「フラガール」の見どころ

実話を元にされた映画です。

新しいことをやるときは風当たりがきついものですが、それに負けずに頑張る女性たちに勇気をもらえます。

蒼井優のダンスシーンがかっこよく、圧倒されます!

 
一種の青春スポコン映画でもありますが、情熱を失った先生がダメ生徒を教えるうちに感化されていく流れは、ガッキー主演の「くちびるに歌を」に似たものがありますね。

「くちびるに歌を」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ
映画「くちびるに歌を」は、新垣結衣主演の三木孝浩監督の2015年の日本映画です。この映画「くちびるに歌を」のネタバレ、あらすじや最後ラストの結末、見所について紹介します。情熱を失った女教師と田舎の合唱部の交流を描く「くちびるに歌を」をお楽しみください。原作は2011年発表の中田永一の小説「くちびるに歌を」です。

しっかりと泣ける場面もあり、日本アカデミー賞5冠受賞の大ヒットもうなずけます。

 
しずちゃんと蒼井優が知り合ったきっかけである、フラガール。

豪華キャストそれぞれに個性があり、見どころ沢山な秀作映画です!!

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