「ファイヤーウォール」ネタバレ!あらすじや最後ラストの結末と見どころ!

映画「ファイヤーウォール」ネタバレ あらすじ
ミステリー/サスペンス

映画「ファイヤーウォール」はハリソン・フォード主演、リチャード・ロンクレイン監督の2006年の映画です。

この映画「ファイヤーウォール」のネタバレ、あらすじや最後のラスト結末、見どころについて紹介します。

コンピューターセキュリティーの弱点を描いたサスペンスアクション「ファイヤーウォール」をご堪能ください。

 

「ファイヤーウォール」あらすじ

シアトルのランドロック・パシフィック銀行で幹部を務めるジャック・スタンフィールド(ハリソン・フォード)。

凄腕のエンジニアでもあるジャックは、妻のベス(ヴァージニア・マドセン)と娘のサラ(カーリー・シュローダー)息子のアンディ(ジミー・ベネット)と幸せに暮らしています。

しかし、そんな家族を監視する者が・・・

ある日、アキュウェスト社との合併に携わるジャックは、会議で相手方の意見に納得できず口論になります。

来客がある為会議の途中で席を立ったジャックに、アキュウェスト社は「敵は内部に潜んでいるものだ。」と憎まれ口をたたくのでした。

 
ジャックを訪ねてきた人物はDHD金融のアラン・ヒューズ(エリック・キーン・リーサイド)という男で、ネットギャンブルでジャックが9万5千ドルの借金を作ったと言いそれを返済するよう求めるのです。

しかし、ジャックはギャンブルに興味はなく、身に覚えがないためヒューズを追い返した後に信用調査してみると自分が借金をしたことになっていました。

銀行のネットワークがハッキングされたのではないかと思ったジャックは、同僚のハリー・ロマーノ(ロバート・フォスター)にこの事を相談します。

ハリーは、ゴミから情報を漁ったのだろうと言い、こちらで調査すると約束するのです。

 
この日の夜、ジャックは家族と約束がありましたが、ハリーから起業家のビル・コックス(ポール・ベタニー)という男を紹介すると言われ、家族との約束の時間を少しずらすことに。

ジャックがビルに会っている頃、ベスたちは家で宅配のピザを待っていました。

ピザの到着を知らせる呼び鈴が鳴りドアを開けると、宅配業者を装った男たちが押し入り誘拐されてしまうのです。

はたして・・・

 

「ファイヤーウォール」ネタバレ

ビルはジャックとハリーに一緒に仕事をしようと持ち掛けますが、ジャックは少し考えさせてくれと席を立ちます。

また話す機会を設けることにして解散したジャックたちでしたが、ジャックの車の後部座席にビルが乗り込みサラの目がきれいだと言いながらサラが泣き叫ぶ写真をジャックに見せるのです。

拳銃を突きつけられ、家に帰れと脅されたジャックは仲間に電話するビルに妻と話させろと言いますが、却下されてしまいます。

一方、ビルの仲間たちはジャックの家の中に監視カメラをいくつも取り付け始めジャックの帰りを待つのです。

 
家で家族の無事を確認したジャックは、ビルに何の目的でこんなことをするのかと尋ねます。

ビルはジャックが構築したセキュリティーシステムのファイヤーウォールを掻い潜り、銀行の顧客から1億ドルを奪うよう要求してきたのです。

 
翌朝、ろくに眠れないまま出勤したジャック。

その体には盗聴器や盗撮カメラなどを着けられています。

家には家族が人質になっているため、下手な事ができないジャック。

オフィスについて、監視カメラから見えない位置で秘書のジャネット・ストーン(メアリー・リン・ラスカブ)に家族が人質になっているとメールを打とうとしたジャックでしたが、それも阻止されてしまうのです。

 
ジャックはジャネットの胸ポケットに監視カメラ付きのペンを忍ばせます。

監視しているビルの手下にオフィスから見える窓の外を見せあたかも仕事中かのように取引先と話をしているように見せかけ家に帰ろうとするのです。

しかし、作戦は失敗に終わります。

オフィスには偽名を名乗ったビルが来ていました。

家に帰ったジャックはベスと一緒にビルに呼ばれます。

そこにはジャックを監視していた手下も呼ばれ、きちんと監視できていなかったことを責められ見せしめのようにジャックとベスの目の前でビルに銃殺されてしまうのです。

ジャックは、ビルたちの隙をついて家族を逃がそうとしますが、それも失敗に終わってしまいます。

腹を立てたビルは、アンディがピーナッツアレルギーだと知りながらピーナッツ入りのクッキーを食べさせます。

発作を起こし薬を隠してジャックを脅すのです。

アンディを助けるため、何でもするからとビルに約束して薬を返してもらいアンディは一命を取り留めます。

ジャックは、サラのiPodとFAXのスキャナーを使い銀行内のサーバーにアクセスし金を強奪する手はずを整えそれをビルに伝えることに。

 
翌日ビルを伴って出社したジャック。

ビルは、自分の事を不審がるジャネットをクビにするようジャックに指示します。

理由もなくジャネットをクビにすることが心苦しいジャックでしたが、アンディの事もあり、渋々ジャネットをクビにすると、ジャネットは「あなたは最低だ」と叫び会社を後にするのです。

ビルと管理室に入ったジャックは直接サーバーに侵入し、ビルの要求通り1万人の顧客から1万ドルずつ抜き取りますが、そこへ運悪く役員のアーリン・フォレスター(アラン・アーキン)とアキュウエスト社の幹部ゲイリー・ミッチェル(ロバート・パトリック)が管理室へとやって来ます。

ジャックはその場にビルを残し、アーリンとゲイリーの元へ。

どうにかごまかして二人の元を去りビルと合流して監視室へと向かうのです。

 
監視室では職員の目を盗み監視カメラに映った画像を消去します。

その後、ジャネットに好意を寄せているボビー(マシュー・カリー・ホームズ)へと向かい、なぜジャネットをクビにしたのかと問い詰めるボビーに「君たちは顧客情報を盗もうとしただろう。ジャネットは君を売ったよ。」そう言いボビーのパソコンを調べるふりをして盗んだ金をビルの口座へと送金するのです。

ふと机に目をやると、ボビーの携帯があったため、送金画面をその携帯のカメラでこっそり撮影しておくジャック。

オフィスに戻ったジャックはビルに言われるまま怪しげなソフトをパソコンに取り込みますが、それはビルの手下が作った、システムを崩壊させるファイルでした。

銀行内のサーバーはこのソフトによって遮断され、混乱を招きます。

 
ジャックの様子がおかしいと気づいたゲイリーはジャックのIDを検索してジャックを追跡していました。

ビルが部屋を後にした後、ジャックを訪ねたゲイリーはジャックに何をしているのかと詰め寄りますが、ジャックは家族を守る事に必死で訳を話せずその場から立ち去ります。

駐車場までジャックを追いかけたゲイリーでしたが、ジャックは早く家に帰って家族の安全を確かめるため、ゲイリーを突き飛ばし車を発進させるのです。

 
家に帰ったジャックは、そこに家族がいないのを確認して崩れ落ちます。

そこへ現れたビルの手下リアム(ニコライ・コスター=ワルドー)。

危険を察知したジャックはリアムの隙をついて彼を殴り殺し、家族の居場所を捜すため家から逃走するのです。

その道すがら、ハリーに助けを求めるジャック。

リアムから奪った携帯で電話をかけますが、ハリーは応答しません。

留守番電話に助けて欲しいと吹き込んでハリーの部屋に向かうことに。

 
ハリーの部屋に侵入したジャックは、ハリーの留守電を無意識に再生させます。

そこには自分が吹き込んだ伝言やクリニックからの伝言に紛れてベスからの伝言もありました。

それは、ジャックと別れた、ハリーを愛しているというものでした。

ベスはリアムに脅されてこの伝言を吹きこんでいたのです。

 
ジャックが混乱している所へ帰ってきたハリー。

話し声に驚いたジャックは思わずクローゼットに身を隠します。

ハリーはビルと共に部屋に帰ってきていました。

ビルはハリーに偽の合併話を持ち掛けていたのです。

ハリーはそれを信じ、ジャックとともに独立しビルの会社と合併するつもりでした。

しかし、ビルは元々、金の強奪が目的で、その目的が実行されたらハリーを殺害する計画だったのです。

ハリーたちの会話をのぞき見していたジャックでしたが、その目の前でハリーはビルによって射殺されてしまうのでした。

ビルはベスとハリーが不倫関係にあったよう見せかけ、ハリー殺害の罪をジャックになすり付けようとしていたのです。

 

「ファイヤーウォール」最後ラストの結末は?

ハリーの部屋を出たジャックは、秘書のジャネットを訪ねます。

訳を話して協力を仰ぎ、送金画面を撮影した画像が必要なためボビーの居場所を探してもらうことに。

ジャネットの協力で送金口座の画像を手に入れたジャックは、ビルの口座から2千万ずつ金を抜き取っていきます。

そしてリアムの携帯でビルに電話し、そのことを伝えるのです。

手下に口座を確認させたビルは、本当に金が抜き取られていることを確認し酷く焦ります。

ジャックは家族の無事と引き換えに金を渡すとビルを脅すのでした。

 
翌日銀行で落ち合う交渉したジャックでしたが、ジャネットから銀行に入れないのではと指摘され、どうやってビルと会うか考えていた時、先ほど家族の無事を確認するためベスと話した電話の奥で愛犬が鳴いていたことを思い出します。

ジャックは愛犬の首輪にGPSを装着させていたのです。

GPSを頼りに家族の居場所を追うジャック。

その途中で愛犬を見つけます。

あまりにうるさく吠えるため、手下が車から放り投げたのです。

その近くの建物にベスの車があるのを見つけたジャックは、ジャネットに愛犬を託し警察に連絡するよう頼み自分はビルたちのいるアジトへと向かいます。

 
外から様子を伺っていると、手下に追われながらサラが逃げ出すのが見えました。

ジャックは咄嗟に車に乗り込み、その後を追います。

手下に見つかり銃撃されますが、車で突っ込みその手下を倒し、サラを逃がすのです。

そのままアジトに侵入したジャックはビルと殴り合いながらベスとアンディを逃がします。

そして目の前にあった工具でビルに一撃を加え事なきを得るのです。

家族全員無事にアジトを後にすると、そこには愛犬を抱えたジャネットと、ジャネットが通報した警察がジャックたちを待っているのでした。

THE END

 

「ファイヤーウォール」見どころ

ハラハラが楽しめるアクションサスペンス映画。

2006年の公開当時は斬新だったかもだけど、今ならこんなのできちゃうだろうなぁ。という世界です。

サイバーセキュリティが当り前の現代ですから、わざわざ人質とらなくても突破できそう・・・

だからこそ当時おこりうるサスペンスなんですよね。

同じくコンピューターを題材とした1995年のミステリー「ザ・インターネット」もおすすめです。

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出だしから、主人公家族が監視されていることが分かるため、いつ計画が実施されるのかとハラハラが続く作品でした。

そして雑魚キャラだと思っていたジャネット(メアリー・リン・ラスカブ)が大活躍!

ほんとジャネットごめんなさいです。

ジャネットが影の主役ですね。

 
今作ではスーパーヒーローのハリソン・フォードは見られませんが、ボロボロになりながらも家族を守るために這いずり回るまた違ったハリソン・フォードが見られます。

アクションには期待せず、等身大の父親が奮闘する姿をぜひ応援してください。

緊迫した演技はやはり名優ハリソン・フォードです。

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