映画「教誨師」あらすじ

教誨師とは、実際に存在するボランティア活動で仕事をする人です。
その仕事の内容は、拘置所に拘置されている死刑囚と唯一、面接出来る一般人であり、そういった人々と対話し、講説し、そして、罪を懺悔し、教え導く役割を担います。また、死刑囚の刑の執行にも立ち会ったりもします。
こちらの映画は、主演「大杉漣」で、最後の主演映画かつ、初プロデュース作となっています。
大杉連演じる、この教誨師の「佐伯」は、自身も複雑な生い立ちを持ち、教誨師となります。
色々な罪を犯した色々な人たちと向き合う姿がメインの映画となっています。
見どころは、教誨師の佐伯と様々な死刑囚たちとのやり取りになってきます。
色々な死刑囚たちが登場してきます。中にはヤクザの組長、字の読めない者、女性もいます。
罪名は、殺人等、凶悪犯ばかりです。
そんな人たちの中にも、佐伯とのやり取りの中で、様々な人間模様が見えてきて、面白いものがあります。
中には、面談を重ねる内「それは殺人罪に問われないかもしれない。」と、佐伯が思うような、殺人犯とかとのやり取りもあります。また、映画の中で、裁判のやり直しを促したりするシーンもあります。
殺人罪で拘置所に拘置される人々の様々な人間ドラマを垣間出来ます。
映画を通して観る、殺人罪で拘置されている人々の人間模様は、普段目にすることはないものとなっています。
日常ではあまりみる機会のないシーンがみどころとなっています。
テーマは「人生について考えさせられる映画」です。

映画「教誨師」感想

この映画は、2018年に映画公開されました。主演は2018年に亡くなった「大杉漣」さんです。記念すべき作品となりました。大杉連さんは、徳島県小松島市出身で、私も地元ですので、絶対に観ようと映画館で観ました。映画を観た感想は、大杉さんが演じる、教誨師という役目について、初めて知ることになり、こういう仕事をしている人が実際にいるんだなと感銘を受けました。まず、大杉さん演じる教誨師の、情の厚さにあります。重罪を犯し、死刑判決を受けた人間に対し、真剣に向き合う姿は、その教誨師という役目についての大変さと、その人柄の温情さに感心してしまいました。
また、世の中には、本当に色々な人がいるんだなと改めて思いました。人間の人生は、ほんの少しの事で、道を間違ってしまい、取り返しのつかない事も起こりえるのだなと思いました。それでも罪は罪であり、償うべき代償が「死刑」であるという現実にある人物についても、感慨深いものがありました。